先週初め、夕飯後にゆっくりしつつ甘えて近くに寄り添ってきた愛犬の背中など撫でていたところ右の脇腹にしこりのあるのを発見した。
「しこり?」「もしかして悪性腫瘍?」
我が家の愛犬、若作りだがもう12歳半 人間ならりっぱにジジイである。
人間ならば当然癌年齢である。
青くなったワタシはオットに「大変××ちゃんにしこりがある」と騒いだ。
オット、そのしこりを触り
「これは悪性っぽくないなー、脂肪の塊じゃないかな」と断定した。
しかしどうも動物に関してはオットを信用していないワタシ…
次の日に獣医に行きましたさ。
そしたらその獣医の先生
「これはね脂肪腫。こうやって上から見て見える範囲にできてこういう手触りなのは脂肪腫なの。いちいち取りたがる所もあるけどまたできるよ。」
「そうなんですか? じゃ心配ないってことですか」
「年取って脂肪の代謝が悪くなったってことだからね。まあ悪性じゃないでしょう」
「ありがとうございます 先生おいくらですか?」
「何もしてないんだからお金いらないよ」
そう、この獣医の先生はこの地域でも有名な赤ひげ獣医なのである。 しかしぶっきらぼうで愛想もなく小さなあまりきれいとも言えない診療所にいつも一人で助手もいない。
その晩オットにその経緯を告げたら 「ホレ 俺の言ったとおりだろ。お前俺を全く信用してないな」と怒っていた(笑)
そしてまた先週末、わが愛犬は今度は本当のトラブルに見舞われたのである。
夕方帰ってきていつものように抱き上げたらキャンと一言吠える。いつもなら軽々上るソファも登れない。歩く姿もバランスが悪いかすかにびっこひいてる。
そして元気もない・・・
その日 いつもより早く帰ってきたオットに
「ねえねえ 今度は足を痛めたみたい ビッコひいてるよ~」と告げると
「これは腰を痛めた歩き方だよ」と断定する。
「腰じゃないでしょ 前足だよ ほら~」
とにかく元気もなく抱き上げられるのを恐れるし辛そうだし
夜の診療を8時までやっているので、二人でまた獣医を目指す。 オットは獣医に行くのは初めてであった。私がさんざん普段褒めちぎっているので興味もあったのであろう。
立てつけの悪い引き戸を開けて犬を抱いて入っていくと
(あれ? この飼い主また来たよ)との顔をして迎えられた。こういう商売っ気がなくて愛想のないところがいやだという飼い主も確かにいることはいるのである。
先生はおなかがすいたのか診療台の脇のあまり清潔とも言えないデスクでペットボトルのお茶を飲みながらトーハトのなんとかココナツという駄菓子を食べているところであった。
「先生~ 今度は足を痛めたみたいなんです。」私が訴えると
「ちょっと歩かせてみて」と先生
地面に置いてほかの犬のにおいがするのかあちこち嗅ぎまわりはじめた犬の様子をみて
「これは腰を痛めてるね」
(ほれみろ)と言うつもりかワタシをつつくオット。
「いつからなの? 今日か。ちょっと台に載せて」と言ってすばやく二種類の注射を用意する(一つは白い懸濁したのと 透明のと)
おとなしく注射されているが不憫である。
「あれあれ 犬じゃなくて飼い主が息を詰めてるじゃないか」と先生。
「あと薬を二種類出すから一日一度飲ませて この大きい方は四分割して 小さいのは二分割 必ず食後ね」
「ダックスはねこういう痛みきっかけでヘルニアになりやすいから あんまりグルグルさせないこと」
(ぐるぐる? ぐるぐるってなんぞや) そう思った私は
「グルグルさせるってなんですか? 先生」と聞いたら
「治るまで激しく動かさないってことだよ」と(まったくこの飼い主バカのおばはんが)といいたそうな顔で言った。
帰り道オットは
「ほれ また俺の判断が当たっただろ」と威張り (確かに獣医に商売替えしてもイケルかもしれない)
「お前さ グルグルってなんですか?って普通聞くか? 何でも質問すりゃいいってもんじゃないだろ 小学生じゃないんだからそのくらい自分で判断しろよ」とワタシをバカにする。
確かにちょっと冷静になればわかるけど 犬のトラブルって冷静じゃいられないのよね。
この先生 投薬もアバウトで薬袋はこんな感じ
んまぁ上手な字
中身は
裸のまま錠剤が入っていた(苦笑)
さてこの後の四日間 次の日娘が抱き上げた時に大げさに痛がったがその後はあまり痛がらず食欲も戻ってきた。
しかし薬も終わったがまだかすかに足をひきずる動作は残っていた。
心配じゃありませんか・・・
ワタシは薬が切れた昨日、また一人で愛犬を連れて夜の診療時間に獣医の元を訪ねた。
そして (やはりこの先生は只者ではない 獣医of獣医だ!)と思ったのであります。
