自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

母の49日法要~死後の世界の共通性

2018年02月13日 | 健全生活のために”死”の常識を反転

 

希望の持つ、”永~い”意味  2018・2/13

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母の49日法要を先日済ませた。

母が亡くなってから、ほぼ、毎日のように心に浮かんでくること。

それは、~母の魂は今霊界のどのあたりを浮遊して、どのような’意識’

を持っているのだろうか~ということだった。


その人固有の意識は、必ず、あの世にも持ち越されていると

思っている。

母が亡くなる数か月前からよく口にだして気にしていた、

実家の祖母や祖父、叔父叔母たちと再会できたのだろうか?


出迎えに来てくれた亡き父や親類に囲まれて、満たされた、

幸せな気分でいるだろうか?と思いをはせずにはいられなかった。

 

以前ブログでもご紹介した、医学博士ムーア氏や、経済博士

飯田史彦氏などの体験などを読むと、死後の世界というのは、

あの世に行った人の体験にはある程度の共通性があるようだ。

 

天国はともかく、宗教家の言う、地獄は存在しない。 

地獄とは、あくまで、その人の思念や信念、によって、出現する

らしい。 


生前から、自分は、罪深い人間だから、必ず、死んだら地獄に

行くと考え、固くそう信じている人の前には、死後、確かに

地獄の形相が表れ、自らそこで、想像していた通りの苦しみの

煉獄を味わうことになると、それらの著書の中では言う。


又、敬虔なクリスチャンが最後の審判まで人は眠り続ける 

という教義を純粋に信じているならば、その人はあの世でも、

確かに、意識的に覚醒することなく眠った状態だと、他の霊

の報告にもある。

 

前福島大学教授の、飯田氏のとりもった、自殺者の霊が 

死んでから、いろいろ肉体があったときは気づかなかった

ことが、自然とわかってきました。

私は、真っ暗な中にいますが、愛のような温かいものに

今包まれているのを感じます” と話した、その”あたたかさ”

とか”光”、を感じたりそれが視覚化されて、天使や守護神に取り

囲まれている自分を死後、見出す人は結構多いようだ。

 

つまり、この世とあの世と同じ原理があり、自分が

自分の周りの環境を生み出すということには その法則は、

変わりがないようだ。


だから、地獄の苦しみを味わっていても、’愛’とか’

すべてを受け入れてくれる存在’に気がつけば、地獄は

いつの間にか雲散霧消して、優しさに満ちた世界に

憩う事ができるという仕組みだろう。


あるいは自分は死んだら、きっと、こういうヴィジョンが

見れると信じているなら、そのようになる確率は大きい

ということだ。

仏教徒なら、仏様、クリスチャンなら天使やマリア様などとの

邂逅もその原理からすれば当然 あり得ること だろう。

 

以下の言葉(*1)は、母のそうした死後のことを

案じながら、読んでいた時期とても説得力があるような

気がして、生きていることと死んでいることとの違いは

あまりないこと、そして、希望の大切さを感じて励まされた。


ここには、’希望’の持つ意味合い、その大切さ、がわかりやすく

書かれていた。

 

今、この世に生きている自分と、あの世に行って間もない魂が、 

’一体何が起こったのか?’びっくりしてパニックって

いる状況下でも、”生きていることには変わりはない~

と、この本では語る。


確かに、体があることだけが ’生きている’ことではないだろう。

生きているということは、

’自分の意識’を持って 何かを創造して表現している~という

とだと定義すれば、死んだ人も 霊体に代わっただけで、

’意識’をもっている限り、現世で生きている私たちと基本的には

(意識を持っているというところでは)、同じことだろう。


さらに、生きている私たちの意識の中で、’希望’という

役割が大きいように、あの世に行った魂にとっても、それは

変わりがないらしい。


以下 その本からの抜粋。

Hope is the doorway to belief, belief is the doorway to knowing, 

knowing is the doorway to creation, and creation is the doorway to 

experience.

)希望は信念に通じ、信念は知ること(知識)に通じる。

知ることは、創造に通じ創造は体験に通じる。

 

Experience is the doorway to  expression, expression is the doorway

 to becoming, becoming is the activity of all Life and the only function 

of God.

訳)体験することは表現に通じ、表現は生成に通じ、生成は

すべての生命の活動であり神の唯一の働きである。

 

When you hope, you will eventually believe, what you believe,

you will eventually know, what you know, you will eventually create, 

what you create, you will eventually experience, what you experience, 

you will eventually become.

This is the formula for all of life.

訳)希望を持つとき、すでに信念が生まれ、信じる結果、

知ることができるだろう。

知ることの結果は、創造であり、創造の結果は体験を味わい

そうして、何かに成る。

これが、すべての生命の方程式である。

 

Hope plays a wonderful role in ‘death’ and in ‘life’.

訳) 希望は´死’にも’生’にも素晴らしい役割を果たしている

 

月並みに’希望を持ってください’と慣用句のように、使っていた

気がするが、’希望’という切符は死後の世界にも使えるとは、

認識していなかった。


希望を持つ というのは、言い換えれば、自分の理想とする姿

や状況を思い描き、それがいつか必ず、実現すると信じること

かもしれない。

 

長い人生の間、いつか、そうした状況に必ず、近づけるよう

努力を重ねる。

もし、今生が無理でも、必ず、もう一度生まれ変わったら、

きっと、そういう理想の自分になれると、その究極の姿を常に

心に抱き続ける・・・それが、必ず実現するということを

希望として持つ。


そうすると、長い気持ちを持ってあまり、焦らず、良い時も

悪い時もあるとくよくよしないで、楽しく、人生を客観的に、

構えて見ていられそうだ。


遅かれ早かれ、必ず、私たちは死ぬ。 

その時に’死後の世界’に行ったら、どのような状況が出現する

ことを願うか? 

否、その前に、やはり、今生で どんな自分でありたいか? 

と、理想のヴィジョン鮮明に持つことは、有効期限の永い、

希望の切符を得るための、楽しい代価かもしれない。

 

 

 

 

*1)”Home with God  In a Life~ That Never Ends"

by Neale Donald Walsch  Atria books ,New York, 2006

 

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