
知り合いが誘ってくれたんで、旧志賀町のとある民宿であった、
「ほたる寄席」に行ってきました~
この時期に開催されるようで、旧志賀町出身の桂紅雀さんと、
桂吉弥さん、吉弥さんの弟子の弥太郎くんの3人がご出演でした。
紅雀さんは、同級生のお母さんという方が、ずっと、
地元で落語会「まんだら寄席」を開催して応援してはります。
こちらも、一昨年の秋に、行きましたけどね。
この「ほたる寄席」は、吉弥さんと紅雀さんで開催してるらしいんやけど、
会場の民宿が、吉弥さんの大学の落研時代に、いつも春合宿していたお宿で、
そのご縁もあって、来てくれはるみたいですよ~。
桂弥太郎 狸賽
桂 紅雀 向こう付け
桂 吉弥 狐芝居
中入り
桂 紅雀 宿替え
それにしても、地域の老若男女、いや、老老男女?
ぎょうさん、集まりましたねぇ~
中入りの休憩の時も、ぺちゃくちゃと、にぎやか、にぎやか。
中入り後の、紅雀さんが言うてましたよ。
「みなさん楽しそうで、私が出てこんでもええかと思いました」
ほんまに~~(笑)
前座の弥太郎くん、ウチの娘と同じ31歳やけど、なんか、だんだん、
師匠(吉弥さん!)に、体型も似て来てません~??
やっぱり、なんでも、師匠に似るからね。
紅雀さんは、ホンマに、師匠が時々出てきます。
毎回、この噺にこんなくだり、あったっけ?と思うような、
そんな、アドリブ? ネタ?が盛り込まれてますしね。
最初のネタは、読み書きが出来ない人が帳場をするという噺。
何度か、紅雀さんで聞いた噺やけど、似合ってますよね。
マクラでやった小ネタもウケてましたね。
「お前、ナニ書いてるねん」
「アニキに手紙書いてるねん」
「アニキに手紙って、お前、字ぃ書けへんやないかい」
「ええねん。アニキ、字ぃ読めへんし」
面白いです~
吉弥さんは、相変わらず人気者ですわ。
こちらでは恒例らしいけど、紅雀さん以上に拍手があるし。
猿之介に似てるって言われたとか、
民宿が、昔といっこも変わってないとか、
これは、なんべんも言うてましたけど。
4月に行った、伝統芸能会館でも言うてたマクラで、
奥さんとビデオの話・・・何べん聞いても面白いけど。
狐芝居は、一緒に行った友だちが喜んでました。
袴で出て来たから、芝居ネタかな、って言うて。
芝居ネタは、芝居を知ってる人の方が楽しめるやろうね。
でも、この狐芝居は、私ら聞き手もだまされた、ってオチやんね。
大部屋役者と思いきや、タヌキ、やってんし~
中入り後の、紅雀さんは、宿替え。
敷居ぐちヒモを掛けて、家ぐち担げへんわな、というとことか、
引っ越し先のお隣さんに、クギの話をし始めるまでの会話とか、
ホンマに、面白いですわ。
会場の、老老男女、どっちか言うと、女性の方が多いかな。
ホンマによう笑います。やかましいくらい(笑)
気になったのは、時々、ブーンて飛んでくる虫。
それと、後ろの方やったんで、前の席の人の頭とかで、
落語家さんの姿をちゃんと見られへんねんな。
前の人が動く度に、姿勢を変えねばならず・・・(苦笑)
それと、相変わらずのマナー違反。
知らんのやったら、教えてあげやんと、ねぇ。
でも、やっぱり、笑うのはええなぁ~