局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

犬と歩けば人に当たる

2020-11-04 08:26:54 | 家族あれこれ(犬も含めて)

☆世間話をする小学生の話

夕方川沿いの遊歩道を散歩していたところ、
背後から「こんにちは」との声がした。振り向いたら小学校高学年くらいのランドセルをしょった男の子である。(私に声かけたんか?)ときょろきょろしたが、どうもそうらしいので、こちらも「こんにちは」と答えた。





「可愛いワンちゃんですね、触ってもいいですか?」
「いいわよ、この子絶対噛んだりはしないから」
寄ってきてGちゃんを撫でる小学生、しばらくして立ち上がったので、「ありがとう」と言って歩き出した。
ところが、その子がそれからずっと隣を歩いてついてくるのである。
「なんて名前ですか?」と犬の名を聞いて来たので名前を言ったら「良いお名前ですね」とやけに愛想良い。
その後も隣を歩くので、黙っているのも間が悪く
「何年生なの?」と聞くと
「〇〇小 5年生です」とのこと。ムスコがかつて在籍していた公立小学校である。形態が変わり、校舎も建て替わって人気の小学校になり、この学校目当てに引っ越ししてくる子持ちも多いとのうわさ・・・
「そうなんだ~ 〇〇小ってどうですか?」と成り行きで聞いてみたら
「はい、良い学校です。居心地がいいですよ、もし入る予定のお子さんがいるならおすすめです」だと
あんたは不動産屋の営業マンかよ・・・ 内心 (コイツ面白いなあ) と思いつつ
「ムスコが卒業したのよ、もうずっと前だけどね」と返したら ふむふむと言うようにうなずいている。
と、遊歩道の枝道に差し掛かると
「あ、僕はここで。またお会いしましょう」 と言ってお辞儀をしてから去っていったのである。

(またお会いしましょうか・・・今の子はいったいなんだったんだ??) と内心?マークが飛び交ったひと時であった。
小学5年生なんて動物の群れみたいなガキが多い年代である。一人で帰宅していたあの子浮いてるんじゃないかな? とも思ったが、「良い学校で」「居心地がよく」「お子さんにもおすすめ」なんだとしたら、あの子にも居場所があるらしい、今の〇〇小は確かに良い学校なのであろう。

マスクで顔はわからなかったが、中肉中背のごく普通の小学生だった。
あの調子で会話したらどんな話になったのだろうか?「今時の塾事情」とか「〇〇小の中学受験情報」とか、後学の(孫たちの)ためにも聞いてみたくなったよ、元教育おばちゃんとしては
ちゃんとした答えが返って来たに違いない。

☆ ちょっと惜しかった工事現場のおにいちゃんの話

局家の周り、コロナ禍にもかかわらず、今年はずいぶん新築工事が多かった。界隈の大地主のおばあさんが亡くなり、手放した駐車場やらアパートやらが、細分化されて住宅になっているのである。
家から川に行く坂道の途中で地盤の工事をしている現場にて。
ちょうどおやつ休みだったのか、杭のところに座っているお兄ちゃん。国籍はわからないが、ヘッドスキンのブラック。ガタイがよく、ちょっとこわもてだが目は笑っている。
ワタシが通りかかったら杭から降りてきてGちゃんに向かい
「可愛いね、これ可愛いね」とGちゃんの耳のりぼんを指した。


「そう? ありがとね」と通り過ぎたら、後ろから
「可愛いね、猫」と

ガクっとなりながらも、振り返って「犬だよ、い・ぬ」と教えてあげたよ。



今日は君にスポットライトを当ててみたよ。
寒くなると部屋で一番温かい所を見つける天才。

コメント (2)
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