コント大会用の台本3本、書けた。
一本はすでに紹介したおれおれ詐欺防止コント。こちらは、8月のコント大会と10月の防犯協会総会で披露する。残り2本のうち1本は、それに加えて、11月町芸文祭でも上演する。なんせ、菜の花座のコント、芸文祭の呼び物になりつつあるんでね。ただ、今回は若いのが婆さん役っていつものパターンから離れて、すべてジジババで演じることにした。
「免許返納サポーター」。ジイサンに免許書を返納させるために、あの手この手で苦労するって話しだ。家族の説得だけじゃとても無理!だろ。だから、それ専門の仕事人を作り出してみた。専門知識と巧みな話術で年寄りの心を返納に誘う。変化をつけたいから人型AIなんかもご一緒させて膨らみを持たせている。この作品の目玉は、ブレーキ=アクセル踏みかえテスト。咄嗟の事態でも誤りなくアクセルからブレーキに踏みかえられるかを検査する。どうやって?そりゃ見てのお楽しみだろ。もう一つ、それは返納した場合の特典だ。これ、実際、各県の事例を調べてみると、かなりの優遇、ご優待サービスが準備されていて、これなら、返してもいいか、って揺れる年寄りの心にラストワンプッシュを与えいる。驚くほどの大盤振る舞いだ。で、仰天ついでに、もうひと踏ん張りして、お見事返納?!がラストシーン。えっ、その秘策は?そりゃもちろん、見てのお楽しみだ。
もう一本は、時局風刺もの。毎年恒例のやつだ。今年のテーマは言葉の言い換え。ほら、非正規を継続して働いておられない方って言い換えろって政府が命じたろ、あれだよ。就職氷河期世代は人生再設計世代。もう、今の政権は、現実にじっくり目を凝らすことなく、見栄えのいい言葉でカモフラージュすることばかりのインチキ政治だからね。これを一つやり玉に挙げた。おじさん二人と若い娘二人4人組で作る。冒頭、今や流行りの?あの歌の替え歌と踊りで幕開けって辺りが見ものかな。なんだ?流行りって、って聞かれても、答えは同じ、そりゃ見てのお楽しみ。
ちょっと手馴れたものばかり書いたので、斬新さに欠けるなぁ、とは思うが、まっ、今年はこれで勘弁してもらおう。締め切りはしっかり守ったしね。さっ、これで後の仕上げは団員たちにお任せだ。こっちはゆっくり、おっと、11月公演の台本書きがあったっけ。やれやれ、舞台終われば、台本書きの連投だ。球数制限、必要だぜ!