局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

落し物

2007-03-06 22:31:45 | 日々の生活
火曜日はスポーツジムに行く日と決めている。今一番気に入っているインストラクターのダンス色の強いエアロビレッスンがあるから。1時間めいっぱい動いて Tシャツが絞れるくらい汗かいて気分は爽快。
振り返ればほぼ週2回くらいのペースで通い始めて早2年2ヶ月たった。どっちかといえばスポーツには縁がなかった自分がこれほど足しげくジム通いが続くとは思わなかった。
最初は恐る恐る初級者向けのエアロビから初め、それでもふくらはぎの筋肉断裂などおこしてしまったが、苦節二年。最近はハイインパクトの上級者向きのエアロビもこなせるようになった。40過ぎて自分にこんなことができるようになるとは思わなかった。誰の役にもたたないけどボケ&寝たきり防止にはなるであろう。体重は変わらないけど体脂肪は減った。お腹に腹筋の縦線がうっすら4本入った(笑)
私がイソイソとジムに行くのを見て一番びっくりしているのは夫であるが。

そのジムは友人から誘われて入ったところだけど、JRと私鉄の住宅街の駅のほぼ中間 どっちからも歩いて10分以上かかる交通の便の悪さから 学生には敬遠されて、近隣の住宅地の住民が殆どである。駐車場が広いから私も車で行くことにしているが、このジムの開設当時は入会金もかなり高かったらしく(私はかなりダンピングされてからの入会)その流れを汲む人たちも居るので 駐車場はさながら外車のショールームのようである。
サウナの中では エーゲ海クルーズだの ハワイのコンドミニアムだのかな~りゴージャスな話題がオバマダムたちにより展開されている。
まあ私はめんどうなのでなるべく友達は作らない方向で挨拶とあいづちだけはうつが聞き役に徹しておりますが。
受付やインストラクターの接客も丁寧だし、施設も新しくないけど綺麗に保たれ、ほぼ満足はしているんだけど・・・

今日 事件があった。
プールに行く途中の女性のシャワールームに かなりのおおきさの うOちが落っこちていたらしい。
朝一で入った人が 大騒ぎして支配人までが来る騒ぎになったそうだ。

私がジム通いで認識したことは 年齢が高くなると スタジオや地上の筋トレから水泳とか水中歩行など水中に移行するということだ。60歳をこえていながら毎日6000m泳ぐというマダムもいらっしゃるから運動量は比べられないけど、やはりスタジオで激しく動くより、水中で体重から解放されて運動するほうが、高齢者にとって関節などには優しいのだろうと思う。

だから 午前中のプールに入っていらっしゃるのは 殆どが60歳以上の方たち、どうみても80歳くらいという元気な方もいらっしゃる。

で、たま~に 一年に2,3回 あるのですね。そういうことが・・・
やはり、鍛えていても筋力低下してくるのだろうか?それにしても落っことしたら後始末くらいしていってもいいと思うけど・・・

ちょうど上級エアロの終わった後だったので、若い層(といっても30代の小学生ママたち)も居合わせて その場は大ブーイングだった。「そんなになってまでスポーツクラブに通わないでほしい」とか
確かに汚い事はいやだけどさ、そこまで目くじらたてて怒る気にならない。どうせみなさん年はとるんだからね。別に落っことした人に同情しているわけじゃないけど、人間っておもしろ且つ悲しいなあって トホホ気分になるだけなのよね、私としては。

しかしながら、秘かに私は このスポーツクラブを「介護老人ジム」と呼ぶことにした。

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福岡発の宅急便

2007-03-05 18:48:57 | 食べる
福岡から おいしいものの詰まった荷物をいただいた。



昨日の朝摘んだというあまおうとアスパラガス。アスパラガスはホイル焼きにして塩をふっただけでおいしかった。



辛子めんたいこ 「蕗」という料理屋さんのオリジナルらしい。 料亭物の明太子は 稚加栄のがおいしいと思ってたけど これもなかなかおいしい。昆布の千切りの取り合いになった。

あと 笑ったのはこれ↓

 

話題になっている麻生太郎氏由来のお菓子二種類。太郎ちゃんの牛乳カステラと 太郎ちゃんの暴れまがりせんべい

これって東京のお菓子メーカーで作られているものだけど ご当地お菓子として福岡で売られているのね。

「まがりせんべい」 って言う 毒に笑った。麻生太郎氏は局的には好きな政治家の一人です。総理にならないで 今のポジションくらいで 好きな発言していていただきたいと思いますが・・・

