無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園見学会

2015-09-14 08:12:20 | 日々の自然菜園
本日、の予報。


昨日は、自然菜園に切り替えて3年目の田畑の見学会を、自然菜園教室の生徒さん対象にオプションツアーを午前と午後行いました。

カメラの調子が悪く、3枚しか写真がないのですが、「一見は百に如かず」とはよく言ったもので、多くのことを見て感じて学び愛ができたように思います。

残念ながら、私の田畑は、ど田舎にあり、四方田んぼに囲まれているため、農道を占拠してしまいすれ違いができないことや
ほぼ1人で田畑をやっている傍ら、菜園教室や雑誌の連載の取材&執筆などをおこなっているので、見学を受け入れることができません。


そこで、今回のように、年に数回位受け入れる努力をしてみようと、今年お試しで見学会を行ってみました。


私も若い時分、師匠たちの田畑や有機農家さんの田畑に足しげく通って、お手伝いしながら見学させていただきました。

はじめは細かいことまではわかりませんでしたが、それでもいい田畑とそうでない田畑の違いや自分の好みの田畑の状態はわかりました。
理想とする田畑のイメージづくりにとても役立ったと今でも思います。


目を肥やしてから、理想形に向かってイメージをしながら、そのギャップを埋めたり、失敗したのはなぜかと考えて早20年近く経っていました。

お蔭さまで現在は、自分の性格や野菜の個性、そして地域風土に合わせて少しずつ理想に近い形で田畑を営むことができるようになってきております。


今回の見学会は、日頃の感謝と観て感じてほしいことがたくさんあったので、開催しました。



ナスの自家採種している様子を見学してもらっている一枚です。

真黒早生というナスですが、つきあって8年目になります。
樹によって違いますが、1株あたり3~4本のタネ用の採種果がなっています。

ナスが自然に育っている姿を観てもらえてよかったです。
米ぬかを1株一握りほどで上々の育ち加減です。

今年の感じからすると来年からはナスはまったくの無肥料でも良く育つと思えるほどです。
元田んぼを緑肥作物の力で畑にすること1年半。その後野菜を育てて2年目。ようやく本格的な自然菜園になってきた感じです。

人の力ではできない土、野菜や草や土の生き物たちによって耕され、豊かになってきました。


最後にこの畑で、育ったスイカの自家採種をみんなで行いました。
スイカを食べて、タネを採る。

スイカは見た目よりも重く、この大きさで8kg。
自然農法らしい見事な風味でした。

とても楽しい自家採種。
来年も美味しい実がたくさんなってくれたら、みんなでタネ採りを楽しみです。

もうすぐ稲刈り、それまでに、ニンニク・ターサイなどを植えようと思います。


コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする