セラピーと薬治療の間で・・・・平成25年6月3日
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Mさんはアートマセラピーを受け始める 1年前から新幹線には乗れませんでした。
気圧の関係とかで、以前、2時間の新幹線の道のりの間、強い発作に
見舞われ、それから 新幹線に乗車することへの恐怖心が
取れなかったそうです。
何年もの間、夜間の発作が続き、横になって眠れない状況が
続いていたので 体力もなかったでしょう。
セラピー開始後3か月後に、やっと、自動車に 喘息発作に備えて
の器具や、吸入装置を積みこんで、ご主人の運転で 何年かぶりの
家族旅行が実現したのでした。
この夏休みは、いよいよ、新幹線で広島まで行くことを決心したそうです。
こんな、エピソードを語ってくれました:
” 今年は主人から、新幹線で行かない?って誘ってくれたんですよ。
今までだったら、’私の体がつらいのに、新幹線なんて! 思いやりが無いのね’
と言って、夫婦ケンカしていたでしょう。
でも 、私も、すっかり、自分に、自信ができて、発作のほとんどなくなり、
主人も、そこを理解してくれているからこそ、新幹線に~と言ってくれた
ことが判っているので、有り難く、新幹線で、旅行に行かせてもらいます。”
昨日のMさん手記続き~
昨日の2度にわたる、入院時の比較図をみてくださると
わかるように、2回目はずいぶん 体に力がついていました。
その時の痰の出かたや 回復力は 驚く程 で、その時まで
心の中にあった 薬への抵抗心にも変化がありました。
それは、薬の中には、治って欲しいと願う人の 心や愛情が
籠っていて、その愛念が 薬として、現れているということに
気付いたのでした、
担当の先生方へも、感謝の気持ちでいっぱいになり、
湧き上がってきた 感謝と愛情の念に 有り難く繋がらせてもらおうと、
今までのような薬への抵抗感もなく、入院中 治療をして頂きました。
周囲と調和し、薬とも調和し、おかげで、回復力の速さは
担当の先生方も信じられない様子でした。
“(はじめの症状を観ていたら、こんなに早い退院は)
あり得ない事だけど…”
と、感想をもらされて、予定より、ずっと早く 6日間ほどで
退院できました。
退院後、須田先生の所へ セラピーを受けるため、伺いました。
先生は、
”アートマセラピーは、自然治癒力を高める目的で行われるので
本来は自然治癒力で回復することが望ましいのですが、今回の
ような、特殊な場合は、まれに、薬と相反して効果が期待できない
場合もあるので、ご了承ください。
医療行為ではないので、あくまで、自己責任のもとで判断
して、納得したら、セラピーを継続してください”
といわれ、
”体と心のバランスの大切さを知ること、
”バランスを急激に壊さない処置の大切さ”
について再確認しました。
そして、
”今後、自己判断で 急激な薬を減らしたりしない”
”平成24年2月に入院し、処置を受けたS病院で体が安定するまでは
定期的にチェックを受けること”
ことの2点の合意をすることでアートマセラピーを 引き続き、受けられること
になりました。
退院後の治療は、病院に行かなければなりませんでした。
自分を受け入れてくれたS病院の担当の医師とは、退院時に一つの
約束があったからです。
それは 重症患者にだけ 国で認められている治療薬を病院の方針で
始める事でした。
私は 今までの沢山の思いが 重なり とても悩みましたが、
様々な不安も、自分の心を常に、実相完全な、アートマに合わせ、
2度目の入院で感じた 薬の中にある愛情と繋がろうと…
新たな治療を決心しました。
この治療では ステロイドを減らすため 他の薬が投与されました。
ステロイドの副作用の怖さは 私は身を持って体験していたから
この薬を ステロイドに代わって受けいれることができたのかもしれません。
医師は、抗体をつくる薬だから、ステロイドとは本質的に異なるとも
話していました。
ステロイドの副作用
私は8年前から ステロイド服用や点滴を繰り返していました。
その間の多量なステロイドの服用、
八年間で何百本ものステロイド点滴による治療、
その他様々な お薬で 一応、命は取り留めていたものの
大変な副作用を経験してきました。
ステロイドでは、
ホルモンのバランスが崩れ、
半年前後も止まらない出血、
それによる酷い貧血で何日も、鉄剤や
ホルモン剤の注射に通ったり、
激しい咳で 弱くなった肋骨骨折(今までに
7本くらい)、
毎日血圧がとても高く、
浮腫も酷い状態で、
頭痛も酷く一時的に半身が痺れ、
倒れる時もありました。
また免疫抑制剤 では飲んだ翌日から
耐えられないほどの胸の痛み、
動悸や吐き気、
全身焼けただれるうな激痛で それに襲われると10日間は
全く動けない日を過ごし 恐怖感にも襲われました。
そして 一般的に必ず使われる、吸入ステロイドを使えば、
喉がただれ、どんなにうがいをしても喉や口の中全体に
カンジタが出来、喘息の悪化や
何年も声があまりでない状況になってしまいました。
こうして、
S病院の治療も始めましたが、回復力は 退院後も目覚ましくて、
血液検査や肺の中の窒素量、ステロイドの量にも表れました。
血液検査では、アレルギーと関係のある、IgEと呼ばれている値に
凄く変化が現れ、元々は 700程の値が 入院当初3000以上まで
急激に上がりその後、退院後位から急激に下がり始め、
現在一年程で300前後まで下がりました。
アートマセラピー受け始めて3か月後 何年ぶりかの 泊りがけ旅行
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