ところで、麻生家ではこれらの売り上げによるロイヤリティはもらってないといううわさ。
さすが財閥は太っ腹ですね。

お味は おせんべいはまだ食べてないけど 牛乳カステラはちょっと香料が気になる駄菓子テイスト。
麻生氏の名前を使うなら、最高級材料を使って贅沢に仕上げていただきたいと思った(笑)


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ひな祭りの食卓

2007-03-04 16:29:12 | 食べる
昨晩は久しぶりに家族が夕飯にそろう日だったので、ちょっとがんばって夕食を作った。

三月三日の定番 散らし寿司にハマグリのお吸い物、菜の花の辛し和え。
オプションで鶏の肉だんごの甘酢あえと湯葉、散らし寿司で余ったレンコンをアンチョビーのみじん切りとともにガーリックオイルでいためたもの(おつまみに最適)

我が家の散らし寿司は 実家の母からの味。干ししいたけ、人参、レンコンを細かく刻み、しいたけの戻し汁とホタテの缶を汁ごとに 薄口しょうゆとおさけとみりんで味をつけただしで煮た具を混ぜる。それに 錦糸卵と刻みのりとみつばを散らす。ホタテ缶の隠し味で味がふかまってそれだけで食べるのもおいしいんだけど、夫が物足りないとのことで イクラや刺身ものせる。
別に分量を量って作るわけじゃないから 毎回微妙に味が違うけど、母と同じ味が出せた時には 成功と思う。

ハマグリは昨日近所のスーパーでたくさん売っていたが、全部中国産だったのにはがっかり。紀伊O屋とか三O屋などの高級スーパーじゃないと国産はまぐりは売ってないらしい。
桃屋の散らし寿司の素とか、ひなあられなどもたくさん並べられていた。若いお母さんたちも結構買っていた。

結婚以来、何度この献立を作っただろうか? これから何度家族でこういう食卓を囲めるだろうか?
子供たちも家から独立していく日も遠くないと思うけど、やっぱり彼らにも行事食が受け継がれるといいなと思っている。

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こだわるのもいいけどね

2007-03-02 21:28:27 | 家族あれこれ(犬も含めて)
娘の変な服



スカートにもなるジャケットにもなるらしい。(ファスナーをはずすとそれがジャケットの前部分になるというデザイン)
メルシーボクーというデザイナーブランドもの。
今日、クリーニングに出しにいったらそこのおばさんが 「へ~おもしろい服ね~ おじょうちゃんもおしゃれになったものね~~ まったくお客さんの家のお子さんはあっというまに大きくなるのよね~」などと言いながらとしげしげと広げて眺めてみていた。小学校の制服を出していた頃からのお得意なので、クリーニングを出す品物が移り変わるのも面白いんだろうな。
スカートとジャケットってクリーニング代がずいぶん違うけど(当然スカート<ジャケット)ジャケットの値段で計算されていた(ちぇっ) まあ しょうがないであろう。

もう一つ、娘が最近買ってきたもの


私が見立てた家族のお揃いの箸(鎌倉で購入した繊細な竹の箸)の娘のものの先が折れてしまった。(サトイモの煮っ転がしが固かったらしい 笑)
そこで、
「今日原宿行くから 夏野(箸専門店)で買って来るわ いいでしょ? 立て替えとくからあとでお金ちょうだいね」
気軽に 「いいよ~」って言ったのが間違いだった。

娘の選んだのがこれ↓



確かに使いやすそうですよ。職人さんの細工って感じはするよ。
しかし これで3300円って高くありませんでしょうか? 
文句を言ったら
「だって 日常で使うものはケチケチしないことって言ったのはママでしょ 気に入ったお箸で食べたらごはんもおいしいじゃない」だと。

だったら自分で稼いでから買ってこいと言いたい! しかし、上限を設けなかったのは私の手落ち、しぶしぶ箸代を渡すハメになってしまった。まったく油断も隙もありゃしない。



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姑自慢(トホホ)

