トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

キジョランの植え替え

2016-08-26 | 蝶の食草園
 S先生が播種育成したキジョランの苗を譲ってくれた。フイールドに定植したキジョランはどれも生育が悪く、同じ母蔓からの我が家のキジョランも5年以上経過しているにも関わらず1m程度しか伸びていない。以外にデリケートな植物と思うようになってきた今日この頃なのだ。業を煮やして再度移殖した株の中には急速に成長しアサギマダラが産卵し幼虫も越冬できた株もあるから環境を見極める眼力がまだまだ不足なのだろう。

 頂いた4株はペットボトルの下半分を鉢にし養成した株だったが根鉢の大きさに比べ太くしっかりした蔓を伸ばしていた。育成のプロなのだから比較は無理としても、割合水分の多い土壌環境を好むように思える。
 さて、頂いたポット苗は定植できる大きさなのだが根鉢が小さすぎる。植え替えし巻き根を放射状に伸ばしてからでないと定植しても枯れてしまうだろうから、自宅で晩秋か来春まで養成する。定植時期は根張り具合によるが、定植予定場所には鉢替えに使ったフイールドの土を入れておき猪の掘り返し被害を減ずる事前策も必要になってくる。

 合わせて頂いたグァバの実生苗は4寸鉢に五本入っていて分割が難しい。鉢から抜きジェット水流で土を洗い飛ばし根だけにしほぐして独立させた。上部は半分に切り詰めロングポットに用土半分で植えつけた。根が伸びて下から見えるようになったら更に土を増し十分に根が回ったところで定植するが今季は無理だろう。
 
         ポット苗、左端が自宅のキジョラン   鉢替えした養成株

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