局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

マッスルミュージカルは確かにお祭りだった

2007-08-22 10:25:15 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨夜は友人に誘われてマッスルミュージカルを観てきた。



はっきり言ってそう興味もなくて、ご招待だから行く気になったんだけど嬉しい想定外でとても楽しめた。

演出が上手! 日本のまつりをテーマに衣装や舞台装置に和のテイストがちりばめられ、夏の縁日の懐かしい光景が切り取られて、ダンスやシンクロその他のパフォーマンスに昇華されている。

若い子たちの鍛え上げられた肉体の綺麗さ。女の子の綺麗な筋肉のついたしまった足や男の子の割れた腹筋。若いっていいわねえと思った。(そういう感慨を持ちそうな中高年ファンがたくさん入っていた 笑 子連れより目だった)

最初の プログラムのまつりうた これはTVで見るヨサコイソーランを思い出したんだけど、上半身ピラピラ着物風で女の子は片肌脱ぎ、白い晒し風のブラとショートパンツに地下足袋 男の子の色とりどりの髪。かすかに漂うヤンキーテイストがまた素敵。こういうテイストは個人的には普段忌み嫌うものなんですがなぜか好ましかった。

跳び箱は リーダーの知幸っていう子が 2m86cmを飛んだ↓



いとも軽々と。この舞台の使い方が 奥から助走して客席に向かって飛ぶんだけど、それも迫力だった。普通は横に使うと思うけど発想の勝利ね。

その他 舞台の横の水深5mくらいの水槽でのシンクロ 女の子二人が金魚になって網ですくわれそうになるとか、すごいアイディアですね。シンクロ歌舞伎もよかったけど。だいたいシンクロをプールの横から見るっていうのも初めてだったし。

似てるジャンルでは中国の雑技団も見たことあるけど、確かにあの身体能力の限りを尽くすって言うのもすごいけど、あの曲芸を見てハラハラ感を味わうっていうのとまたテイストが違ったなあ。雑技団の方はあまりにもこれでもかこれでもかってしつこさを感じて途中で「もういいよ」 と言いたくなる事もあるのだけど、こっちの舞台は 底に「楽しさの追求」のようなテイストがあるのよね。

こっちの方が趣味 

一緒に行った友人はいつも舞台に誘ってくれる声楽家の同窓生。彼女の友達のお嬢さんがジェンヌって言う人にも紹介されてその後食事をご一緒した。
二人とも 歌舞伎からオペラ 宝塚 ジャニーズまで見尽くしてる目利き。彼女たちも演出の上手さと出演者たちのパフォーマンスをとても褒めていた。

まだまだ知らないもので楽しいものってたくさんあるのね~ と思った。食わず嫌いは改めなくてはね。
コメント (2)
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