おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

百歳たいそう

2010-07-31 22:31:39 | お仕事メモ


先日、草津市の某町内の公民館で行われてる、「いきいき百歳体操」を体験してきました~

この体操は、もともと高知市で開発されたものらしいんやけど、
とっても良い体操だからと、高知県から全国に広がって行われてるらしいです。
つまり、高齢者の間でヒットしてる体操、ちょっとしたブームかも? 

草津市は昨年から導入されて、現在は20あまりの地域のサロンや、
老人クラブなどで行われているそうです。

市の長寿福祉課の方が笑っておっしゃってました。

「私らでも、けっこうキツイですよ~。高齢者の方はすいすいやらはるんですけどね」

訪れた公民館には、約20人ほどの方が集まってました。
中央のテレビモニターに向かい、全員、パイプ椅子に座ってスタンバイです。

私も、パイプ椅子をお借りしてスタンバイ。
そうです。これは椅子に座りながら行うんです。

DVDに従って、準備体操からメインの筋力運動そして整理体操まで、
スルッとすると40分ほどの体操です。



教則DVDは、高知県で作られたのをそのまま使ってるらしいねんけど、
体操には無縁そうな?メタボちっくなお兄さんがモデルとして登場します。
その、親しみやすい風貌のお兄さんの声に従って、
高齢者の方々も声を出しながら頑張るんですね~

すべての運動は、「せーの、さん、はい!」とう声から始まり、
「いち、にぃ、さん、しぃ・・・」と数えながら1セットずつ行います。

写真は、数えながら足を伸ばして足首を上に突き出す運動をしてますが、
ふと見ると、黒いものが巻き付いてます・・・
これは、負荷です。おもりというか。
すごいでしょ。やる気満々やし~

おもりを付けた手足をゆっくりと動かすことで、筋力をつけるんですね。
各運動の前に、運動の効力とか目的とかを説明してくれるのでわかりやすいし、
「これをやったら、足が上がるようになるんやな」っていうのを、実感できるんですね。

週2回行うと、3ヶ月後には目に見えて効果があるらしいです。
長寿福祉課の人が3ヶ月目に、体力テストを行ってくれるのでわかるのですが、
何でも、続けることが大事。
皆勤で来られてる方は、来るのが楽しいとおっしゃてました~

「帰り道に、足が軽くなるんです」

そんなに、即効性があるんかいな?とも思うけど、
ま、病は気から。効果も気から・・かもわからへんし、
最高齢の87歳の方がおっしゃってました。

「ここで、みんなに会えるのがうれしい」

介護生活にならないために、100歳まで健康で長生きできるように、
今日も、各地で、「せ~の、さん、はい!」 が聞こえてるんやろな~


ヤンマーさん

2010-07-31 00:06:24 | 湖国日記


広がる田んぼの中に、ドイツ・ゴシック様式の尖塔を持つ建物があります。
通称ヤンマー会館。
高月町東阿閉(ひがしあつじ)の公民館です。

曇りかけた午後、近くまで行ったらとがってるからアングルに入りにくいし(苦笑)
逆光やし・・・相変わらず、うまいこと撮れてないけど、面白い建物でしょ。
こんな公民館て、ステキでしょ。

これは、世界のディーゼル王とよばれたヤンマーディーゼル創業者の山岡孫吉が、
この東阿閉の出身で、私費を投じて郷土に寄贈した建物です。
なので、ヤンマー会館と呼ばれてるんですね。

明治45年創業。ガス~石油と、発動機の製作で大きくなり、
戦後、ドイツでディーゼル博士と出会って、ディーゼル・エンジンの小型化に没頭、
昭和8年、小型エンジンの開発に成功します。



小型ディーゼルを開発するって、日本人らしいですよね。
なぜ小型なのかは、農家の四男に生まれた山岡さんゆえに、
過酷な農作業をしている地元の農民のために役立つものを作りたいと思ったようです。
湖北に工場を造って研究開発を行うんやけど、地元の雇用も促されるし、
エンジンが小さく軽量化された農機具は農家に役立つし、まさに、三方よし、
近江商人の生き方そのものですね~

昭和30年、ドイツの発明協会から、ドイツ人以外で初めて金牌を受賞。
なので、地域への恩返しの気持ちから、こういう建物を建てはったんでしょうね。
地元の人からは、「ヤンマーさん」て、呼ばれてたらしいです。

田んぼの中の、100軒ほどの集落にある、おしゃれな建物、
ライトアップもされるらしです。
どんな感じなんやろ~

観音さまだけやないねんね、高月町・・あ、今は、長浜市やった!


写真を縮小すると、壁のタイルがシマウマみたいになるんで(苦笑)
ひずみのない程度の大きさにしてみました。

そうそう、カメラは2週間前に購入した、カシオのデジカメ。
必要経費とは言え・・・・(涙)