トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ああーっ!探索は今日も駄目~だった…

2024-09-09 | 小人閑居して憮然

 「探索命令」一過、成功して人殺しに至った自治体もあるに聞くが、何せ姥捨て山には新聞が無いので確かめようもない。姥捨て山災の河原でも「探索必至」の切羽詰まった状況であるけれど、ここはどう転んでも孤爺の捻挫とか骨折とか止まりなのだが、取水堰・取水升を発見し露わに出来ない限りは「水域の生物全滅」と言う事態になりかねない。二者択一なら自分を選ぶのが小人の小人たるゆえんだ。まあ、現代版臨床ドキュメント劇場「利によりて行えば恨み多し」 第二幕はそのまんまである。

 さてさてツチノコ探しなら面白いだろうが取水升探しはフイールド環境の生命線だ。幸いにも埋没していながら断水していないのは奇跡ものであるのだが、その一方で濁流襲来が降雨間もなくだったと言うのが窺がわれる。と言うのは厚い砂礫に埋まっていても送水できていると言う事は砂泥が升内に堆積し送水管を詰まらせるまでの時間的余裕さえも無かったと言えるからである。だから砂礫層を通過した沢水は詰まらなかった取水升と送水管を通り吐水口に出ている、と言うのが推測だ。

 とは言え、このままで良い訳ではなく早急に取水升の掘り出しと保全対策を講じないといけない。また取水堰との水平線に河床の低下を防ぐ防護段差工も必須なのだが、まずは取水升の探索を優先してこの日も7時前から作業開始した。前日に流路を取水堰側に誘導し流れの力で流路を掘り下げ、爺力で掘り下げる労力を少しでも減らそうとしたものの。上流部は30cmほど低下をしたけれど取水堰付近は低下量は思ったほどにはなっていない。まあ、傾斜が緩くなってくるのと流れ出て来る砂礫が集まるから押し合いへし合い出会って効率が悪くなるのは致し方なしだ。

 この日の探索も6尺の金梃子を突き刺しグリグリし、また突き刺しグリグリすると言う事の繰り返しだったのだが90分程度行えば青息吐息になった。金梃子の重量を計ったことは無いのだが両腕での上下作業は意外にも上腕に筋肉痛をもたらしてきた。結局、思った事は「目印の無い探索ではいつ果てるのかわからん!」のであって強制排砂の時に写した写真を基準に位置を確定するのがよろしい、と考えてこの日の作業を終えた。まずは自宅のPC内の写真を調べなくては。明日もまた7時からの作業開始だ。朝四時には目覚めているし6時には悠々と朝食を摂れるからまずは問題ない。

     

 


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