局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

敬老の日と香水瓶と誕生日

2010-09-20 21:54:22 | 見る(映画 劇場 美術館など)
ちょっと姑のところに事務用があったのでオットと訪ねる。
おりしも敬老の日。姑の好きそうなお菓子とパンを買って訪問。
そして たまには美術館でも連れ出してあげようと 白金の庭園美術館に行くことにした。



香水瓶の世界 ~ きらめく装いの美 2010 9.18~11.28 東京都庭園美術館



「んまぁ ステキな場所ね」 と ご満悦な姑

ここ旧朝香宮邸だった美術館は庭や建物も素晴らしく都会の真ん中にもかかわらず深い緑に囲まれた場所である。

去年は海を渡った古伊万里の展示を観にいった
壁面に飾られた絵を見るというより こういった立体物を鑑賞するのに適しているような空間。

古代エジプト・オリエントの香が宗教と密接に結びついていた時代のものから 近代 上流貴族の物だった時代を経て 現在に至る。その香水瓶の変遷である。
アンティーク好きの人にはたまらないのではないだろうか?





↑ゲラン 夜間飛行 の瓶です。 サン・テクジュベリの小説にちなんだ香水 ゲラン三代目さんはストーリー性のある名香を世に送り出したそうな。 ミツコとか リウ(トゥーランドットにちなむ)香というのは音楽 文学 その周辺のドラマを感じさせるものである。

各パフューマーが工夫を凝らして美意識を結集させて作った香水瓶たち。その香水周りのポスターやそれが生み出された工房などの写真もみんなステキだった。

姑・・・ 今は骨粗しょう症もありすっかり縮んだおばあさんになってしまったが、ワタシがオットと結婚した頃は身長160cmをだいぶ超えて背筋もしゃんと伸びた人であった。
短大で服飾を学び、「デザイナーになりたい、パリに行きたい」という夢を持っていたそうである。

「あの頃の夢が甦ったわよ」と喜んでいた。

 

建物も庭園もシック 長かった夏が一区切りとなりちょうど良い気候の一日だった。

 

西洋庭園



仲良さげな姑と嫁の図(笑)

  

帰りはこの中にある 金田中のカフェにより三人でティータイム



塗りのおわんに入った深炒りのコーヒー





キナコと黒蜜がまぶしてある白玉だんごや焼きフルーツ リンゴのタルトなどいただく

知らなかったがこちらは目黒通り沿いの入り口から奥の方に入ったところに駐車場があった。
入り口の警備員さんに言うと案内してくれる。 3時間1000円とこの近隣の100円パークを利用するよりお得である。
足の悪い姑を連れて行くにはちょうど良かった。(毎年敬老の日はここにしようかと思った)

一方 もう一組の敬老対象 ワタシの実家の方はというと

ドラが表敬訪問をしていた。この三連休ドラは関東某所でスポーツの大会があり、一日目は風邪で出られなかったが、一日遅れで参加してその帰りに実家に寄ってきたらしい。(彼女M子連れ)

孫びいきのジジババ大喜びである。

「ホントにOOは優しい子よ」
「M子ちゃんも器量よしで気が利いて良い子ね~」
「ジイジもひ孫を見てから死ねるかなあ」と勝手に盛り上がっていた。

ところで今日はドラの誕生日
ウチに車を返しに寄るというので、タルトを買っておいたのである。



あの2390gで生まれたヒヨヒヨした赤ちゃんがいっぱしの社会人しているなんて改めて振り返ると感慨深いものである。



しかし相変わらず オフはテキ屋ファッションのムスコ。



玄関に脱ぎ置かれたこのビーサンを見て 娘が

「兄ちゃん帰ってるの?」と帰って来たとたんに気づいていた。












コメント (4)
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