局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

時差ぼけ対策の本

2015-10-28 13:33:15 | 読む
ヨーロッパに来るととにかく早く目が覚めてしまい、一旦そうなるとなかなか寝付けないので、ホテルのベッドでの時間つぶしには、普段の生活ではなかなか手にとらない分厚いヤツを読むことにしている。

今回の時差ぼけの友は



ジェーンオースティンのマンスフィールドパーク

これがまぁおもしろいこと。

舞台は18世紀初頭のイギリスである。

その頃に作られた建築や町並みが普通に残り、同じように世界各国に植民地を持っていたという共通項があるこのポルトガルという国で読むことの、ある意味臨場感。

何百年の時の隔たりがあっても、人々の喜怒哀楽の原因は変わらず、自分と他者との関係を鑑みながら、時には親切心にあふれたり時には意地悪をしたり。
賢者も俗物も同じように恋をすれば悩む。
その普遍性をより楽しめるのがこちらでの時差ぼけタイム。

ついその世界にはまりこみ、感想まで書きたくなってしまった。

○○鏡無しで読むには中公文庫は活字がちっちぇいけど分冊されても荷物になるのが痛し痒しってところ。
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スペインまで足を伸ばす

2015-10-28 06:48:05 | 
キリスト教の三大巡礼地のひとつ、サンディエゴデコンポステーラへ
片道230kmのバスの旅

夏はカラカラに乾いて暑いポルトガルだけど、10月は雨が多いらしい。
昨日から降ったり止んだり



途中で大きな虹が

今日も世界遺産二つ

ゴールのカテドラルを初めて見下ろせる丘にたどり着いて、巡礼者たちが感動する歓喜の丘と

カテドラル

ここは聖ヤコブの遺骨が納められていると言われる



その前にパラドールで食事

500年前の建物で食事をできるなんて感激である。

イワシカナッペ

カニとアスパラガスのテリーヌ

イベリコ豚のステーキ

アップルパイ

イベリコ豚は生でもたぺられるそうな。
うっすらと内部がピンクの豚のすてーきを初めて食べた。
ここは他のものもおいしかった。









巡礼のゴールのところ

ここで証明書をもらえる



250km歩いてきたおじさん



このカテドラルの象徴である聖ヤコブはイスラム教徒を蹴散らす戦いの像が飾られ、対イスラムのプロパガヲダとして使われることもあるそうだ。

こういうのを目にすると、宗教とか国の陣地分取りっことかの対立ってのは何千年も前からのことなんだなぁと感じる。

日本って島国だし、その辺の緊張感にイマイチ乏しいのかも

色々考えたこともあるんだけど写真もとっ散らかってるし、時差ぼけで頭も働かない

備忘録としてとりあえずアップ

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