局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

いつもは柄は悪くない・・・はず

2017-09-25 01:03:54 | 日々の生活
車のハンドルを握ると人が変わる(それも悪しき方向に) と言う話はたまに聞く。
なんとなくわからなくはない。
生身の自分を鋼鉄のマシンの中に据え、それが大きいもの、高級なものなんかだと更に、気が大きく、または強くなってしまい、ブイブイ言わせて公道を走り抜ける なんてことになるパターンね。

ワタシ? 違いますよ。結構安全運転、そして集中力もあってマナーもいいと思うよ。なんたってゴールド外れたことなし。

でもどっちかと言うと助手席に座った時の方が柄が悪くなる。
特にオットの車の助手席ね・・・

「ったくあのチャリ 逆走しやがって。ざけんじゃないヨ」とか
「信号変わってんだろ 早くいきやがれ、ジジイ」とか
「なんで道のまんなか通るんだろうね あんただけの道じゃないんすよ おばはん」

とか、あの「このハゲー!」で一世を風靡したw女性議員のような暴言がなぜか口から出てしまい
「頼むから黙っててくれ 運転に集中できないだろ」とオットから疎まれるのである。

思うに、ワタシは幼少時は車酔いが常で、自分が運転するようになってやっと酔わないようになったが、そのトラウマから助手席に乗ると自己防衛が他者への攻撃となって現れるのではないか?

ハイ、ただの言い訳です。
ともあれ、上記のような言葉使いは車の助手席以外じゃいたしませんことよ。

   ☆ ☆ ☆

今日は大学病院で抗がん剤治療中の姑の外出につきあった。

オットが外食させたいんだって。美味しいもの好きの母親のために。
大学病院にいるときには、毎日のようにお見舞いにいき、色々差し入れ、血液データも自らチェックして 同じ話の繰り返しの相手にもなってあげて「the 親孝行」 の見本みたいなムスコと化す。

それに増長して(と言っては言い過ぎかもだけど)やりたい放題の姑の暴走を止めるのは鬼嫁 すなわちワタシという役割分担ができあがっているのである。

バスク料理の日も、レストランに行く前に寄って

「明日はお母さんの好きなものを食べに行こうね。」と言うオットに付け加えて
「でもね、外出許可が出たらですよ。熱だしちゃダメよおかあさん!」と言うのがワタシ。

姑が根性で熱をひっこめたので、外出許可が出た。

病院近くの、某チェーン店だけど安定してちゃんとしたものも出てわりにおいしい。ランチはお得。



松花堂弁当なんて1000円ちょっと



すき焼きも結構良い肉がたんまりと

「んまあ おいしいわねえ」
「こんなにしてもらって ワタシは幸せな婆さんだよ」
「あなたたちがいるからワタシはこの年まで生きていられるのよ」

と感謝の言葉連発の姑であった。この場だけ切り取れば殊勝で良い婆さんだが、部屋が気に入らないの 看護師の静脈注射が下手だのと、泣きわめいたり、もう治療なんてやらないで家に帰るから迎えに来いだの、今まで散々振り回されたので、言葉半分に変換して聞いているのだ。

その後、姑の留守宅の庭の草むしりと、伸びすぎた木の剪定などしてから(オットは自分の家のこういう作業など10年に一度くらいしかやらないのに、姑に頼まれれば、剪定ばさみやのこぎりなど車に積み込んで言う通りに作業。
ワタシも仕方ないのでつきあってしつこいヤブ蚊に手足を何か所もさされた。

帰り道、蚊にさされたところが痒いのとワタシが何度頼んでも梅の木の上部を切ってくれなかったので巨大化してしまった我が家の梅の事など思いだしてイライラしていたところに、おみこしに遭遇。



それがやる気のない神輿なの。担ぎ手はほとんどオトコだけど、勢いもなにもなく気の抜けたかけ声でへらへらと進み、後をついていく女性や老人も周りをキョロキョロ、歩きスマホしながら とか



そのくせ警官も出て一車線を交通規制してるから反対車線にダラダラ渋滞が続いている。

一番最初に書いたけど、助手席に乗るとガラの悪くなるワタクシ

つい

「ダラダラ神輿かついでんじゃねえよ」
「交通規制までして迷惑かけてんだからちゃんとやれ 死ぬ気でやれっつーの!」と思わず口に出したところで

「お前、声大きいよ、窓開いてるぞ」とオットから注意されたのであった。

家の近所の神社の祭りも少子化のせいもあるのか、年々担ぎ手も少なくなるようでホントに威勢が悪いのなんの。
やる気のなさそうな子供神輿が狭い道を占拠して、車で出かけると家に帰れないなんてのもホント腹たつ。

 
9月24日のニュースより
だんじり横転、14人搬送 1人重傷 堺

 24日午後3時20分ごろ、堺市中区八田北町の市道交差点で、だんじり1台が横転。大阪府警西堺署や堺市消防局によると、だんじりの屋根の上で舞いながら進行方向を示す「大工方」の30代の男性が高さ3・8メートルのだんじりから転落し、右足骨折の重傷を負った。ほかに10代~40代の関係者の男性13人が病院に搬送されたが、いずれも軽傷とみられるという。沿道の観客にけがはなかった。(産経新聞)


やるならここまでやりましょう。

ついでに言うならこれも命がけだ。







コメント
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