私自身が自分の身に受けた、記憶に残る、
好転反応のお話しです。
そして、生命力と自然治癒の関係を
体験されたお話しです。
****************************************************************************************************
手記―地獄からの生還記 座間市 I.T(71歳) 平成25年1月17日
****************************************************************************************************
団塊の世代が老年をむかえ、美しく老いる
ことの難しさが問題となっている昨今、
71歳、定年後一年を過ぎ、悠々と
年金生活を過ごしていた私は突然
の病魔に襲われ、地獄の3丁目まで
行きました。
ようやく現在、無事に娑婆にもどって
まいりました。
癌の宣告)
桜の花も満開まぢかの今年3月末、
突然告げられた病名はなんと、十二腸
乳頭部癌、自分には癌など、まったく
関係ないものと思っていただけに、
何かの間違いだろう、信じられない、
検査をやり直してくださいといいたい
程でした。
一刻も早く処置をするのには、どうしたらいいのか?
応急処置)
“この病気は抗がん剤も放射線も使えないので、
手術しか手段はありません。”
“其の手術は、十二指腸全摘出、たんのう
全摘出、胃、すい臓の一部を摘出する
大手術(8時間以上)となり、他の大学病院
の支援を受けての手術になります。”
と医師の言葉。
その病院での応急処置に関しては、
“応急処置として、胆管にストロー状の
パイプを挿入して、胆汁は流れるように
しておきました”
ただし、
“しかし、これはいつ詰まるかわからない
ので、早く手術をした方が良い”
との医師の言葉は決定的でした。
これを聞いてあまり突然のことに、ただ
呆然とするばかり。
入院ですっかり体力が落ちているし
以前心筋梗塞もしているし、体力が
持つだろうか?
術後の生活は? やはり手術だけは
避けたい。手術をするにしても、
今後のことを考えて体力をつける
ことが一番大切なこと。
それには、薬を飲んで力をつけるの
ではなく、真の健康な身体に戻すこと。
そうすれば、手術も術後も良い結果
が得られるはずだと思い、娘が以前
お世話になった病院を思い出し、
そこに行ってみることにしました。
食事療法)
其の病院は食養内科で有名で、日本で
唯一食養内科をもつこの病院には、
がん患者が全国から集中して、空ベッド
がなく、1週間ほど待って、なんとか
入院の運びになりました。
2週間ほど入院して食事療法の指導を
受ける一方、妻や家族は私が手術を
受けるべく病院を探していました。
其の間、私は、もしかしたら、手術
をしなくても良い方法がないものか
と矛盾したやりきれない気持ちで
おりました。
家族が東奔西走しながら、心当たり
の病院にあたってはみたものの、
すべての病院で手術しなければ無理だ
といわれました。
漢方薬)
藁をもつかむ気持ちで漢方薬の専門医
を尋ねアドヴァイスを受けました。
そして、食養内科に入院中、ひそかに
高価な漢方薬を飲み続けました。
しかし即効性があるはずもなく、
切迫した日々は続くばかり。
妻は高価な漢方薬が私の体のダメージ
を少なくしてくれるということを信じ、
惜しみなく買い求めては私に飲ませて
くれました。
其の薬で、癌が小さくなったり、
消えてしまったりした人もいると
いう体験談が寄せられ、日本癌学会
にも発表されているとのことで、
治ることを信じて飲み続けました。
食事も現在普及している、たんぱく質
中心の食事から、先祖から受け継がれて
いる日本古来の農耕民族としての
食生活をとりいれ、マクロビオティック
の療法に徹しました。
1)人間は肉食動物の餌を横取りしてはならない。
2)米は大切な栄養を捨てる精米としてとるべきでない
3) 極力、加工食品はとらない。
4)糖分、塩分は極く、少量をとる。
以上4項を守った食事に徹し、妻の協力
で現在も続けています。
しかし、食事療法では恐ろしい癌は簡単
に逃げていくはずもなく、家族が病院
探しをしている最中、癌が体の中で
暴れだし、症状が悪化してまいりました。
症状悪化)
そのため、最初の病院に再入院し、
妻は主治医から電話で呼び出され、
”何をもたもたしているのですか?
家族がさっさと早くしてやらなければ、
だめじゃないですか!”
と一喝されてしまいました。
なんといわれても、患者が拒否している
のに、無理やり手術をするのも道理に
あわず、できることなら、もう死んで
しまいたいと 悔しさの混じった思い
で悲しみの中にしずんでいく自分。
そんな最中でも、家族は来る日も
来る日も適当な病院探しに明け暮れて
いました。
放射線治療)
そんな中、女神の救いの手がさし伸ば
されました。
妻の知人が余命3ヶ月と宣告されたにも
かかわらず、手術を拒否して、最新で
最高の技術を誇る放射線治療を受けて、
職場に復帰されたという朗報を聞きました。
心を動かされた自分に、ご親切に自ら
その病院への手続きをしてくださり、
其の病院にお世話になることになり
ました。
しかし、即、放射線治療にかかるわけ
でなく、内科、外科と検査診断を受け、
結局手術がベストという結論が出て
しまいました。
”放射線を照射しても、筋肉が固く
なってしまうので、その後の手術が
不可能になる。よって即、手術すべし”
というのです。
またもや、絶望のどん底に突き落と
された思いでした。
”それでもかまわない。放射線を
受けよう。すべてをそこにかけよう。
もしだめだったら死期が早まるだけだ
と思い、ハラをくくろう“
と私は決断をしたのでした。
いよいよ放射線治療開始の運びと
なりました。ところがその場におよび、
またもやストップがかかりました。
検査の結果、肝臓、リンパ節に転移の
恐れがあり、転移していれば、広範囲
になりすぎ、放射線は無理といわれた
のです。
私は ”恐れ、疑いとは何か、納得
できるように精密検査してください”
と懇願し、その結果やっと、放射線
治療が可能となったのです。
続く~
クライアントMさんが撮られた神奈川県 塩川の滝
(実際はもっと、青白く光り輝いていたそうです)
続く~
Copyright : NPO Spontaneous Healing Therapy Japan: All Rights Reserved.
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます