昨日は息子が幼稚園の時のママ友のご主人の 7回忌だった。ちょうど6年前桜の季節に逝ってしまった。
その友人は私の勤めている会社で事務をしている。彼女が未亡人になった翌年の8月に私はそこに入ったのだから 私ももうあそこに5年いることになるのね。
昨日、彼女に 「今日お線香あげに行っていい?」って聞いたら
「来て、来て~ 一人だから~」 と言う返事。
七回忌は ダンナのお姉さんからゴリ押しされて二月にやってしまったのは聞いていたが、本来の命日に誰もお参りしないのも悲しいじゃないか・・・
「Mちゃんも帰ってこないの?」
「うん 七回忌は来たけどね。今日はメールも来ないわ 忘れてはないだろうけどね」
彼女の娘は 短大在学中からバイト先で知り合った10歳上の相手と同棲中で実家には寄り付かなくなってしまった。
「Yはバイトで帰りは12時過ぎよ」
息子も帰りが遅いって聞いて ダンナの命日に仕事で消耗して一人誰もいないアパートに帰る彼女の事を考えたらたまらなくなってしまった。
「じゃ OOちゃん 今日は飲もうよ。私なにかおつまみも持ってくよ。」
一足早く帰って 買い物して 手早くできるものをタッパにつめた。
鰻寿司 ナスのピリ辛 若竹煮 ソラマメの甘酢あえ ビールと日本酒と
近所の花屋さんで 「気分の明るくなる花」と言って 仏花っぽくない可愛い花束を作ってもらった。
今日は早く終わったって言う彼女からのメール(それでも7時半)を見て 帰ってくるころを見計らって彼女の家に向かった。
「あっ 鰻寿司ね! パパ好きだったんだよね~ 局ちゃんの家でご馳走になってお気に入りだったもんね」
「うん お宅のダンナって 私が料理するのが信じられないっていつも言ってたよね(笑)」
「なんかこれ食べたいなって思うんだけど 一人で作る気にならなくてさ 久しぶり~」
「パパにあげて 仏壇の前で食べようよ ビールも飲んじゃおうよ」
お線香とお花をあげて 途中で買った焼き鳥も出して 二人で飲んだ。
子どもたちの幼稚園の頃の話、会社の話、チャマの悪口。ガンガン飲んで食べた。
結局11時すぎてしまった。
のほほんとした顔で私達を見ていた 仏壇の写真。
彼が亡くなる時に
「H子の力になってください」って頼まれたんだよね。
力になるにはやっぱり非力だよな~ って多少の自己嫌悪に襲われた。
やっぱりあなたが早く逝きすぎたんだよ。
その友人は私の勤めている会社で事務をしている。彼女が未亡人になった翌年の8月に私はそこに入ったのだから 私ももうあそこに5年いることになるのね。
昨日、彼女に 「今日お線香あげに行っていい?」って聞いたら
「来て、来て~ 一人だから~」 と言う返事。
七回忌は ダンナのお姉さんからゴリ押しされて二月にやってしまったのは聞いていたが、本来の命日に誰もお参りしないのも悲しいじゃないか・・・
「Mちゃんも帰ってこないの?」
「うん 七回忌は来たけどね。今日はメールも来ないわ 忘れてはないだろうけどね」
彼女の娘は 短大在学中からバイト先で知り合った10歳上の相手と同棲中で実家には寄り付かなくなってしまった。
「Yはバイトで帰りは12時過ぎよ」
息子も帰りが遅いって聞いて ダンナの命日に仕事で消耗して一人誰もいないアパートに帰る彼女の事を考えたらたまらなくなってしまった。
「じゃ OOちゃん 今日は飲もうよ。私なにかおつまみも持ってくよ。」
一足早く帰って 買い物して 手早くできるものをタッパにつめた。
鰻寿司 ナスのピリ辛 若竹煮 ソラマメの甘酢あえ ビールと日本酒と
近所の花屋さんで 「気分の明るくなる花」と言って 仏花っぽくない可愛い花束を作ってもらった。
今日は早く終わったって言う彼女からのメール(それでも7時半)を見て 帰ってくるころを見計らって彼女の家に向かった。
「あっ 鰻寿司ね! パパ好きだったんだよね~ 局ちゃんの家でご馳走になってお気に入りだったもんね」
「うん お宅のダンナって 私が料理するのが信じられないっていつも言ってたよね(笑)」
「なんかこれ食べたいなって思うんだけど 一人で作る気にならなくてさ 久しぶり~」
「パパにあげて 仏壇の前で食べようよ ビールも飲んじゃおうよ」
お線香とお花をあげて 途中で買った焼き鳥も出して 二人で飲んだ。
子どもたちの幼稚園の頃の話、会社の話、チャマの悪口。ガンガン飲んで食べた。
結局11時すぎてしまった。
のほほんとした顔で私達を見ていた 仏壇の写真。
彼が亡くなる時に
「H子の力になってください」って頼まれたんだよね。
力になるにはやっぱり非力だよな~ って多少の自己嫌悪に襲われた。
やっぱりあなたが早く逝きすぎたんだよ。