土曜日
孫③のバレエの発表会にムスコの所も一家で見に来てくれた。
開場を待つ間に孫④をあやしてくれる孫①②たち・・・
いとこたちが仲が良いって嬉しいですね。
上演中は撮影不可だったので演目は撮れなかったが
孫④はムコにだっこベルトで固定されて殆どぐずりもせずに 舞台を見たり寝たりしていつもの動じないっぷりを見せつけてくれたのでワタシは隣でゆっくり見られた。
ムスメは出演する孫③に楽屋でつきっきりだったものでまたしてもジジババは孫③の舞台を見ると同時に孫④お守ヘルプとしての動員でもあったわけです。
ベビーカーでもセルフでミルク飲んじゃうもんね~
このおおらかさはホントに助かる・・・
孫③がバレエを始めたのは10月ごろから。このバレエ団では最年少のうちの一人で、最初はふざけたり先生に言われたことができなかったりで大変だったらしい。
しかし家に帰っても厳しいムスメの指導に耐えてこの日は2演目に曲がりなりにも出演できた。
「海賊」は今までで一番の出来(by ムコ)だったが
「胡桃」の子ネズミ役の時には余計な演技も+され (ソファに寝ているクララに話かける)見ていたワタシ達をハラハラさせた。
退場の時に転んですぐ立ち上がる やはりワタシ達ハラハラのち苦笑。
カーテンコールの時は満面の笑みでお手ふり(なぜか前の方の列の知らない誰かに手を振っていたらしい)
そしてお辞儀するのを忘れて隣の子に手をひっぱられていた。
なんか目立って面白くて笑いをとってたのはいいんだか悪いんだか・・・
人見知りしないしどんどん自分を出す所はやっぱり帰国子女っぽさが抜けてないなあとバーバ的には思っている。
良い所は伸ばしてほしいが、それが「出る杭」的に受け止められていじめられたりそれでこじれたりしないと良いのですけどねと秘かに心配もしているのは余計なお世話かな?
世の中信じられないくらいの意地悪って時々いるからね・・・
このバレエ団はムスメの話では有名どころのとは違ってお月謝も安いし、発表会もそんなにかからないので助かっているとのことだが、ちゃんとしたバレエだったし、客演にプロもいらしてたし、上級生にはものすごく上手い子たちもいた。
ムスコの一家からも ワタシ達ジジババからも「よくがんばったね、可愛かったね」と褒められて嬉しそうな孫③
実はワタシも幼い時にバレエを習いたかったんですけどね。
ピアノとかお絵描きとかたいていのお稽古はさせてもらってたが、父がかたくなに「踊り系」はダメって主張して習わせてくれなかった。本家のまた従姉妹に宝塚やめて戻ってきたお姉さんがいて生意気で売れ残ってて(当時の価値観ですよ) 踊りなんて習わせてあんな風になったら大変だって言ってたらしいw(昭和だな~)
なので あの頃、友人たちの発表会に招かれてそこで踊る友人たちがとてもうらやましかったんですよね。
で、娘にはバレエを習わせた。彼女は中高でダンス部で活躍し、大学時代はインカレのストリートダンス系のサークルでムコと出会った。
そしてムスメは「やっぱり基本はバレエ、将来どんなダンスするにしても一度は習っとかないと・・・」と孫③にバレエを習わせるに躊躇はしなかったみたいだ。
こうやって自分が出来なかったことが次の代でリベンジされるってちょっと溜飲が下がるもんですね。