自然治癒力との関係 2018・8/09
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前書き)
”ウニヒピリとの対話”について、詳しく書いていると、
ある特定の精神的集団(教団?)の後押しをして
いると勘違いする方たちがいるかもしれません。
今後もこのタイトルで、数回続く予定ですが、
それは、自己セラピーのエッセンスをご紹介したい
という気持ちからでもあります。
自己セラピーというのは、自分自身の本質を引き出す
ために、自分が自分に施すセラピー、誰の力に頼るの
ではなく、誰の言葉に翻弄されるのでもなく・・・
‘過去のカルマにとらわれない、本来の自己の本領を発揮
して、満たされた心持で、フレッシュに今を生きよう’と
いう積極的であり、静謐的な自分、自分が一番居心地が
良い心持を知り、もっとも落ち着いた自分を取り戻す
セラピーのことです。
そして、そういう’もっとも落ち着いて自分らしい自分’で
存在するることが、実は内在する自然治癒力を,自然発動
させるジェネレーター(発動機)の役目をするといえます。
だとしたら、どんな方法にせよ、自己セラピーとして、
これから紹介する方法は,そのためのエッセンスが
含まれているということで、ご紹介する価値があると
判断するわけです。
そのヒントを、今、続けて書いている、“ウニヒピリとの対話”
の中で見つけていただければ幸いです。
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ヒューレン博士の主張を数回にわたって、ご紹介している。
自然治癒力の本源を私は、博士の本を読んでいて、
インスピレーションゲームのように、次々に想念が
展開していく中で、心にストンと落ちていく。
それは以下のように。
①ウニヒピリとの会話で得るものは、体と心のバランス
= ②特に、心のケアー=ケアーされて、ストレスを
ためない
③ストレスって? どこから来ているか?
=④過去の自分自身の生きざまの中でクリアーしないで、
残っている膨大な記憶(カルマ的エネルギー)から
=⓹だから、これらを清算する
=⑥そのたまった、記憶から 今の感情(怒り。悲しみ。
喜び・不満・不安)が出現している
=⓻感情?
それは、ウニヒピリというインナーチャイルド的存在
の意識の領分
=⑧その意識の領分に、”今の私”の意識が、目を向け、
常に心を配ることでクリーニングする
=⑨それがウニヒピリのケアー
=⑩それによって、超越意識という聖なる宇宙意識
と連結している意識(超越意識)からの、満たされた情報、
が現在意識に届けられる
=⑪その超越意識の世界は、ストレスとは無縁の世界
(聖なる宇宙意識の光、明るい曇りなき心境)に、
今、生きることができるから。
=⑫ その意識のまま、今を生きることができたら、
そしたら、自分の体がそれに呼応して、自然治癒力を十分
発揮するから、健康体が維持できる
= ⑬ いいかえれば、生命力が体の隅々に浸透した、
エネルギイッシュな身体が(本来の人間の体)となる。
といった具合に、私の頭の中のインスピレーションゲームが
進行する。
***以下、博士の言葉を引用。
(桃色線部分)
① まず、自分自身のケア。
次に考えるべき存在は、家族です。
そのほかの人はその後、考えてください。(106)
自分自身のケアができない人が、どのように、他者をケアーが
できるか?
’自分のケア’という意味がわからず、他者のケアをできるのか?
このことは、私自身、母の介護で痛いほど勉強したつもりだ。
自分が倒れてしまっては、どのように母の介護が継続
できるのか?