2007-03-01 23:49:36 | 友人
幼稚園以来の親友と新宿で久々に会った。
老舗のうどんやでつまみを頼んで焼酎と梅酒を飲み 最後はうどんでしめるというオヤジの飲み方である。
彼女は私の友達の中で 一、二を争う専門職バリキャリだ。ただし、子供無し、若い頃一度結婚してしばらく独身 三年前に同じ×1男性と再婚したが ダンナさんは某国に単身赴任なので 結局また都心のマンションに一人暮らしという身の上。
お互い忙しいけど 一月に一度はお互いの近況を吐き出すようにしゃべり倒すという時間を作っている。
昨日会ったとたんにびっくりしたのは 彼女がかなり痩せてしまったこと。元々スリムだったが 158cmの身長で 45kgを切ってしまったそうだ。
原因はストレス性胃炎だそうだ。
「よっぽど胃潰瘍か胃がんだと思って胃カメラのんだんだけどさ~ まあただの胃炎だったのよ ちょっと仕事と私生活と色々あったからさ~」

実は彼女のご主人は 前の結婚の時、某地方の自分の実家の土地に二世帯住宅を建てている。まあ色々離婚にあたってあったのかもしれないが、現在はお母さんが一階に、二階は前結婚していたときの彼の荷物がおいてあるらしい。一、二階あわせると結構広くて150平米くらいあるらしい。
しかし、一階に住んでらっしゃるお母さん(彼女のお姑さん)は かなりの「片付けられない女」なのである。

何を隠そう(隠してないけど)私の姑もりっぱな片付けられない女である。 (2006年10月15日ブログ参照)
それで 昨日は友人と 姑の片付けられない度自慢(苦笑)になった。局と友人(以下Aとする)

局:ウチなんかさ、無理やり片付けにいったら ゴミ袋15個くらいあって持ち帰ったんだから!
A:局ちゃん まだ 入れただけいいじゃない。私は下の部屋に入れてもらったことないよ。 年末彼がお母さんのところにはいったら、もう素人が片付けられる領域を超えてるらしいよ。業者に頼むと60万くらいかかるんだって・・・

局:ウチなんか 庭の花の肥料にするって米のとぎ汁をとっておいて それが腐ってたんだから!
A:ウチのお母さんね、もう自分のキッチンは使用不可能みたいで、二階のを使い始めたの。お正月に行った時変なにおいがするから流し下を覗いたら、いつのかわからないなすの漬物がラップかけておいてあった。ゲル状になってた・・・

局:ウチはさ、なんか知らないけど 親戚から着ない服をもらってくるのよね。古着屋みたいでね、それがリヴィングに積み重なってるの
A:服ならまだいいじゃない。下にはおけなくなったみたいで彼のリヴィングに大きな袋がおいてあってね、中身をみたら 紙のおしぼりとコンデンスミルクのチューブが詰まってた 賞味期限切れの・・・・なんでこんなもんがここにあるのか理解不能だよっって感じなんだけど

げっ ことごとく負けた・・・

それで、彼女の心労というのは、今後の事を考えて ただ夫の荷物が置いてあるだけの二階を人に貸すことにすると夫婦で話し合い(そりゃ彼が二世帯分のローンを払っているんだからそれくらいする権利があると思う)お母さんに他人が入るんだから少し自分の領域と、家の周りにおいてあるゴミを片付けるように頼んだところ、片付けるどころか 二階の息子の領域がゴミに侵食され、もう手の施しようのなくなった(従って、人に貸すということは当分無理)ことが 最近わかってしまったことも原因の一つらしい。

ウチの姑の片付けられない程度は まだ可愛いもんだとちょっと思ってしまった(最近行ってないからわからないけど)
ローンや生活費も息子に出してもらって(彼がそれだけお母さんを支えられるっていうのは 私の友人が稼ぎがあるからだとも思う、いちいち書けないけど客観的に見て)その上、自分の性癖で息子夫婦の計画を頓挫させる・・・ Aが痩せるのも無理はないと思った。 気の毒に・・・

しかし、結婚って言うのは本当に何が出てくるかわからないびっくり箱みたいなもんだなと思う。彼女のご主人はなんでも自分のことは自分でやる キャリアウーマンの夫向けの人だと思ったが、「小さいうちから自分でやらないと生活できないという厳しい環境におかれていたのね、多分・・・」という結論に達した。その点は買ってあげようね と 慰めながら稲庭うどんをすすってお開きになった。


コメント (4)
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