”私の物”という執着心”私”という自我意識
そして六つの影:
①カーマ=欲望
②クローダ=怒り
③ ローハ=貪欲
④ モーハ=執着
⑤ マーダ=誇り(金銭・学識・位・若さ・美貌
など外側の道に付随する)
⑥ マーツァリャ=嫉妬・羨望
の感情が”本当の”自分に、ベールをかぶせているということに
気が付いて、どのくらい年月がたったのだろう?
自然治癒力の発揮のために、こうしたマイナスの
心の要因を取り除きたいと、どのくらい、苦しくもがいて
いただろう?
今なら、こう思う。
それらを全部無くすことは無理だし意味がないと。
無くすのではなく、それに気がついている自分を意識しながら、
バランスをとっていくことが私にとっては精一杯だ。
皆、多かれ少なかれ、笑っている時も、”心で泣いている”
ものだろう。
こうした小自我意識の感情は、ヒトである以上、持ち合わせて
いるからだ。
でも、笑えば、本当の”変らない自分”が顔を出すことを
知っている。
どの位、その意識した笑顔をキープできるか?
2023年のご来光の光を観ながら、想った。
心をヤジロベエにたとえてみると・・
その中心軸にいるのが、本当の自分(アートマ意識)
左右に伸びる手の左右対称の軸には、錘(おもり)
がぶら下がっている。
一方には、”愛”=笑顔、もう一方は、小自我の
負の感情の錘(おもり)。
二つの重さをうまく保っていれば、このヤジロベエは
倒れない。
負の感情の分だけ、愛を出せばよい。
誰でもご来光を見ると、清々しく
荘厳な、霊妙な感情に包まれる。
笑顔も、そういう理屈ではない効力
が、自分にも人に対しても、あるの
だろう。
日の光にも似ているものがある。
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