その出来事は? 次に続く・・・
「しこり?」「もしかして悪性腫瘍?」
我が家の愛犬、若作りだがもう12歳半 人間ならりっぱにジジイである。
人間ならば当然癌年齢である。
青くなったワタシはオットに「大変××ちゃんにしこりがある」と騒いだ。
オット、そのしこりを触り
「これは悪性っぽくないなー、脂肪の塊じゃないかな」と断定した。
しかしどうも動物に関してはオットを信用していないワタシ…
次の日に獣医に行きましたさ。
そしたらその獣医の先生
「これはね脂肪腫。こうやって上から見て見える範囲にできてこういう手触りなのは脂肪腫なの。いちいち取りたがる所もあるけどまたできるよ。」
「そうなんですか? じゃ心配ないってことですか」
「年取って脂肪の代謝が悪くなったってことだからね。まあ悪性じゃないでしょう」
「ありがとうございます 先生おいくらですか?」
「何もしてないんだからお金いらないよ」
そう、この獣医の先生はこの地域でも有名な赤ひげ獣医なのである。 しかしぶっきらぼうで愛想もなく小さなあまりきれいとも言えない診療所にいつも一人で助手もいない。
その晩オットにその経緯を告げたら 「ホレ 俺の言ったとおりだろ。お前俺を全く信用してないな」と怒っていた(笑)
そしてまた先週末、わが愛犬は今度は本当のトラブルに見舞われたのである。
夕方帰ってきていつものように抱き上げたらキャンと一言吠える。いつもなら軽々上るソファも登れない。歩く姿もバランスが悪いかすかにびっこひいてる。
そして元気もない・・・
その日 いつもより早く帰ってきたオットに
「ねえねえ 今度は足を痛めたみたい ビッコひいてるよ~」と告げると
「これは腰を痛めた歩き方だよ」と断定する。
「腰じゃないでしょ 前足だよ ほら~」
とにかく元気もなく抱き上げられるのを恐れるし辛そうだし
夜の診療を8時までやっているので、二人でまた獣医を目指す。 オットは獣医に行くのは初めてであった。私がさんざん普段褒めちぎっているので興味もあったのであろう。
立てつけの悪い引き戸を開けて犬を抱いて入っていくと
(あれ? この飼い主また来たよ)との顔をして迎えられた。こういう商売っ気がなくて愛想のないところがいやだという飼い主も確かにいることはいるのである。
先生はおなかがすいたのか診療台の脇のあまり清潔とも言えないデスクでペットボトルのお茶を飲みながらトーハトのなんとかココナツという駄菓子を食べているところであった。
「先生~ 今度は足を痛めたみたいなんです。」私が訴えると
「ちょっと歩かせてみて」と先生
地面に置いてほかの犬のにおいがするのかあちこち嗅ぎまわりはじめた犬の様子をみて
「これは腰を痛めてるね」
(ほれみろ)と言うつもりかワタシをつつくオット。
「いつからなの? 今日か。ちょっと台に載せて」と言ってすばやく二種類の注射を用意する(一つは白い懸濁したのと 透明のと)
おとなしく注射されているが不憫である。
「あれあれ 犬じゃなくて飼い主が息を詰めてるじゃないか」と先生。
「あと薬を二種類出すから一日一度飲ませて この大きい方は四分割して 小さいのは二分割 必ず食後ね」
「ダックスはねこういう痛みきっかけでヘルニアになりやすいから あんまりグルグルさせないこと」
(ぐるぐる? ぐるぐるってなんぞや) そう思った私は
「グルグルさせるってなんですか? 先生」と聞いたら
「治るまで激しく動かさないってことだよ」と(まったくこの飼い主バカのおばはんが)といいたそうな顔で言った。
帰り道オットは
「ほれ また俺の判断が当たっただろ」と威張り (確かに獣医に商売替えしてもイケルかもしれない)
「お前さ グルグルってなんですか?って普通聞くか? 何でも質問すりゃいいってもんじゃないだろ 小学生じゃないんだからそのくらい自分で判断しろよ」とワタシをバカにする。
確かにちょっと冷静になればわかるけど 犬のトラブルって冷静じゃいられないのよね。
この先生 投薬もアバウトで薬袋はこんな感じ
んまぁ上手な字
中身は
裸のまま錠剤が入っていた(苦笑)
さてこの後の四日間 次の日娘が抱き上げた時に大げさに痛がったがその後はあまり痛がらず食欲も戻ってきた。
しかし薬も終わったがまだかすかに足をひきずる動作は残っていた。
心配じゃありませんか・・・
ワタシは薬が切れた昨日、また一人で愛犬を連れて夜の診療時間に獣医の元を訪ねた。
そして (やはりこの先生は只者ではない 獣医of獣医だ!)と思ったのであります。
その出来事は? 次に続く・・・