トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*罵笑翁特別寄句「奥の臍道」 1 

2011-08-07 | 大震災

       フクシマやああフクシマやヒバクシャや

       古釜や冷やすに注ぐ汚染水

       賛意聞く人やらせに熱の風いかに

       釜の妻保安くずして通りけり

       迷言や釜を巡りて世も末え

       はらはらと血涙ちらす酪農家

       父母の墓石恋しき帰路の声


ヤマトシジミ

2011-08-07 | 小父のお隣さん

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 窓の外に目をやると、時折、通り過ぎるアゲハ類の他に小さいチョウが群れているようになった。多い時は10頭ほどになる。種類を確かめたくて、窓際のローズマリーに来たところを撮影した。

 おそらくヤマトシジミなのだろうが、家の周囲にはカタバミが沢山自生しているから、幼虫は其処が故郷であろう。アゲハのように移動量は大きくないから、狭いところで飛翔している。これが動けぬ我が身にとっては格好の慰め役だ。このヤマトシジミは都市化に負けず、都会のど真ん中でも繁殖している強者?でもある。カタバミなんて歩道の隙間にも生えるし、蜜源なら家庭のプランターで賄えるからだ。

 縁に出て眺めたいのだが、藪蚊の襲来が恐ろしくて、いつも窓越しで眺めるのみだ。他の窓からはどうだろうかと家の中を移動して、ベッドから見えない庭の部分をみたら恐ろしいことになっていた。この時期、一ヶ月以上も放置したままだから当たり前だが、まだ同じ期間程度を放置のままになる。恐ろしい。

 まあ、「不耕起栽培」「自然農法」と思えば思えなくないが・・・。残したいのが消えてしまうのだ。