局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ムスメも色々

2024-04-19 21:36:20 | 日々の生活
ムスメが仕事を始めた。問題は二人の乳幼児だが、上の子の幼稚園はもともと保育時間が長く延長も可能。
下の子は幸い自宅から徒歩圏内で良さそうな0歳児保育をしてくれる公立保育園に来月から週3日預けられることになり、後は自宅でテレワークなどの対策で乗り切るらしい。
ここで「あたしたちの頃はねえ」なんて昔話をしても仕方ないが、昭和の終わりから平成初期の子育てはほとんど母親ワンオペで、0歳児で保育所に預けるのはかなりレアケースじゃなかっただろうか?
子供は母親が育てるのが当たり前という風潮の中で、今みたいにSNSはないし友人と楽に繋がる手段は家電話だけ。
街に出る時は歩道の段差もあり駅のエレベーターも普及しておらず、そもそもベビーカーで電車に乗るなんて許されず、外食もよほどじゃないと出来ず、かなりストレスと孤独を感じていた子育て期間でしたね。それが当たり前母親ってのは子供のために我慢するものという圧も強かった。
こういう事実の積み重ねが今の少子化という結果として現れているんだよねえ。
今更ジタバタしても遅いよな~ 

と愚痴ってみましたが・・・
孫④の保育園入園は5月からなので、ムスメが出社する日にまた応援要請が来た。
しかしムスメの出社に合わせてワタシが満員電車に乗って行ってほぼ一日預かるのは無理だよと言ったら、半日児童館の一時保育に預けるからそれならいい? との要請。
うん、それならいいよと引き受けたモノの、その児童館は家から電車で一本ながら駅から歩いて18分。引き取ってムスメの家まで18分という場所であった・・・・ 
引き受けた以上仕方なく慣れない地域でグーグル先生に頼りながら児童館にやっとたどり着き(そこで、お迎えはおばあちゃま?こんなにお若いのに!! とたまげられて少々気をよくしつつも)また慣れないベビーカーを押してなんだか自宅の地域よりマナーの悪い気がする自転車をよけながら歩道を歩いてムスメ宅に。ふ~~~
ホント ムスメってのは図々しく母親を使いますなあ・・・

で、36分(半分はベビーカーを押して)の行程の後のお守である。
助かるのは孫④の安定感である。
児童館でも「良くおしゃべりしていてミルクも良く飲むしいつもご機嫌ですねえ」との評価通りわりとめんどくさくない子である。



ワタシの顔を見るとニコニコして


ミルクは残量を確かめながら自分でぐびぐび飲んで、哺乳瓶が空になったなと認識すると放り出す。
おもちゃの箱を近くに置いておくと適当に出して一人遊びも上手。
ちょっとぐずりだした時にはちゅぱちゅぱを口に入れるとほどなく一人で寝てくれる。
ムスコの所の孫①②の神経質さや、この子の姉の「かまってちゃん」的な所がなさそうな感じ。


それは成長曲線にも現れている デカいと思ったらやはり・・・
抱っこするのは良いけどそのまま立とうとするとばーちゃん倒れそうだ。
よろよろ・・・


この日はムコが早めに帰宅して家で仕事を始めた。
ムスメから「お米2合といどいてくれる? お米は野菜室にあるよ」とのlineに「よく母をこきつかいますなあ」とムコに愚痴りつつ
ついでにそこにあった新玉ねぎとちくわとチーズで一メニュー作ってる間に、パソコンに向かっていたムコは合間に孫④をあやしたり、洗濯物取り込んだり、それを畳んだり・・・
それをごく自然にこなしているのに驚嘆。
「あっ ご飯といでくれたんですか? ありがとうございます。おかずも! うまそう!嬉しいな~」などとワタシへの謝辞も忘れない。 良いムコだ
それにしても時代は変わりましたなあ・・・・
ごく自然に仕事と同時に育児と家事をこなす父親がこの日本でも標準化しているようだ(他の婆友の話を聞いても)

    ☆ ☆ ☆

で、話は変わりますが 昨夜息子の幼稚園時代の母友二人と食事した。
一人は職種は違うが職場も15年くらい同じところで働いていた友人。旦那さんを癌で失くして23年。
吉〇寺のビストロで軽めのコースとワイン








安めで美味しいと思ったが、なぜか私達とあと一組しか客が居なくて「この店大丈夫なんかいな?」と不安になった。
それでその場では話し足りず かといってビストロでコーヒーまで飲んじゃったのでカフェも物足らないよねってことで駅前の安居酒屋へ


伝串という鳥皮の串が1本50円!という安さ。
そしてキャベツのオイルあえ(なぜかゴルフ場でハルピンキャベツとしてつまみに出るもの そこでは軽い盛りで700円くらいとられます)などが200円くらい。
ビストロで食べた後だっていうのにこの鳥串のB級グルメ感満載の美味しさよ!


サワー類は290円 ワタシはちょっと贅沢に生レモン搾りにしたけどそれでも390円。(アルコールは薄めだったが)
ここは若者たちでいっぱい。三人オバサンで店内平均年齢をおもいっきり上げた。

この日の二人友の一人は一人息子の二番目の子供がちょっと先天性の消化管の障がいを持って生まれて来たので、それをきっかけに超優秀な息子が完全にハタラキカタを変えてほとんど家で仕事するスタイルにしたということ。
その子は元気に育っているがこれからも定期的にオペをしなければならないということ。
孫④とほとんど同時に生まれた幼い子が手術されてそのあと動くと傷口が開いちゃうので拘束されるって聞いて想像したら涙が出た。
顔がデカいとムコから心配されている孫④だがデカいくらいで嘆くのは贅沢だ!
もう一人の友のムスメは家のドラと同い年だが、なぜかこじらせて、地方に転勤になった5年前から一度も帰宅せず、お父さんが亡くなってからお世話になった父方母方の伯父が最近あいついで亡くなっても帰京もせず、闘病中のお見舞いにも葬儀にも来なかったと・・・
友人ががんばって仕事も子育てもしていた事も近くで見ていて知ってたし、彼女は毒親でも支配的でもなかったのに、なぜそうなっちゃったのかわからないんですね。下の男の子は結婚して子供も出来て近くに住んでて友人を支えてくれているからまだ良かったけど。
ムスメは美人の誉れ高く高校生までは遅くまで働く友人を支えて家のことも進んで手伝ってたし、自分で決めたブランド短大に入ったのに。
なぜかそれを中退して家に帰って来なくなってしまった。
「遅くきた反抗期がずっと続いてるんだねえ」とワタシともう一人の友の見解。
いわゆる毒親でも慕われる親もいるし、どんなに愛情を注いでもぎくしゃくする親子関係は出現する。

ワタシも母を亡くしてから時がたつとともに、もっと色々話をしておけばよかった、母の仕舞も見たかったし旅行ももっと一緒に行っとけばよかったな・・・ などと後悔が募ってきているんですね。

他人と比べて「自分の方がマシ」みたいな思考は嫌いなんだけど、図々しく色々甘えて頼んでくるムスメに応えてあげられる今の状態は幸せなのかもしれない。
友人のこじらせたムスメも後々「ああしとけば良かった」って激しく後悔しないようにねと他人ながらあなたの幼稚園から知ってるオバサンは思うんですよね。



コメント (4)
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