昨日の立冬は日本列島に寒気が入り本州各地の山々から初冠雪の便りが届きました。富士山では最も遅い初冠雪となっています。そして東京では木枯らし1号が吹きました。今朝は寒気と放射冷却の影響で北関東で冷えこみが強まり、宇都宮では3.0℃まで下がり初霜、初氷、水戸でも3.1℃を記録して初霜を観測しています。笠間では0.9℃と厳しい寒さとなりました。
今日は休暇を取得しました。早朝に大洗海岸で日の出を拝み、奥久慈の袋田の滝まで北上して色づき始めた紅葉を見学。その後、笠間稲荷神社で菊祭りを見てから、千葉県鎌ケ谷市まで南下。鎌ヶ谷市を訪れた目的は、今年初めてのダイヤモンド富士です。今日は、鎌ヶ谷市役所の屋上から東京スカイツリーとダイヤモンド富士のコラボレーションが見られる日で、1か月前から天気が良かったら休暇を取得して訪れてみようと考えていたのです。冬型の気圧配置が緩み、等圧線の方向によっては富士山方面に雲がかかってしまう懸念がありましたが、予定通り千葉県まで南下してみることにしました。
笠間稲荷神社から戻り、友部のアパートを14時に出発。常磐自動車道を柏ICまで南下して、国道16号を経由して約1時間30分で鎌ヶ谷駅に到着。大型スーパーの駐車場に車を停めて、市役所へ向かいます。日の入りの1時間前に着いてしまいました。
市役所の屋上は360度の眺望が広がります。日の入りの30分前には30名近くのカメラマンがスタンバイ。日没時には50名以上に膨れ上がっていました。鎌ヶ谷市がHPで紹介するだけあって、人気のスポットのようです。
東京スカイツリーと日没前の太陽
東京スカイツリーの右側に太陽が沈みます。その方角には雲? 富士山の姿は見えません。
太陽が高度を下げていきます。まだ富士山は見えません。雲の中かな? 不安がよぎります・・・
ようやく富士山頂のシルエットが見えました。左肩にかかります。
この冬初めてのダイヤモンド富士です
東京スカイツリーとダイヤモンド富士のコラボレーション
鎌ヶ谷市から富士山までの距離は120km。茨城県から見るダイヤモンド富士と比べると太陽は小さめです。
小さめのダイヤモンド富士となりました
ゆっくりと山頂の真ん中に沈んでいきます
最後はグリーンフラッシュ
影富士が現れました
影富士が成長
東京スカイツリーのゲイン塔が明るく点燈しました。背後には飛行機雲と富士山のシルエット
東京スカイツリーや都心のビル群が点燈。左端には東京タワーのライトアップ
17時を過ぎて富士山のシルエットは闇の中に消えていきます。夜景の撮影は三脚が無いと厳しい。手持ちのカメラでは、これが限界でした。