加筆記事11/1(日)
10/31(土)「自然育苗タネ採りコース」オンライン自然菜園スクールのフォロー
昨日行われたオンラインセミナーで、キャベツの固定種「サクセッション」が夏場苗づくりで失敗したとのことでしたが、
不勉強で、より適した品種を的確にご紹介できなかったので、ここに如何に補足内容をご紹介いたします。
「、サクセッションの件ですが、次回育苗オンラインがないので(次回の予定がある場合は、ご質問の回答が不十分な場合次回に答えるようにしております)、
ブログなどに公開しようと思います。
野口種苗さんのサイトにあるように、
「輸入種時代の秋まきキャベツには、中生(なかて)の「サクセッション」や早生の「アーリースプリング」などさまざまな品種がありましたが、
これらをかけあわせ、日本の気候に合ったものが固定されて、現在の三季まき「中生成功」や、「富士早生」などの春キャベツに進化しました。」
その後F1が生まれます。
とあるように、講座中も軽くお話したように、サクセッションのままでは育ちにくく、改良されてできた品種の方が、日本の四季に合っているようです。
中でも、「中生成功甘藍」輸入キャベツの代表品種中生の「サクセッション」をもとに、高温多湿の日本で栽培しやすいよう宮城の渡辺頴二が改良育成。1932年発表。とのことですので、サクセッションよりも確実に、暑さに強い品種なので、夏蒔き秋どりの品種として、むいていると思います。
また寒さに強い品種として、暖地での越冬キャベツとして野崎中生キャベツや「富士早生」なども寒さに強い品種なので、
ご質問者も私も長野の寒冷地では、お盆過ぎに蒔いて、9月半ば植え、不織布などして12月どりの寒玉キャベツとして育てる、
もしくは、10月半ば植えで越冬させて春キャベツ(不織布で越冬補助)するのも手かと思います。
いずれにせよ、時期に合ったキャベツを見つけること、自家採種できる品種をみつけることが課題ですが、いきなり特定できないので、数年は、2~3種類有力品種を追いかけて各品種の得手不得手を知りながら、自分の畑に合ったキャベツの作型も見つけるといいかなーと思いました。」
現在、ブログのコメント欄では、超農繁期(平日リモート取材、週末菜園教室、その合間で執筆と野良仕事しており)
手いっぱいでブログそのものも更新できておらず申し訳ありません。
Q&Aセミナーはじめオンライン自然菜園スクールでは、Q&Aのお時間があるのでそちらでご質問いただけると、より的確に、その場でお答えできております。
ご理解ご協力よろしくお願いします。
本日、。
秋はオンライン自然菜園セミナーのお知らせ
自然菜園スクール※【お得】コロナ対策で、休講した分の1年間ふりかえりまとめの育苗基本講座
10/31(土)「自然育苗タネ採りコース1年の振り返りスペシャル」
土日月の3日間は、オンライン三昧でした。
土曜日、「自然菜園・根本講座」。
日曜日、「自然菜園見学会」
月曜日、「YouTube用の撮影とオンライン環境整備」
現在、ボランティアスタッフの務台さんを中心に、今年長野校でのコロナ対策として、オンライン自然菜園スクールでいろいろな試みを行ってきました。
緊急事態宣言の当初、正直自然菜園の見学会は、まず中止かと思いました。
全国から、自然菜園を実勢に観て学んでもらうコースでしたから。
ところが、ボランティアスタッフの務台さんの発案により、とりあえずネット回線もあるわけでし、やってみようという話になりまして、試行錯誤しながら、
何回かあったネットトラブルや天候の問題などクリアーにしながら、無事4回の開催が終わりました。感謝です。
まずは、座学を行います。今回の見学会のテーマは、「自給農園のつくり方」です。
座学では、自然菜園ならではの、基本的な菜園プランからお米や大豆、麦、果樹も育つ自然自給農園のつくり方をレクチャーしました。
以下講義内容です。
1.自然菜園とは?
