祇園の巽橋を渡り、切り通しを南方向へ、最初の路地を右(西方向)に曲がり少し行った所に
「するがや祇園下里」さんがあります。
最初は少しわかりづらいですが、一度行くと納得!の場所
巽橋切り通し
文永元年(1818年)創業の「するがや祇園下里」さんは
総本家駿河屋さんから暖簾分けされたお店だそうで
独自に考案された「豆平糖」というお菓子が有名
商品名は看板にもなっています。
こちらが『豆平糖』
炒った大豆を蜜で固め棒状にした飴菓子
熱を加えられた蜜はほんのりとした苦味があり
香ばしく繊細な甘さで、ちょっと癖になる味です。
(中の豆は少し硬いですが頑張って噛みます)
こちらは、もう1つの有名なお菓子『大つゝ』
生姜入りの黒砂糖の飴を薄いお煎餅で包んだもので
中の飴はしょうが味が利いていて美味しいです。
この他『ひやしあめ』や『祇をん京ぜんざい』等もあります。
お店に入ると”大づゝ”をポンと1粒何気なく出して下さる心遣いが素敵
建物は100年の歴史があり、京都市の有形文化財指定
『豆平糖』は京都駅などにも置いてあります。
また『大つゝ』は新宿伊勢丹にも確か置いてあったと思います。