局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

怒涛の週末

2008-05-20 23:40:49 | 描く
日曜日はこんな催しに参加した。

匠アーティOト展ーーパンフレットの説明によるとーー クラフト・アートを趣味や余暇としてでなく、プロとしての意識を持ち、職人的技能と高いデザイン扇子で作品をクリエイトし、企業に属さず個人で発表・販売する人たちのこと。そんな彼らが一同に会して皆さんのお越しをお待ちしております。ハンドメイド系フリマや手作り市とは完全に一線を画す画期的イベント だそうな。

(私はあくまでもお手伝いでしたが)



 

野外広場にテントを立てて ↑

  

私のお手伝いしていたテントと体験コーナー ↑



お向かいのテントの銀粘土アクセサリーのブース ↑

お天気にも恵まれ、家族連れやカップルなどが冷やかしていく。手にとって綺麗ね~~ なんて言われると結構嬉しいものですね。
土日二日間で来場者は一万人に達したらしい。

おとといも書いたけど、文化祭のノリ。一日が長いかと思ったらお客さんとのやり取りなどしているとあっという間に夕方になっていた。

ただ私のいた体験コーナーは 「やりたいけど絵心がなくて・・・」と躊躇される方が多かった。ちょっと見は確かに難しそうに見えるのだけど、日本人ってたいていの人が書道を経験していて筆慣れしているので、描き方のとおり描いてもらうとちゃんと作品になるのである。チャレンジした方ができあがった自分の作品を手に喜んでくださるのを見るのも楽しかった。

自分のところがヒマな時は、交代で他のブースにもお邪魔した。

やはり最近人気なのは天然石やシルバーなど使ったコスチュームジュエリーのようで、どこも混雑していた。

私が一目ぼれして購入したのがこれ ↓

  

プチロボットアクセサリー この場で好きな色のビーズの目や手に持っているパーツをつけてくれてて小さな金属板にイニシャルも入れてくれた。
夫にもペアで購入。(私のは携帯、夫のはサッカーボールを持ってます)

この日は夫は一日一人で過ごしていたらしく、つまらなそうだったので途中の駅で待ち合わせて一杯やった(またかい)

  

↑ 気楽な割烹のカウンターで 冷酒とともに

それにしてもよく動いた週末だったこと・・・




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やっぱりはまった宝塚公演

2008-05-20 00:26:09 | 見る(映画 劇場 美術館など)
先週金曜日はハモニカ横丁という戦後闇市の露地がそのまま残っているとも言われる吉祥寺パルコの裏の一画ですが、そこで飲んだ。
ジム仲間のキレイどころと飲んでいたが、ヒョンなことから私の男友達とも合流して ビール 白ワイン×3 スパークリングワイン 赤ワイン×2 まあ振り返ってこれだけ飲めばしかたがないけど、電車は終電に乗れたが 最寄の駅に着くまでは なかなかスリリングであった。
駅トイレに飛び込み以下略。
吐くまで飲んだのは久しぶりであった。
どうにか家にたどりつき、ソファに倒れこんでいたら 夫帰宅。
「大丈夫か ベッドで寝たら」と言うのにも ほっといてとおくれと無視して朝までソファ寝してしまった。
当然二日酔いで前の日の飲みすぎを後悔しつつ起きだし、どくだみ茶を大量に飲んで朝風呂にデトックスになるという入浴剤をぶちこみ ひたすら汗を出してアルコールを抜く。(もう当分赤ワインは飲まない と 年末にも誓ったけどな)

そしてその後 頭痛に悩みながらも東京宝塚劇場へ・・・

芝居は「侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦-黎明の風」
戦後日本を占領したGHQとの折衝にあたり、新憲法制定や講和条約締結などに裏方で尽力した白洲次郎、GHQ最高司令官のダグラス・マッカーサー、首相の吉田茂など昭和の戦後史を描いた物語だった。。

白洲次郎に轟悠、マッカーサーに大和悠河の男役2トップ、白洲正子役には和音美桜(代役だそうな)

私は元々正子氏の着物のきこなし 趣味にあこがれて色々彼女の著書を読んでその経緯でご主人の次郎氏を知った。
青年時 イギリスに留学して英国文化を身に付ける。帰国して戦争が始まると 鶴川に居を構えてカントリージェントルマンとして暮らすようになる。
そして敗戦後のアメリカの占領下において 吉田茂の懐刀としてGHQと渡り合いGHQから「従順ならざる唯一の日本人」と言われた活躍はよく知られている。

その活躍もさることながら 当時の日本人には珍しい180cmを超える長身。端正なマスク。ヨーロッパブランドを堂々と着こなす気品(ヴィトンのバッグを日本で初めて持ったのは彼だとか?)
まったくどこをとってもかっこいいオジサマなわけです。

その彼を轟悠さんがどう表現するのか? 戦中戦後の時代を宝塚がどう描くのか?
興味があったのでぜひ行きたい演目だった。

一言で言うとおもしろかった。白洲もマッカーサーも 戦争の描き方も キレイ事すぎるかしれないけど いいんですっ(きっぱり)宝塚だから。
轟さんも線が細すぎるキライはあるが、堂々とした美しい白洲氏になっていた。
また マッカーサー役の大和のきれいなこと 顔の小さいことに感動。オーラ満載でした (歌はイマイチだったけど 小声)

また その後のレビュー Passion 愛の旅・・・
これもよかったなあ・・・
最後の方で 男役トップの大和が娘役として 轟にからんで 「帰りこぬ青春」を踊るんですよ。まさに両性具有、しかも美しく・・・

それぞれの場面での踊り、歌、衣装に酔いしれ、終わった後にはテーマ曲が頭に鳴り響いていた。

あの大階段から羽をつけてトップたちが降りてくる瞬間を見ると完全に現実を忘れるものなんですね。(二日酔いもふっとびました)

しかし 今更ですが 宝塚のヒエラルキーっていうのはトップに近いほど 衣装にフリル度と光物度がアップするということを知った。非常にわかりやすい。
どおりで宝塚好きっていうオバたちはフリル度が高いわけである。影響されるのだろうか?

家に帰って夕食時家族に宝塚礼賛をしていたら、珍しく夫が乗ってきた。
なんでも今日の公演と同じものを 夫の職場のトップの人(男性)が見ていて、その話を昨日していたのだそうだ。
その方もまるで見る気がなくて、奥様との付き合いで行ったそうだが 思いがけなく感動して帰って来たそうだ 私の宝塚初体験時と同様である。
あのレビューは日本の誇るべき文化だとまでおっしゃってたそうだ。私もそれにはかなり賛同したく思います。
食わず嫌いで あんなものなんて言う人もいるが(私もかなりそれに近かった)だまされたと思って見ると感激するもんですよ。でもこれ以上チケットが取り難くなったら困るから無理にはお薦めしませんが・・・

ホントに私も今回ではまりそうな予感である。
次は月組のミーマイに行きたいんだな・・・
コメント (2)
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