1)風土&作物&人の調和
2)夏畝&冬畝、そして連作畝をコンパニオンプランツと混植で
3)通路も緑化(緑肥mix)年々よくなる生物多様性環境
2.家族と仲間で自給自足
1)10アール(=1反=10畝=1000㎡)で、米、野菜、麦(大豆)で、循環型(家族3~4人分)
2)足りない分は、物々交換
3)家族と仲間で自給自足
3.自給農園のつくり方
土作り3年
1)田んぼ編(元化学肥料農薬使用の田んぼ)
2)野菜編(元化学肥料農薬使用の畑)
3)野菜編(元田んぼを菜園にする)
4)果樹園(元田んぼを果樹園にする)
レクチャーの後は、質疑応答、こちらもオンラインで行いました。
自然菜園ランチ
ナスのタルトタタン
和栗のロールケーキ
本来は、リアル参加者のみの食べれる見学会なので、自然菜園で自給できるものでランチもスイーツも味わっていただきたかったのですが、
今回は最後なので、リアル参加できたメンバーのみでいただきました。
1年間見学会で観てきた、キッチン&シードガーデンの連作畝、夏畝、冬畝の現在の姿を見ていただき
トイレ型ミミズコンポスターも見学していただき、
タマネギ苗や
丹波黒大豆のエダマメの収穫の仕方
採種圃場見学
田んぼの秋起こしとマコモ
苗代の秋起こし
霜が来る前の自然菜園
ハウスの中のブドウとお米、自家採種の乾燥など
幅広く、自然観察していただきました。
私も師匠の田畑の見学会を通じて、師匠と自分の田畑を往復し、師匠から学び、野菜たちから多く教わってきました。
去年の暖冬、大雨、干ばつなど予想だにしない悪天候を乗り越えて、自然菜園6年目~3年目の差は大きく、年々よくなっていくのがよくわかります。
まだまだ改善、改良の余地を残しつつ、年々理想形に近づくように一歩一歩の精進です。
10月は、オンライン自然菜園セミナーが盛り沢山なので、読書の秋、晴耕雨読で是非お立ち寄りください。
今年は、オンライン自然菜園セミナーの可能性を模索するために、もう少しチャレンジしてみようと思っております。
無料動画「自然菜園LifeStyle」もたくさんできてきました。こちらもどうぞ。
10/31(土)「自然育苗タネ採りコース」オンライン自然菜園スクールのフォロー
昨日行われたオンラインセミナーで、キャベツの固定種「サクセッション」が夏場苗づくりで失敗したとのことでしたが、
不勉強で、より適した品種を的確にご紹介できなかったので、ここに如何に補足内容をご紹介いたします。
「、サクセッションの件ですが、次回育苗オンラインがないので(次回の予定がある場合は、ご質問の回答が不十分な場合次回に答えるようにしております)、
ブログなどに公開しようと思います。
野口種苗さんのサイトにあるように、
「輸入種時代の秋まきキャベツには、中生(なかて)の「サクセッション」や早生の「アーリースプリング」などさまざまな品種がありましたが、
これらをかけあわせ、日本の気候に合ったものが固定されて、現在の三季まき「中生成功」や、「富士早生」などの春キャベツに進化しました。」
その後F1が生まれます。
とあるように、講座中も軽くお話したように、サクセッションのままでは育ちにくく、改良されてできた品種の方が、日本の四季に合っているようです。
中でも、「中生成功甘藍」輸入キャベツの代表品種中生の「サクセッション」をもとに、高温多湿の日本で栽培しやすいよう宮城の渡辺頴二が改良育成。1932年発表。とのことですので、サクセッションよりも確実に、暑さに強い品種なので、夏蒔き秋どりの品種として、むいていると思います。
また寒さに強い品種として、暖地での越冬キャベツとして野崎中生キャベツや「富士早生」なども寒さに強い品種なので、
ご質問者も私も長野の寒冷地では、お盆過ぎに蒔いて、9月半ば植え、不織布などして12月どりの寒玉キャベツとして育てる、
もしくは、10月半ば植えで越冬させて春キャベツ(不織布で越冬補助)するのも手かと思います。
