局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

通じる歌

2020-07-18 11:08:07 | 様々な思い
何度か書いたが大学時代からの男友達がいる。
もともとは高校時代の親友の兄とその同級生のトリオなんだけど、当時からなぜか兄妹のような付き合いが続き、結婚してからもお互いの配偶者同士もまきこみ、家の子供たちからも親戚のおっちゃんという感じのポジションとなり、それから幾年(何十年)。
オットも若い頃は一緒にサッカーをしたりもあったし、最近はワタシ抜きで美人女性ボーカルのライブに行ったりしているらしい。

その兄トリオとワタクシで作られたlineグループがあり、ほとんどがバカ話である。
例えばですね。

https://blog.goo.ne.jp/toki-tsubone/e/bd54ab54b95a3a27c8ae2b40261f10ad
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ワタクシがせこいのか? - 局の道楽日記

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ワタクシがせこいのか? - 局の道楽日記



この記事を書いたあと、ふと思いついて兄Tにlineしたのであった。Tはどこの家庭にもあるであろう日常で使う化学品メーカーの開発者であった。大学時代はよく物理化学のレポートなどでお世話になった、案外世話焼きで気もいいが一方毒舌というキャラ。


局 ねえ Tくんに聞きたいんだけどさ、液体洗剤なんかで詰め替え用のあるじゃん?あれって大概本体容量よりちょこっと少ないけどさ、なにか理由あるの?

T 少し残ってる時に詰め替えてもあふれないように9割くらいの容量になってる

局 へええ ↑まさに余計なお世話だね 次ぎ足しで使う人ばっかりじゃないのにさ、 小売値を安くしてちょっくらお得感を出しながらそ~っと中身を減らすセコさが嫌なんだよ。 

T 苦情を俺に言うなよ

局 じゃ、誰に向かって言えばいいのさ

T 海に向かって叫べ



とほとんどバカバカしい話題に終始するのである。

ところが昨日だか送ってきたのが



T カサブランカの中で使われた曲なんだけどさ、対訳みると妙に哲学的なんだよな。
恋人にささやく歌じゃなくて世間の人に説いてる感じなんだよ。コロナ禍の今に通じるぜ。

と。

曰く この映画は第二次世界大戦時のモロッコが舞台で、嫌な世の中のなかでも大切なことは変わらないって歌ってるわけだ。
上映は1942年 ヨーロッパの中でナチスドイツが勢力を維持していたころ。
その時代にこんな映画を作ったっていうのも当時のアメリカはある意味すげえ国だったんだね。ってことだね、とも。

ワタシも、「部分的に戦時中」みたいな今のご時世に通じると思った。
これからどうなるんだろうな? って不安な思いと離れた家族に会えない現状。 もちろん火急に足りない食糧や物資は今のところないけど、この閉塞感、政府への不信感はあるけど従わざるを得ない無力感など。

そんな中でできることは、恋人たちがお互いを思うように、家族や友人などの大切な人とのつながりの中で優しさや温かさを感じていくしかないんじゃないだろうか。

そう思ってこの曲を聞いて歌詞に感じると涙でますよ、ホントに・・・



それにしても美人だ I.バーグマン




コメント
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