局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

オトナの遠足 また vol.2

2013-10-23 23:11:29 | 
vol.1から読んでね ☆ 

さて勝○(○は沼です)から列車で韮○(○は崎です) そこからのんびりとしたローカルバスと乗り継ぎ 明○(○は野です)へ





ここも山梨の誇るワイナリーが存在するそうな。

  ☆ こちらをごらんください 

バス停にもなっている。ここで待ちかねたランチ。言っちゃ悪いが移動には不便な場所である。にもかかわらず夕方まで満席



食べて納得 おいしいんだもの。時間がないのでこんなプレートランチだったが、どれもワインと相性のいいお料理。新鮮な野菜を生かして飾らないけど作り手の丁寧さを感じられるおいしいイタリアンであった。







当然ワインも飲みました。白二種類。美味しかった、しかもリーズナブル。

そしてワイナリーツアーへ。ここでは収穫か仕込みのお手伝いと畑の見学、試飲というワクワクスケジュールであった。この日は午前中雨が降って収穫は早めに終わったというので仕込みの方へ。

 

品種はカベルネ・フラン



この機械にぶどうを入れるとおおまかに茎から実をとりはずすことができる。
そしてまだ実についている細かい茎と未成熟の青い実を絞る前に取り除く作業。それをやらせていただいたのである。

 

この機械6mくらいあるだろうか。このコンベアーが細かく振動しながら進み小さすぎる実を下に落とす。残った実についている茎の部分を手ではずしていくのである。



スタッフの方たちから説明を受けて参加する私たち。BGMにはクラシックがかかり和気藹々とした雰囲気の中でもみなさん手は休むことがない。





ワタシ(左から二番目)こういう作業案外好きです。このワイン市場に出回るのはいつごろだろう?飲んでみたいものである。



みんな楽しそう。しかし30分くらいのお手伝いは楽しかったが、これを一日中したら首も腰も大変だし、体も冷えそう。
しかしそんな事にめげなそうなスタッフのよりどころはぶどう&ワインLOVEと感じられた。



その後ぶどうはプレスされ








樽やタンクで熟成され



保存される。
その後はぶどう畑の見学へ。
日本のぶどうは棚栽培が多いがここは垣根仕立て



ワイン用のぶどう栽培には雨が多すぎたり暑すぎたりする日本の気候(特に今年みたいな異常気象)の中でなされるさまざまな工夫。

だいたいこちらの畑は北向き斜面を南向きにするために土を7m盛ったりと地面作りから規模が大きいらしい。



これは雨よけにビニールが貼ってあります。



地面に貼ったビニールは雨が余計にしみこまないような工夫。



畝を作って水はけをよくする工夫。



晩熟の甲州は今年のように台風の多い年 見守ってる方は大変でしょうね。

さて試飲(また試飲)この日はどれだけ飲んだでしょう?





ここでも気に入った白とロゼを一本ずつお土産に買った。

登山と温泉帰りの人たちでいっぱいの最終バス(18時ちょっと前にもう最終)韮○の駅へ。ここで定番おみやげ信玄餅を買い(我が両刀使いさに内心呆れつつ)帰りの列車でも今日の実り多かった見学&酔っ払いツアーの成功を祝して、買ってきたワインで乾杯をして東京へ戻ったのである。

真面目な話、このツアーで日本の作り手さんってホントに真摯で静かなる情熱をお持ちの方が多いってことに感動。
気候や土壌でヨーロッパの名産地よりは絶対にハンディはあるだろうに結果を出してるってところがすごいと思った。



コメント (2)
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