京都府北部の伊根は天橋立から更に車で30分程の漁港で、映画「釣りバカ日誌」やNHKドラマ「ええにょぼ」などのロケ地にもなった所
海沿いに建つ舟屋と呼ばれる独特の民家は1階部分は船のガレージともいえる船着き場で2階部分が居室空間になり
その貴重な景観から重要伝統的建造物群保存地区になっています。
舟屋群の中には江戸時代から残るものもある
舟屋の2階をキッチンと温泉露天風呂が付いた宿泊施設
1階は船のガレージ部分をカフェスペースにした舟屋カフェ雅さん
入口を入ると奥はすぐ海へと続いています。
海側から見るとこんな感じ水面ぎりぎりまで海面がきています。
カフェスペースはエアコンがきいた室内と船着き場部分の屋外にもあり
ドリンクなどを楽しめるようになっています。
和菓子と抹茶のセット、最中は伊根町のゆるキャラふなやん
お茶を頂いていると海上タクシーと呼ばれる船がやってきました。
舟屋の歴史などを説明しながら湾内を周遊してくれます。
宝暦4年(1754年)から続く日本で一番海に近い造り酒屋「向井酒造」さん
若女将が杜氏をされていることでも注目をあびています。
代表銘柄は「京の春」、赤米を使ったフルーティな日本酒「伊根満開」は女性にも人気
舟屋ギャラリー&カフェ「伊根工房」さんは伊根焼きのお皿や置物が展示され
店内では中国茶なども楽しめます。
伊根町自体はお店はとても少なく高台の道の駅まで行くと食堂があります。
バス停で降りると伊根浦公園の前に無料の貸し出し自転車があるので
空いていれば湾岸をチャリで回ると便利!
海の京都観光エリアにアクセスする京都丹後鉄道=通称”丹鉄”の観光列車
くろまつ・あかまつ・あおまつ・とあります。写真はあかまつ
車内は木を多用したカフェ風のサロンカー、ソファー席もありゆっくり景観を楽しみつつ
地元のジュースやビールなども注文でき、お土産なども購入できます。
伊根までのアクセスは宮津または天橋立から丹海バスか遊覧船
車の際の駐車スペースは伊根浦公園の共同パーキング
道の駅「舟屋の里伊根」も広い駐車スペースがあり舟屋は遠景になりますが伊根湾を全体を見下ろすことができます。