おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

おみおくり

2010-02-22 22:49:53 | 日々のつれづれ


くったくない、相変わらずの「あなん」さんです。
ネコはええねぇ~、ホンマに。

訃報があって、お通夜へ行ってきました。
両親の知人で、踊りの師匠。
昔からいろいろと病気を持ってた人やったなぁとは思ってたけど、
糖尿病からくる多臓器不全が、死因やったらしい。
67才。まだ、若いのに。

現役の師匠やし、ホントに、たくさんの会葬者やった。
両親を通じてのおつきあいしかなかったし、
母が亡くなってから、まったく会ってなかった人やけど、
式場の前に、踊りの時に着たらしい衣装と、小道具の傘、鬘、
それに、数々の写真が並べられていて、
それを目にしたら、なんか、じ~んと来てしまいました。

亡くなった方を、というより、母を思い出した感じかな。
仲良くさせてもらってた時、踊りを習ってるワケでもないのに、
なんかのイベントの時に、衣装を着けてもらって、鬘をつけ、
化粧を施してもらって、写真を撮ってもらったことがありました。
ステージで歌でも歌ったのかな(笑)

なんのイベントやったのか知らんけど、母の遺品にその写真があります。
母自身は小唄の師匠で、お弟子さんも何人かいて、
それも楽しかったやろうけど、
市の文化協会にも入ってて、他の芸事をしてる人とかとも交流してたから、
いろんなことができて、ホントに楽しかったやろうな~って、思う。

でも、だんだん、母の友だちもいなくなるなぁ・・・

お通夜で、その方の祭壇を見たら、
キレイなお花畑のようなデザインの祭壇でした。
よくある、白い菊とかを並べたようなのではなく、
曲線的なデザインで、ほんとに絵を描くように配色良く花が並んでるんです。
読経の間、それを眺めてました。

そういや、祭壇のお花ばかりやってる人をTVのワイドショーでやっましたわ。
フラワーアレンジメントのデザイナーなんやろうけど、
亡くなった人のことを家族に聞いてイメージし、花を選び、色を選び、
祭壇のデザインをするんやそうです。

こういう「おくりびと」もいてるで~、ということやったんやろな。

それにしても金欠やのに、月末やのに、
またお金要りで・・・(泣)