トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「低い位置ばかり」

2017-12-03 | 小父のお隣さん
 師走に入り、トンボを確認できる日数も片手の数で足りるだろう。既に泥水池や上の池は終日山の影に入りトンボの影も無い。姿を見れるのはトンボ池の北側、日照が届く草地でも地上付近である。
 それも平坦面より南面した緩斜面で翅を休めている。太陽光を浴びる量も多く風当たりも弱まっているからなのだろう。もう「捕食する以外は動かない」と決めているように思える。

 オオアオイトトンボも居るかと探したがマユタテアカネ数匹のみだった。

林縁部の藪

2017-12-03 | 今日は真面目に
 多少とも森作りや里山保全にかかわっていたら「林縁部」の重要性は理解できるはずで、必要以上の刈り払いは行わない。
 今回の作業範囲、拠点近くの竹林林縁部なのだが実生の落葉樹を選伐育成をもしている区域でもある。諸々の雑事で適期作業を実施できなかったが、遅まきながら刈り出しと蔓草の引き落としを行った。

 ススキと蔓性の草本、これに株立ちになる木本が合わさると「猪様のお休み処」となってしまうので林縁部とは言え、袖群落や裾群落と言う範疇では見ていない。下草を刈り育成樹の刈り出し、蔓草を引きずり下ろし樹形を顕わにする。この蔓草が結構なストレスを与える強靭さを持っていて、何時もの事ながら「コンチクショウ!」的な気分の作業だ。

 それでも作業が終わり眺めて見れば清々しさを感じる。気温も風も冷たくはなっているが、発汗するような作業でもある。
 成長が早いアカメガシワなどは初夏に刈り払いしてあるにも関わらず、既に背丈を超える成長ぶりだった。母樹は役目が済んだものとして除伐しないと他の樹種に影響が出る。

  北側   ➡  

          東側1   ➡  

                 東側2   ➡