それは肉体的の問題だけではなく、精神的に自分が明るく
毎日を過ごせることなくして、母のメンタルをどのように、
明るくキープできるのか?ということ。
自分がまず、健康になる、明るくなる、そのために、自分自身を
まず最初にケアーする。
~ 利己的に聞こえるかもしれないが、”安定した自分”という、
確固たる大黒柱なくして、”人生の家”を設計することは、
柱のない家を建てるに等しい。
博士はここで、自分自身の潜在意識(ウニヒビリ)との
関係を愛情関係をもって保てなければ、他者に対しても
癒しを与えることはできないと言う。
ウニヒピリこそ、潜在意識に溜まった、記憶の消去に
携わることができる当事者だから。
そうして、記憶が消去されるにつれ、自分自身の”超越意識、
潜在意識、現在意識”の関係性を理解して、バランスを
保っていくことが自然にできるようになる。
それが、”自分を慈しむ”という意味であり、自分が
変わると同時に、身近な家族も、自然と、自分の周りで、
よりよく変化していくことがわかるに違いない。
仏教でいうところの、唯心諸元(ゆいしんしょげん)、
つまり、自分の心が変われば、諸々(もろもろ)
の現象が、すべて変わるという教えに通じる。
自然治癒力を考えたとき、これと似たようなことが
言えると思う。
自然治癒力は、天が、私たちに生まれながらにして与えた、
大いなる癒しの力である。
この力がしぼんで発揮できないとしたら、現在意識が、
’私は体が弱いから” とか、”もう、年だから” とか
”こういう症状が出ているのは医学書にこう書いてあるから、
~という病に、違いない” と自分で断定するか、
”この症状は次にこういう症状につながり、大事に至る
可能性があるに違いない” などなどの、外部からの
情報に右往左往しながら、自然治癒力の発動に、’待った’を
かけてしまうからだ。
私たちは、二つの船底に、左右の両足をかけることは
できない。
心も同様で、外の情報につながり、流されるか、
自分の内なる情報に耳を研ぎ澄ませて、従うか
のどちらかしかない。
ホ・オポノポノ風に、そのことを置き換えれば、
”自分の内なるインスピレーションを信じるか?”
それとも、
”過去からの記憶に流されるか?”のどちらしかないという
ことになる。
② あなたの潜在意識を問題としてとらえるのでは
なく、人生最大のパートナーだと考えてみて欲しい。
(104)
二人三脚のようなものか?
今、心に湧くいろいろな想いや感情は、潜在意識が
投げかけている、過去の情報(記憶)によるものだと、
理解すれば、まず、その記憶をクリーン化すればよい。
つまり、母親が、幼い子供が駄々をこねたときに、そっと、
抱き上げ、背中をたたき、抱きしめてあげて、
落ち着かせてあげるように、その感情を受け入れ、
”ありがとう、こんな気持ちになるのは、過去の何
かの記憶のせいね。
見せてくれてありがとう。浄化させてもらいます。”
と潜在意識に語り掛ける。
まさに、ウニヒピリと今の自分の意識とは、パートナーの
ような関係かもしれない。
互いによくなるためには互いにいたわり、理解し
あわなければならない。
③ 心と体はつながっています。
病気は記憶にすぎないのです。(105)
健康上に潜在意識のメモリーが表れたとき、病気
として映る~という、
ヒューレン博士の言葉。
この観方は、自然治癒力セラピー協会の観方と重なる。
自分自身が半生に体験してきた、アトピー性湿疹や
うつ病、心臓弁膜症や腎臓病、白血病にきわめて
近い癌や、もろもろの身心の不調和の裏には、冷静に
見透かしてみると、当時の精神的背景として、ドロドロしい
情念や怒り、嫉妬や憤怒などが渦巻いていたのを知る。
④ ウニヒビリ(潜在意識)はあなたに早く、
クリーニングして楽になってほしいので、
問題となっている記憶をどんどんあなたに見せてくれて
います。(108)
どんどん見せてくれる~と博士は言う。
”そんなに問題はない”とおっしゃる方もいるだろう。
今が楽しくて幸せな気分で高揚している人もいるに
違いない。
ところが、まさに、その幸せで高揚している気分すら、
クリーニングする必要があると博士は、いう。
その理由としては、それをクリーニングすることで、
愛が憎しみに代わったり、喜びが悲しみに代わったり、
嬉しさが嫉妬に代わったりという、二元性ある感情の
持つ落とし穴にはまらないように~できるからだ。
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