京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



前ページで紹介した満月さんの「阿闇莉餅」に似たお菓子があります。
京都でも全国的に有名な「鶴屋吉信」さんの「つばらつばら」です。

このお菓子は姐奴さんのブログ「京都おみやげ歳事記」で知ったもので
今年1月「ブルータス」の”日本一の手みやげはどれだ”で
グランプリを獲ったそうで、こちらもお土産に使わせて頂いています。

さて、中身は・・・
見た目はまたまた”どら焼き”を半分にしたような感じですが
大きさは小ぶりなものです。

モチモチした食感の皮の中に粒あんが入っています。
「阿闇莉餅」と比べると餡はちょっと少な目で
皮はやや厚めという感じで全体的には品の良い雰囲気です。
お値段は10個で1680円と少しお高めですが
しっかりとした箱と包装はご贈答にも向いています。
「阿闇莉餅」は庶民的、こちらはお客様用というところでしょうか・・・


中のしおりにも書いてあるとおり
「つばらつばら」とは万葉の言葉で”しみじみと。心ゆくままにあれこれと”
という意味だそうで、都を思い大伴旅人が読んだ句が書かれています。

「鶴屋吉信」さんの京都本店は堀川通りと今出川通りの角にありますが
他、全国のデパートに入っているので
このお菓子はどこでもお買い求め頂けると思います。
都内リストとしては三越、高島屋、伊勢丹、大丸、小田急、西武、京王、そごう、東武
各店舗です。



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昨日アップした「どら焼き」のモチモチした皮の食感という事で
「満月」さんの「阿闇莉餅」(アジャリモチ)を載せてみます。

このお菓子は”アジャリ”と呼ばれる修行僧がかぶった笠の形を象ったもので
見た目は”どら焼き”に似ていますが
大きさはもう少し小ぶりなものでです。
皮は薄目でしっとりとモチモチ感のある生地で
中には粒餡が入り何とも美味しいものです。

以前「京都のお土産」で一度アップした事がありますが
時々お土産に使っています(1個105円とお値段もお手頃)


京都市内の各デパートやお土産売り場等々
各売店でも多く売られていますが
本店さんは出町柳から百万編交差点方向に向かう少し北側(裏通り)にあります。

因みに店名にもなっている「満月」という珍しいお菓子があります。
土日祝日だけの限定販売で
戦後30年以上途絶えていたものを復元されたお饅頭です。
お昼過ぎには売り切れるのか、残念ながらこの日も完売でした



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