いずれにせよ、時期に合ったキャベツを見つけること、自家採種できる品種をみつけることが課題ですが、いきなり特定できないので、数年は、2~3種類有力品種を追いかけて各品種の得手不得手を知りながら、自分の畑に合ったキャベツの作型も見つけるといいかなーと思いました。」
現在、ブログのコメント欄では、超農繁期(平日リモート取材、週末菜園教室、その合間で執筆と野良仕事しており)
手いっぱいでブログそのものも更新できておらず申し訳ありません。
Q&Aセミナーはじめオンライン自然菜園スクールでは、Q&Aのお時間があるのでそちらでご質問いただけると、より的確に、その場でお答えできております。
ご理解ご協力よろしくお願いします。
本日、。
秋はオンライン自然菜園セミナーのお知らせ
自然菜園スクール※【お得】コロナ対策で、休講した分の1年間ふりかえりまとめの育苗基本講座
10/31(土)「自然育苗タネ採りコース1年の振り返りスペシャル」
土日月の3日間は、オンライン三昧でした。
土曜日、「自然菜園・根本講座」。
日曜日、「自然菜園見学会」
月曜日、「YouTube用の撮影とオンライン環境整備」
現在、ボランティアスタッフの務台さんを中心に、今年長野校でのコロナ対策として、オンライン自然菜園スクールでいろいろな試みを行ってきました。
緊急事態宣言の当初、正直自然菜園の見学会は、まず中止かと思いました。
全国から、自然菜園を実勢に観て学んでもらうコースでしたから。
ところが、ボランティアスタッフの務台さんの発案により、とりあえずネット回線もあるわけでし、やってみようという話になりまして、試行錯誤しながら、
何回かあったネットトラブルや天候の問題などクリアーにしながら、無事4回の開催が終わりました。感謝です。
まずは、座学を行います。今回の見学会のテーマは、「自給農園のつくり方」です。
座学では、自然菜園ならではの、基本的な菜園プランからお米や大豆、麦、果樹も育つ自然自給農園のつくり方をレクチャーしました。
以下講義内容です。
1.自然菜園とは?
1)風土&作物&人の調和
2)夏畝&冬畝、そして連作畝をコンパニオンプランツと混植で
3)通路も緑化(緑肥mix)年々よくなる生物多様性環境
2.家族と仲間で自給自足
1)10アール(=1反=10畝=1000㎡)で、米、野菜、麦(大豆)で、循環型(家族3~4人分)
2)足りない分は、物々交換
3)家族と仲間で自給自足
3.自給農園のつくり方
土作り3年
1)田んぼ編(元化学肥料農薬使用の田んぼ)
2)野菜編(元化学肥料農薬使用の畑)
3)野菜編(元田んぼを菜園にする)
4)果樹園(元田んぼを果樹園にする)
レクチャーの後は、質疑応答、こちらもオンラインで行いました。
自然菜園ランチ
ナスのタルトタタン
和栗のロールケーキ
本来は、リアル参加者のみの食べれる見学会なので、自然菜園で自給できるものでランチもスイーツも味わっていただきたかったのですが、
今回は最後なので、リアル参加できたメンバーのみでいただきました。
1年間見学会で観てきた、キッチン&シードガーデンの連作畝、夏畝、冬畝の現在の姿を見ていただき
トイレ型ミミズコンポスターも見学していただき、
タマネギ苗や
丹波黒大豆のエダマメの収穫の仕方
採種圃場見学
田んぼの秋起こしとマコモ
苗代の秋起こし
霜が来る前の自然菜園
ハウスの中のブドウとお米、自家採種の乾燥など
幅広く、自然観察していただきました。
私も師匠の田畑の見学会を通じて、師匠と自分の田畑を往復し、師匠から学び、野菜たちから多く教わってきました。
去年の暖冬、大雨、干ばつなど予想だにしない悪天候を乗り越えて、自然菜園6年目~3年目の差は大きく、年々よくなっていくのがよくわかります。
まだまだ改善、改良の余地を残しつつ、年々理想形に近づくように一歩一歩の精進です。
10月は、オンライン自然菜園セミナーが盛り沢山なので、読書の秋、晴耕雨読で是非お立ち寄りください。
今年は、オンライン自然菜園セミナーの可能性を模索するために、もう少しチャレンジしてみようと思っております。
無料動画「自然菜園LifeStyle」もたくさんできてきました。こちらもどうぞ。