局の道楽日記

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生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

今日は事件がなかったのですね

2008-04-13 23:22:53 | 様々な思い
これがニュースになるくらいだから・・・・

<入学式>入学金未納の2人、出席させず 千葉県立高

 千葉県八千代市の県立八千代西高校(大迫太校長、339人)が、入学金未納の新入生2人を入学式に出席させなかったことが12日分かった。大迫校長は「授業料滞納が目立ち、未納は負担の先送りと思った」と話すが、県の公立高校教職員組合は「非教育的対応」と批判している。

 県教委と同高によると、新入生159人に、入学金、教材費など9万円を8日の入学式に持参するよう求めていた。男女各1人が「お金が用意できない」などと持参せず、式直前、校長がそれぞれの担任に別室での待機を指示した。2人は約40分の式の間、教室と会議室で待機した。

 男子生徒は式前に学校の指示で母親に「入学金を払わないと式に出られない」と電話で事情を説明。母親は「後で払う」と答えたが、学校側は「滞納の可能性がある」として出席させなかった。母親は午前11時ごろ、9万円を持参して学校を訪れたが、式は終わっていた。その後、生徒は校長室で氏名を読み上げられ、「入学を許可する」と伝えられた。

 女子生徒の母親は午後5時ごろ、2万円を学校に持参し、同様に入学を許可された。

 大迫校長は「入学式当日に必要なお金は3月の説明会で伝えている。経済的問題があれば相談するよう話した。苦渋の決断だったが、当然の判断だと思っている」と説明。県教委指導課の田山正人・主任指導主事は「保護者と生徒にはつらい思いをさせてしまった。事前に入学金についての十分な説明をしており、学校としてはやむを得ない判断だったと思う」と話している。

 教育評論家の尾木直樹・法政大教授(臨床教育学)は「極めて機械的、官僚的対応。学校側は2人だけではなく、生徒、保護者に謝罪すべきだ」と話している。【神足俊輔】


↑これは夕方のNHKニュースでもやっていた。

一言で言えば 高校の対応って きわめて 「あったりまえじゃん」ですむことだと思いますが。

入学式以前に 期限に金払わなきゃ入学取り消しって言うのが普通だと思ってましたが県立高校って優しいのね~ とも思った。
校長先生は毅然としてたから安心しましたけどね。

法政大学って入学金その他を期限に振り込まなくても入学させるのかしらん?
ここで教授をなさってらっしゃる教育評論家の先生に どれを持って 機械的 官僚的というのか、言葉の解釈の意味を聞いてみたいと思います。

こういう親のだらしなさや他人がどうにかしてくれるだろっていう甘えを許してたら世の中もっとめちゃくちゃになりますよ。

二人の子どもにとっても長い目で見れば お金の納付 借金返済の期限などの厳しさが身にしみて、かえって人生の大事な勉強になるんじゃないだろうか。

ちなみに私は家の子どもたちに 中学のころ 宮部みゆきの「火車」と なにわ金融道を読ませました。私自身は借金も嫌いだし(ローンはあるが)税金も滞納せずにせっせと払ってるし、子どもの学校の授業料や塾代も たっかいなあと思いながらも期限に遅れたこともない。だから子どもたちは却って 借金の怖さ 返済で守るべきルールってものを目の当たりにしたことがないと思い、こういう世界もあるってことを教えたかったからだ。

まあ 現実の世界では子供達にそういった苦労をさせたくないですね。





コメント (4)
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