越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

立山カルデラ砂防(その3)

2011-10-15 07:24:46 | 観光スポット紹介

【立山カルデラ砂防(その3)】
2011年10月12日(水)
立山町 芦峅寺

その 1  博物館からトロッコ電車で水谷平まで
その 2  天涯の湯・白岩下流天望台・六九谷天望台・湯川12号砂防えん堤
その 3  どじょう池・立山温泉跡地・天涯の水から博物館まで
その 4  動画

【その 3  どじょう池・立山温泉跡地・天涯の水から博物館まで】

湯川12号砂防えん堤から立山温泉跡地に向かいました。立山温泉は1580年に発見され、最盛期の時期の夏場には500人もの客で賑わったこともあるそうです。昭和44年(1969)に大雨で登山道が流され、昭和48年に閉鎖、昭和54年に建物が焼却されました。今でも当時の浴槽跡やさび付いた金庫、かまどや炊事場が一部残っています。そして温泉跡の近くに堰止め湖のどじょう池もあります。

立山温泉跡地周辺の案内板




薬師堂跡の供養等
安政の災害時、温泉は数十mの土砂に埋まり、30余名が生き埋めになりました。


温泉跡地からどじょう池に向かう途中の湯川にかかる天涯の橋


木道を進むとどじょう池が見えてきます・・・紅葉に映えるどじょう池




途中景色・・・白樺の白とナナカマドの赤、モミジの黄と空の青


天蓋の橋から眺めた浄土山、竜王岳、鬼岳、獅子岳そして手前の鷲岳と湯川です


立山温泉跡地の図面


浴槽跡もありました


本館台所の炊事場跡のかまどとお釜


立山温泉跡地を後にして多枝原平(だしわらだいら)の天蓋の水に寄りました・・・美味しい水でした


多枝原平から見た鳶山と大鳶崩れと小鳶崩れです


カルデラからの帰りゲートを過ぎたところで跡津川断層があります・・・飛騨山地北部を走る活断層です
右側の崖の白い部分がかこう岩で右端の濃い茶緑色がれき層です


博物館に戻る途中、芳見橋(小見地区)から見た本宮砂防ダム(登録有形文化財)です


以上で今回の立山カルデラ砂防体験学を終わります。

コメント (2)
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