気象庁の発表によると、午後6時50分頃(日本時間)、南大平洋のパプアニューギニアのマナム火山で大規模な噴火が発生。火山灰は上空15kmまで達しているとのことです。日本への津波の有無について現在調査中と報道されています。今年1月15日のトンガ諸島での大噴火では太平洋沿岸で想定を超える大規模な津波が発生しました。通常の津波とは異なるメカニズムで、大噴火に伴う衝撃波が空気振動を起こし、太平洋を横断する間に増幅されたと推測されています。今回も慎重な判断が求められいます。
冒頭の写真は、日本時間午後8時の気象衛星ひまわりの画像(赤外画像)です。オーストラリアの北、パプアニューギニア付近を拡大しました。黄色い丸印がマナム火山と推定されます。
(3月9日5時追記)午前2時に気象庁から津波の影響は無しと発表がありました。気象衛星画像を見ると噴火は昨夜の一回のみでおさまっているようです。