ウリパパの日記

自由気ままに・・・

南会津梁取地区の成法寺 2019.6.21

2019-06-22 22:09:18 | 旅行

南郷から只見へ向かう途中、国道289線沿いにある「国指定重要文化財 成法寺観音堂」に立ち寄ります。一般農道に面して何も案内らしきものがありませんが、歴史を感じる建造物が見えてきたので間違いありません。

 

駐車場も案内もないので道路に車を停めて立ち寄ります。成法寺の観音堂の説明です。

 

南会津を紹介するHPから引用します。

成法寺観音堂は鎌倉時代に建てられ、現在の建物は16世紀に再建されたものと考えられています。中世の仏堂建築を知る上で貴重な建物であり、和唐折衷の様式を持ち、国の重要文化財に登録されています。 また、聖観音坐像は福島県の重要文化財に指定され、1311年(応長元年)の作とされます。鎌倉時代末期の只見地方の仏教文化を象徴する仏像といわれています。

 

 扁額です。

 

 木彫りや装飾もなく素朴な造りです。寄棟、茅葺、平入、桁行3間、梁間3間、外壁は真壁造り板張り、純唐様建築、鎌倉時代の様式の流れを組む御堂建築の遺構として大変貴重な事から昭和38年(1963)に国指定重要文化財に指定されたそうです。

 裏側から見た姿です。

 

 観音堂の西側にあるお堂です。こちらは木彫りに装飾が施されていました。屋根は新しそうですね。

 

 観音堂裏手の本堂?人気がありません。このお寺は住職不在。観音堂はお盆とお正月のみ御開帳されるようです。

 

 道路から見た成法寺。

寺の裏には奇岩怪石が並ぶ仏地山がそびえています。古くから信仰の対象になっていたらしく、弘法大師空海が訪れたとの伝説も残されています。

成法寺は住職不在ですが曹洞宗のお寺です。福島県・御蔵入三十三ヶ所観音霊場の1番札所にもなっています。

 

 

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ヒメサユリとニッコウキスゲ咲く南郷スキー場 2019.6.21

2019-06-22 11:55:15 | 自然

宮床湿原の帰りに南郷スキー場に立ち寄りました。スキー場の先にはこれから訪れる只見町を見下ろす眺望が広がっています。眼下に流れる伊南川は、田子倉ダムから流れる只見川に合流した後、阿賀川と合流。阿賀野川となって日本海へ注ぎます。

 

伊南川の先にうっすらと見える雪山は標高1585mの浅草岳です。

 

南郷スキー場の中腹ゲレンデではヒメサユリが植栽されています。

 

高清水自然公園より若干標高が低いためか、既にピークは過ぎているようです。

 

広大なゲレンデに咲くヒメサユリ。

 

 ヒメサユリからニッコウキスゲに主役をバトンタッチ。

 

 こちらは満開です。

 

ゲレンデを振り返ります。正面のピークは伝上山でしょう。

 

 

正面には冒頭で紹介した浅草岳(1585m)。よく見ると浅草岳の北側には守門岳(1537m)がうっすらと見えています。

これから伊南川の集落を下り、只見ダム、田野倉湖へと向かいます。

 

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宮床湿原散策 2019.6.21

2019-06-22 11:15:25 | 自然

山王トンネルを超えて福島県に入って最初の「道の駅たじま」でもらった会津高原のパンフレットに駒止湿原と宮床湿原が紹介されていました(駒止湿原は平成27年度豪雨災害の影響で現在入山規制中)。宮床湿原は南郷スキー場に隣接していてアクセスも便利そうなので、高清水自然公園に続いて訪れてみました。

ニッコウキスゲが咲き始めた南郷スキー場に沿って林道を登り、スキー場から1kmほど走ると車が数台停められるスぺースがあります。1台工事用の車が停まっていました。

 

案内板です。湿原まで歩いて10分ほどです。

 

林道からの入口です。迷うことはありませんが、熊が出そうなので鈴を鳴らしながら登ります。

 

足元にはギンリョウソウが咲いています。

 

しばらく歩くと湿原の説明がありました。期待できそうです。

湿原の周りには遊歩道、真ん中には1本の木道があり、木道を目指します。

 

湿原に到着。ニッコウキスゲがお出迎えです。

 

湿原の様子。熊に出会わなくてよかった。点々とワタスゲが咲いています。

 

足元ではトキソウが咲き始めています。

 

始めて見る湿原のトキソウです。

 

サワランも咲き始め。

 

ワタスゲ

 

そして真っ赤なハッチョウトンボです。赤くなるのはオスのようです。

 

全長10mmと日本で最も小さいトンボです。希産種で幻のトンボとも呼ばれています。宮床湿原では低層、中間、高層湿原の発達段階が観察できると書かれていました。ハッチョウトンボは低層湿原の池塘で多く見かけました。他に水色のルリイトトンボも飛んでました。

宮床湿原の木道の先から10分ほど歩くと南郷スキー場に出て、伝上山に登ることができますが、湿原を十分満喫したので駐車場へ戻ることにしました。

 

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