まずいおからクッキーを作ったことを何日か前のブログに書いたが、昨日はリベンジと思って バターとコンデンスミルクたっぷりのレシピで作ってみた。抹茶風味とコーヒー風味の二つ。
これが まあ おいしかったこと。(うまうまでしたhirokoさん!)小麦粉は一切入れないのだが却ってさっくり感があっておいしかった。まるっきりダイエットにはならない食べ物ではあるけど。
写真にとるヒマもなく家族で食べてしまった・・・
子どもの頃 コンデンスミルクが大好きだった。
あの濃厚なミルクの甘い味が好みだったのだろう。ミルキーとかおしどりミルクケーキなんかも好きだった。(今でも好きですが)
母はいつもコンデンスミルクの缶をお菓子作りに使うために戸棚にストックしていた。
小さな缶だったが、金髪の女の子が描かれてた。白いリボンのついたブラウスに赤いジャンパースカートをはいて、それがとてもすてきに思えて、子ども心にもそんな金髪でしゃれた服を着た外国の子どものようになりたいと思った。
またその子は缶の中で自分が描かれている缶を持っていた。当然その缶にもまた缶を持つ女の子が描かれているわけだからどこまでいっても小さく小さくなりながら女の子の連鎖は続いていくわけである。 どこまでそれは続くのだろう・・・
子ども心にとても不思議だった。
まだ小学校にも行かない時分、そんな事をぼんやり頭に描きながら 廊下のすみの戸棚の中のコンデンスミルクの缶をじーっと見つめていた覚えがある。はためで見たら変な子かよほどコンデンスミルクが食べたいのだろうと思われていたかもしれない。
祖父母もまだ元気で生きていて 父母も今の自分より若くて生き生きしていて、私は大人たちの間で一日過ごしていた。
一歩家を出るとそこは未知の世界だった。
その頃の一日は途方もなく長かった。
屋敷のひんやりとした日の差さない廊下の隅に 金髪の少女を見つめていた幼い自分が コンデンスミルクの甘さを味わうとなぜかよみがえってしまう。
これが まあ おいしかったこと。(うまうまでしたhirokoさん!)小麦粉は一切入れないのだが却ってさっくり感があっておいしかった。まるっきりダイエットにはならない食べ物ではあるけど。
写真にとるヒマもなく家族で食べてしまった・・・
子どもの頃 コンデンスミルクが大好きだった。
あの濃厚なミルクの甘い味が好みだったのだろう。ミルキーとかおしどりミルクケーキなんかも好きだった。(今でも好きですが)
母はいつもコンデンスミルクの缶をお菓子作りに使うために戸棚にストックしていた。
小さな缶だったが、金髪の女の子が描かれてた。白いリボンのついたブラウスに赤いジャンパースカートをはいて、それがとてもすてきに思えて、子ども心にもそんな金髪でしゃれた服を着た外国の子どものようになりたいと思った。
またその子は缶の中で自分が描かれている缶を持っていた。当然その缶にもまた缶を持つ女の子が描かれているわけだからどこまでいっても小さく小さくなりながら女の子の連鎖は続いていくわけである。 どこまでそれは続くのだろう・・・
子ども心にとても不思議だった。
まだ小学校にも行かない時分、そんな事をぼんやり頭に描きながら 廊下のすみの戸棚の中のコンデンスミルクの缶をじーっと見つめていた覚えがある。はためで見たら変な子かよほどコンデンスミルクが食べたいのだろうと思われていたかもしれない。
祖父母もまだ元気で生きていて 父母も今の自分より若くて生き生きしていて、私は大人たちの間で一日過ごしていた。
一歩家を出るとそこは未知の世界だった。
その頃の一日は途方もなく長かった。
屋敷のひんやりとした日の差さない廊下の隅に 金髪の少女を見つめていた幼い自分が コンデンスミルクの甘さを味わうとなぜかよみがえってしまう。