局の道楽日記

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生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

エリザベート~城田トートにやられる

2010-09-22 07:15:08 | 見る(映画 劇場 美術館など)
結局 エリザベート 城田トート版を見てしまった。先月のエリザ記事はこちら ★一公演一観劇を守りたいワタシとしては(財布が持たないのよね)例外である。
しかも娘と一緒だったからチケ代は×2である。

今日のキャストは

トート役と共にルドルフ役の伊礼くんも見たかった。去年アイーダでは役不足気味が不満でここですみません毒吐いてます★ 不満を書いちゃってたわけですが、(あれは伊礼くんがどうこうと言うより演出の予算切り詰め感が貧乏臭くて不満だった)彼があれからどのように進化してるのかも気になって。


今回の配役です。

いや~ん
山口閣下の安定感と低音囁きも捨てがたいが…
城田トートにやられてしまった。
顔良し スタイル良し 声の質良し
舞台ばえ申し分なかった。
しかも若いんだもの。タルミも皆無なんだもの(笑)
かなりの長身なので、他の出演者たちから頭一つ抜きん出て、異様に白い陶器のような皮膚が人間外の設定にマッチ。
歌もここまで歌えるのねーとある意味びっくり。



「ミュージカルってロンドンでファントム見て以来だなぁ。日本のもいいもんだねぇ」などと生意気言う娘、自分のサークルの公演を作っている今、衣装その他が非常に参考になったらしい。
ホントこの舞台は東宝の力(お金)入れてる感もあり、リピーターの多そうな観客の温かくもシビアな視線に耐える意気込みが感じられる。アイーダの時の脱力感、チケ代もったいなかった感(私もしつこいわね)は皆無である。
今回は娘と同じ空間で同じ感動を分かち合えたのは嬉しかった。普段はイマヒトツ趣味が一致しないものだから。

伊礼くんのルドルフも良かった。



ルドルフが父に逆らい、頼みの母からは拒絶され、絶望感の中で死(トートね)の誘惑に身を委ねるシーン
城田くんとの歌とダンス(私はこの場面大好きなのですが)この二人の若い達者なイケメンの絡みが見られただけで、チケ代を払った価値あり。目の幸福であった。
オトコ同士のキスシーンなど特に濃密かつ美しくエロチック。

他、エリザベートが自我に目覚め決意を歌う 私だけに~前回も思ったが、エリザベートの娘から大人の女としての強さを身にまとい人生に立ち向かっていく感がひしひしと感じられ、いつも涙目になってしまう。瀬奈エリザも先月よりこなれ感もあり良かった。

エンディングはみんなスタンディングだった。
最後の幕開きシーンでは瀬奈&城田二人だけ立っていて、それは非常に絵になるシーンであった。
私たち親子の後ろの三人オバがエンディングの時だけだったが 「きれいねー」「お似合いねー」 とかしましく、最後に城田くんが投げキッスしたのに「キャー」と幾分野太い黄色い悲鳴を上げたのに娘が反応して吹き出していた。
後で 「韓流ファンのオバサンてあんな感じなんだろうなぁ、ママは冷静で良かったよ」 と感想を述べていた。
そのママが城田のファンクラブの検索をしようと思っているのは秘密である。
ホント、かっこよかったのよねー
コメント (4)
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