ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

俄かウィスキー(ただし安酒)党員のチープなお勧め!

2019-07-12 09:31:17 | 暮らし

 最近の晩酌ストリーム。まず、ジントニックだろ。次にトニックウィスキー!?ウィスキーをトニックウォーターで割ったやつ。なんだとぉ?そんなの邪道だろ。ウィスキーったら、水割り、あるいはハイボールじゃ、許さんそんな飲み方は。って、俺も最初はそう思ってたわけよ。

 だけど、ものは試し、トニック割りやってみたら、これが思いの外、美味だったのさ。ただし、日本のトニックウォーターはどれも甘ったるいから、プラス炭酸水てのがお勧めだ。あっ、レモンスライスもね。そうそう、ジンフィズだって同じこと、トニックウォーターと炭酸水との両方割りの方が、ずっと爽やかで美味しい。ジンによって、その日の気分によって、すっきりシードルで行くのか、まったりポートワイン系で行くのか、お好みしだい。ささいな選択肢じゃあるが、自分の味を作れるってのは、ちょっぴり贅沢な気分だぜ。

 ジンも種類によって、ジントニック変わるように、トニックウィスキーもウィスキーによって驚くほどのバラエティが生まれる。今、俺の酒棚に並んだ安酒だって、バーボンのジャックダニエルは、偉そうに男の体臭を押し付けてきやがるし、カティーサークだと、さらっと控えめに品の良さですり寄って来る。

 まぁ、この二つが両極で、その間に様々な安酒がそれぞれ、俺だ、こっち向け、って、個性を競い合ている。ストレートで味わう以上にそのウィスキーの持ち味が現れて来るのが不思議だ。こっちもジントニックと同じように、トニックと炭酸の加減はお好みしだい。限りなくハイボールに近づくこともできれば、カクテルに迫ることもできる。その酒、その日の気分に合わせて楽しめるってことだぜ。

 で、このトニックウィスキーが2杯目で、そこら辺までが読書の時間。そうさ、一気に酔いが回ったんじゃ活字が頭の中でアクロバット始めちまうからね、ここらがちょうどよいワルツのようなほろ酔い加減ってことね。で、目がかすみだし、ぼやけ始めたら、年寄りはこれだから!ビデオのお時間、っておいおい、まだ目を酷使するのかよ。こっちのお供はストレート、チェーサー付きってことになる。最近の大当たり安酒は、インドのモン・キャッスルって奴、750ml、900円で、この味!これは絶対おすすめだね。久しぶりにおまけ、まん丸い氷作れる製氷容器、につられて買ったブラックニッカディープブレンドも、へえ、まったり甘口ちょい悪熟女って感じで、うん、好み!と、まぁだらだらと、飲みっぱなしてことだ、呆れるぜ。

 それにしても、なんだったんだ?ウィスキーをトニックで割っちゃならねえって自己規制は。無意識にはまり込んでたってことだな。人間、この種の自己流掟、こだわりて、のはずいぶんあるよな。目玉焼きはぜったい醤油だとかな。でも、その固結びをちょいとほどいてやると、思いがけず、新しい世界が開けるってもんなんだ。ウィスキーについて言えば、ニッカがツィッターアカウントでいろんなウィスキーの飲み方を提案していて、これがけっこうそそるんだぜ。こないだなんて、ミルクかき氷にウィスキー流しかけてたりした。そうだよな、何事も型にはまると詰まらない。ぶち壊せ!突き抜けろ!ってことだな、人生は。

コメント
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