おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

峠をゆく

2008-04-30 23:52:00 | 湖国日記
毎日、ホントに良いお天気ですね。
今日は、午後から動きました。今日はとりあえず?峠めぐり。
大津大石から宇治田原町との県境になる禅定寺峠へ。近江の古道、いわゆる「宇治街道」の峠の探索?ですね。
峠やし、眺望がいいかなって思ったけど、フツウに県道が切り開かれていたんでちょっとガッカリ。他に峠道もなさそうやしね。
そこから、信楽方面へ。
富川のお友だちの染織工房へ立ち寄って、そこから信楽へ。
多羅尾から伊賀上野へ向かう、いわゆる「伊賀街道」の「御斎峠」(おとぎとうげ)へ。
途中の道路が狭かったりするけど、峠付近は幅も広い道路で、近くに「信楽温泉」ができてたりして開けたところでしたね。句碑のようなものがあるだけで、展望台があるのではないけど、伊賀上野を見下ろす眺望はなかなかです。脇に旧道がないかなと思ったけど、わからず・・・

この峠は、かつて、大阪の堺から京都に向かおうとした徳川家康が、枚方あたりで本能寺の変があったと聞き、急いで居城の岡崎まで戻るのに使った道として知られていますね。その時に案内したのが多羅尾氏やったとか。
その功績から、江戸時代の長きにわたって、幕府代官所が多羅尾に置かれて、その領地を管理していたんですね。
ちなみに代官所跡はりっぱな石垣が残っていて、史跡としても価値ありそうなんやけど、私有地なので整備されたり公開されてはいないんですね。
ちょっと、塀越しに写真を撮ってみたけど・・・

御斎峠から、谷の道を通って鶏鳴の滝の方から国道422号線へ。
今度は国道から伊賀市へ向かう「桜峠」へ。
幹線道路の県境という感じで、眺望するような場所でもなく、峠を示す石碑とかもはなかったですね。布教活動の帰路殺されたという、了源というお坊さんの石碑がありました。

さて、どんな記事が書けるのやら。
湖国の主要街道にある峠は、いっぱいあるんやけどね。