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このネズミウリは時折、フイールドにご夫婦で歩きに見える近所のIさんから頂いた種を蒔いたのである。熟していない時は緑地に白縞模様、熟すと赤くなり、どちらも「可愛い、綺麗」と言いたくなる雰囲気がある。フイールドに来るおチビちゃんのままごと用にと育てたのだが、11月の祭りは中止になって瓜の実の出番は無くなった。
ところでグリーンカーテンとして夏の日差しを遮ってくれた蔓は実を残し無残な姿なのだが、リビングからカーテン越しに見ているとイソヒヨドリやキビタキがアタックする時がままある。果実や種子を食べている風でもないから虫がいるのだろう。そこで気が付いたのは食害した虫の正体である。
事実かどうかまで断言はできないものの家の外壁あちこちに張り付いて動かぬ三角翼の蛾、これの蛹か幼虫か、はたまた成虫か、アタックを見るたびに妄想するが、外に出て蔓を検分するほどの興味は無い。まあ、年末並の寒さでは出たくもないわい。
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手に取り眺めていると色合いといえ縞模様といえ、お爺の感覚でも可愛らしい。
沖縄を売り蹂躙大ネズミ闊歩