自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

ホ・オポノポノの心の家族:赦しあってこそ、癒しが・・・

2015年12月09日 | ハワイの浄化の言葉”ホ・オポノポノ”

 

本当の自分と自分の心の家族 

・・・・・・・・・・・・・・・・・201512・9

 

先回に引き続き、モーナ女史の詩の後半から。

ここでは、前回にご紹介したとき浮上した、

深い意味の言葉 自分の内側で家族 

について的がしぼられる:

 

こころの海 (後半)

・・・・・・・・・・・

ここで一つ、知識として知っていてほしいことがある。

実のところ、‘私’は

三つの自分(セルフ)から成り立っている。

 

ウニヒビリ、 あなたの中のこどもの部分、潜在意識

ウハネ あなたの中の御母さんの部分、表面意識

アウマクア、あなたの中のお父さんの部分、

あなたの中に眠るスピリチュアルな場所


ウニヒビリは、あなたが一番初めに命を与えらえた

その瞬間から今までに起きた、あらゆる出来事、

体験した感情をすべて記憶している。


星の数より膨大な量の情報を抱えたウニヒビリは 

それを毎瞬再生している。


あなたの感情、体の痛み、目の前で起きる出来事の

一つ一つさえも、このウニヒビリが再生している記憶。


でもね、本来のウニヒビリが持つ特別な才能とは、

マナ(命の源)のエネルギーを溜めておくことなんだ。

 

ウハネは あなたが意識として知覚している部分。

本来ウニヒビリに、常に愛情と関心を与え、安心、

安全を提供し、その中でウニヒビリに道を教えてあげたり、

サポートする役目がある。


ところが 普段のあなたは、ウニヒビリの絶望や痛みを

無視しがち。


それを続けていくと、あなたの内なる家族の中で問題が起き、

傷みに耐えられなくなったウニヒビリは 次に母である

ウハネを無視するようになり、自分の痛みに気付いてもらえるよう、

何度も同じ記憶を再生するようになる


ほとんどの場合、病気や人間関係などの問題を通して体験している。

アウマクアは自分の中の父親の部分。

唯一 大いなる自然と直接つながることができる、

スピリチュアルな場所。


愛と思いやりにあふれ、子供であるウニヒビリを守ろうとする。

アウマクアがウニヒビリやウに対してこれだけ無条件に愛

を与えるのはかつて自分がウニヒビリやウハネであった経験が

あるから。

家族それぞれの選択を無条件で尊重し、変わらぬ愛でいつも

見守っている。

 

あなたが、もし、平和を求めるのなら

貴方の内側の家族、三つの自分(セルフ)がつながっている

ことが大切だ。


三つで一つ。


そのときあなたは元のように、完璧に満たされ、大いなる自然

と一つになるよ


前にも言ったけれど、愛、バランス、平和はそこにこそあるんだ。

 

あなたがそうでないとき、

つまり、あなたが本当の自分を見失っている時、

ストレス、不調和、病気、心の痛み、失敗、自責を体験する


家族が一つになって

自分の内側の母と子と父が愛を与え合うとき、

あなたは大いなる自然に抱かれる‘わたし’になる


本当の自分を取り戻すんだ。


平和 あなたでないものなんて、この世にはない

自由になってよいのだよ

 

ここでモーナ女史は自分の内側の家族と対話する:

 

‘わたし’の対話

・・・・・・・・・・・・・

ウニヒビリ(注:潜在意識)、そこにいますか?

私はウハネ(注:現在意識、心の家族では‘母’)


あなたのことをずっと無視してきました

何憶年の長い間、あなたを独りぼっちにしてきて本当にごめんね。

ウハネは今まであなたの声に気がつかなかった。

あなたの声を無視してきた


‘ねえ、こっちを向いて、聞いてちょうだい’というあなたの声を。

 

私はウニヒビリ(潜在意識で心の家族では‘子供’)

ここにずっといたんだよ


御母さんが、私のことなんて気にもとめず、いろいろな期待や欲求、

執着をいだいて私に押し付けてきても、それを受け止め、積み重ね

ながら、ずっとここにいた。

 

私はウハネ(注:超越意識、心の家族では‘父親’)

あなたの存在を今はもう知っているよ

あなたがかけがえのない存在だということにやっと気づいたよ。


なんで大切なのか、その理由は数えられない。

‘私がわたし’でいられるのは ウニヒビリのおかげだよ。

ウニヒビリがいるから‘私’なんだ。

 

だったら、何故、ウニヒビリのことを今までずっと無視してきたの?

何故、もっと早く声をかけてきてくれなかったの?

 

“この家族のことを私は誇りに思う。

ウハネ、ウニヒビリ、アウマクアが一つになろうとしている。

三つが手を取り合おうとするこの家族には愛がある

とうとう三つで一つになったとき、大いなる自然が

すべての中に顕れる。“

 

この詩の後半はまだ続く。


ここまで読んでもピンとこない方は多いかもしれない。

私もこの詩を初めて読んでなかなかストンと落ちなかった。

超越意識こそ、本来の自分、純粋なる聖なる資質をつながる

ということは知っていたが、潜在意識、ここでは、

ウニヒビリの辛さとか、それを‘愛する’ということに

抵抗すら感じた。むしろ抗う気持ちのほうが強かった。


所詮、肉体に所属する、つまり生きることに必要な本能と、

五感感覚機能に惑わされながら、判断、決断していた過去

の自分の心の想念が詰まった(潜在意識)とは決別すべきだと

思っていたのかもしれない。


よく、自分を許す という言葉を聞く。

他者を愛するのに、自分を許せなければ、愛せないということも聞く。

それは、自分を愛せなければ他者を愛せないということにつながる。

もっともだと思う。 が、真実、自分は自分を許して愛して

いないのではないか・・・


このモーナ女史の詩を何度も読むうち、そう感じ始めた。


赦すというよりは、この過去の恥ずかしい記憶や汚点を

洗い流していく、そういう作業をしようと思うのは、心の家族の母、

つまり、現在意識の部分であるということにも改めて

認識したのも、この数年のことだ。


さて、そうした認識はどのような変化をもたらすのだろう?

次回に続く・・・・

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本当の自分と自然治癒力   | トップ | あるセラピストと心の浄化の効果 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ハワイの浄化の言葉”ホ・オポノポノ”」カテゴリの最新記事