自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

異文化地でのビジネスマンへ

2014年03月07日 | 神秘と神の大地”インドの香り”

 他人を信じれる人が、一番強い・・・2014・3・7

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自然治癒力セラピーというのは 

難しい理屈は必要ない。

日頃 なるべく、ストレスを

溜めずに体の生命活路を開いて、

順気の流れを通して

新陳代謝や免疫システムなどの、

体の自然機能能力を十分”発揮”

させてあげること。

ヨガや瞑想、心身一如の哲学

を紐解き、孤高の時間を

世間から離れてとること

だけがそのすべではない

だろう。

 

日常の生活の何気ない

心構えも、ある意味

自然治癒力発揮のための

大きな要素になっている。 

たとえば、企業戦士たち、責任

ある仕事を 異国の前線で

こなしている方達となると、

想像以上の緊張感やご苦労に 

日々、対処されていることと

察する。

些細な習慣や文化の違いが

誤解を生むことは多いし、

それを日本本社の方達に

理解してもらうのにも、

時間とエネルギーがとられる

だろう。

最近 インドを皮切りに、20年間、

9か国に赴任していた、友人のご主人

(糸木公廣氏)が、ご自分の

海外勤務の体験を一冊の本(*1)

まとめられた。

 

家族ぐるみのお付き合いをして

いただき、インド時代に、幼い

私の息子ともども、一緒に旅行もした。 

ニューデリーでは お隣さん同志

だったので、日本人会の回覧板を

手渡しに、玄関先でご挨拶したのが

最初の出会いだったと記憶している。

20年余も前の話だ。

 数年後、氏はインドを去って、

様々な国へ赴かれていくのだが、

トルコ時代・オランダ時代・韓国時代

と居を変えたご自宅に、3回も海を

渡って伺った。

当時、私は、中近東へ行く途中、

トルコのご自宅に伺い、その

数年後には、エジプトへ行く

途中、アムステルダム経由で

ご自宅に立ち寄らせていただいた。 

 

韓国時代は、長年の、海外

赴任生活にいよいよ、終止符

を打たれることになったと

いうので、帰国寸前の慌ただしい

をお邪魔して優雅な?海外生活

の残り香を 友人である夫人

案内で満喫させていただいた。

 

今回のこの御本の出版はとても

喜ばしいことと感じられた。

その表紙には “人を信じられる人が、

一番強いのです”という帯紙が

ついていた。

何故、このように 断言されたのか

興味深く想い、著書を読ませて

いただいた。

 

ご本人のお話しだと、異質な

ものの受け入れと、対する方達

への真摯で誠実な向き合い方

を大切に、また、自ら異国文化

の楽しさを深く知ることに

よって、新しいグローバルな

企業展開を実現する目的で、

書かれたという。

 

現地従業員とのコミュニケー

ションの円滑化を念頭に

海外勤務を目指す、あるいは、

現在海外勤務をしている、

企業人を対象としていると

いうことだった。 

ところが、拝読してみると 

企業戦士のみならず、我々

一般的 日本人の日常生活

にも十分応用できそうだ。

ストレスを最小限度にとどめる 

人間関係対処法なども

組み込まれている。

 

日本は”ホモジーニアス

(単一民族)国家だから”、

暗黙の裡に、

本音と建て前”を、理解しながら、

コミュニケーション成り立って

いると言語学者や心理学者は

諸説を述べる。

しかし、所詮 十人十色。

同じ日本国の同じ地域に住んで

いても、それぞれ考え方や

価値観が異なっていて当然だ。

むしろ、異なって当然だ~と

思わないから、何かと軋轢も

生まれやすい。

 

さらに、異なって当然だ~と

教育される機会が あまり、

ないから、人間関係にストレス

が生まれやすい。日本は、

いじめや自殺、引きこもりの

子供たち、その割合は世界の

標準と比べても、高いものだ。

社会という集団の中で、人と

他、自分自身の対話すら、

成り立っているようで成り立って

いないことが多い気がする。

 

角度を変えれば、日本人が

日本で生活するのも他国

で生活するのと根本的に

何も変わらないかもしれない。

相互理解不足による問題は

誰にでも経験あることと思う。

 

そこで、この御本の著者で

ある友人の御主人様の、

豊富な海外体験は 多くの

読者にとっても参考になる

と思い、この御本をご紹介

させていただきたいと思った。

ご厚意による許可も頂戴できた。

 

”人を信用できる人が一番強い”。

と、帯には印刷されていた。

この言葉を、少しもじって、

”自分自身を信用できる人が

一番強い”と僭越ながら、私の

指針も、添えさせていただきたい。

企業戦士に当てはまる道筋は、

どこにいてもあてはまる、

大切な生きる姿勢の道筋

でもあると思う

 

 

 

*1)”日本人が海外で

最高の仕事をする方法” 

英治出版、2013・11・25 

(糸木公廣氏について)

1957年東京都生まれ。

1990年ソニー入社。

1993年から20年間にわたり、

9か国に海外赴任。

社長(3か国)、欧州本社

マネジメント歴任。

ベトナム、韓国では

本社より社長賞(優秀業績賞]受賞。

2012年8月ソニー退社後、

現場の観点に基づく

コンサルティング・研修を

主軸にしたシンクグローブ・

コンサルティング設立。

 

 

 

 

 

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