”自分が変われば、すべてが変わる”の、モ―ナ女史風の理由づけ
*********************************************2018。6.25
これまで私の精神的探訪の中には、潜在意識を見つめなおすとか、
感情や感覚(今、この瞬間の)に自覚を持つとかいう、コンセプト
はなかった。
むしろ、超越意識にスポットライトを当てて、現在意識(顕在意識)
をそこに重ねていくとの方が、ディヴィニティ(神聖なる資質)に
つながることだと思っていた。
ところが、ウニヒピリという潜在意識の存在にどう対応するか
が、他者に対して、家族に対して、現在の自分が反応している態度と
同じだという意見を聞いた時、戸惑った。
1人で生きているわけではない。
他者や家族との輪の中で生かされている~とわかっていながら、
現実には、他者を生かしていたのだろうか?
ウニヒピリを無視していたということは、ある意味、家族を
無視していたということにつながるのだろうか?
自問自答した。
もしかしたら、悟り~という目的で、自分自身の中心への焦点
に集中するあまり、周りへの配慮とか理解しようという気持ち
を含め、視野が狭まっていたのではないのか?と省みた。
そこで、さらに、数冊の本を取り寄せて、ウニヒピリの存在と
自分の関係について、考えてみた。
皆様の中で、すでに、このあたりのお話は個人的に勉強されたり、
実行されたり、詳しい方たちがおられると思う一方で、このブログ
を読みながら、’一体、何のこと?’と思うかたもいらっしゃるのでは
ないかと思う。
そこで、今日は、直接、ヒューレン博士たちの語る、’もう一人の自分’、
ウニヒピリ、についての言葉を掲げさせていただき、私の無為な
説明を抜いて、皆様に直接、ウニヒピリという存在を感じて
いただければ幸いだ。
****
”ウニヒピリ(潜在意識)は私たちがこれまでに経験して
きたあらゆることに関する情報を持っています。
情報、すなわち、それは記憶です。
あなた自身が体験した数十年という間の記憶だけではありません。
宇宙の誕生から現在まで、すべての生命体、すべての鉱物
などが体験した記憶、です。
あなたの身の回りで起きること、問題も含めて、それはすべて、
ウニヒピリの持つ記憶が原因で起きています。
だから、その問題の原因となっている記憶を消去すれば、
問題は解決できると考えています。
なぜなら、この記憶は、誰のウニヒピリにも共通している記憶、
(情報)ですから、もし、目の前の人に起きている問題
であっても、あなたがあなたのウニヒピリと交流し、記憶を
消去することで、他人の問題も解決できるというユニークな点
を持ってるからです。
例えば、あなたが、誰かに対して恨みを持っているとします。
あなたはそこで、恨みという感情を経験しています。
それはウニヒピリが保管しているメモリーバンクのなかにある、
’過去に何かを恨んだ体験’という記憶が再生されたからなのです。
ですから、あなた自身、そのものが何かを恨んでいるわけでは
ありません。
ウニヒピリが経験したことを、あなたが感じただけなのです。
ウニヒピリそのものが、怒り、恨んでいるわけでもありません。
ウニヒピリの中で怒り、恨みの記憶が再生された結果、
あなたが怒りや恨みを体験していだけなのです。
恨み以外にも、怒り、悲しみ、孤独、あきらめ、喜び、楽しさなど、
あらゆる感情を抱く理由は、ウニヒピリの中でそれらの
記憶が再生されているからなのです。
****以上引用部分
ヒューレン博士は、記憶とか情報という言葉の代わりに、東洋風に
カルマという言葉に置き換えても可能だと、他のところで、
書いていた。
ウニヒピリの情報というのは、昔、自分が体験して感じた
感情や感覚などが、今、また、似たような状況下で再生される
という意味であるし、昔の清算されていない”豪”カルマの感情だ。
だから、博士自身、常に、水蒸気のように湧き上がっている、
今の心の中の感情をクリーン、浄化しているという。確かに、
不安や嬉しさ、イライラ感や幸せ感、などの通常の感情の他にも、
欲望に関する情感などが心の中で、今、感じられている
だろう。
普段私たちは、これらを、制御しながら、日常生活を送っている。
”ウニヒピリだけは、あなたが何を
感じているのか、ありのままのあなたを知っている”
ということになる。
その感情たちを、常に、クリーンする。
ホ・オポノポノの、4つの言葉、
ありがとう、ごめんなさい、愛しています、赦してください~
を心の中で反芻(はんすう)するというシンプルな手段で
”クリーン化”が進められるという。
それをしない限り、こうなるよ・・
とヒューレン博士は言葉を続ける。
****
”あなたが自分からウニヒピリに働きかけてクリーニングして記憶
を消去してもらわない限り、問題はいつまでも再生され続けます。
ウニヒピリはというと、あふれそうなほどの記憶で、常にパンパン
になり、身動きが取れない状態です。
あなたが意識していようと、いまいと、あなた自身の中にウニヒピリ
がいます。”
”今ここで、体験したり、感じたりしていることは、問題や苦悩なんか
じゃない。
ただ、あなたが保管してきた記憶が再生されているだけだよ。
そしてその記憶は手放せるんだよ~とウニヒピリに話しかけてみて
ください。
焦らなくてもよいのです。”
****以上引用部分
モ―ナ女史は言う、
”人は過去の情報か、神聖から来るインスピレーションか、
どちらかに従って生きるほかない”
と。
自然治癒力セラピー協会で、ヒューレン博士の持論をご紹介
するのは、共感するところが大であり、目指している山の頂上が
一つであるという実感があるからだ。
私たち流に翻訳理解させていただくのならば、次のように
なるかもしれない。
ウニヒピリ~(潜在意識)の抱えた膨大なメモリー~カルマ~を、
クリーン~(浄化)させる。
すると、自分の本質と繋がることで、感情的、欲情的に心が揺れ動いて
いる不安定な状況、それがもとで引き起こされる現状問題から
逸脱できて、インスピレーション~(アートマの声)、本来の私~
(無限供給、大調和、光明の中にいる自分)を自覚する。
その状態こそ、ヒューレン博士が必ず、ご自身の手紙の最後に
サインの前に添る、”peace of I” だと思う。
つまり、”私の中の平安” を得ることが、ウニヒピリとともにクリーン
作業を続けて得られる”すべての問題の解決策”ということでもあろう。
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