地元のことでも、まだまだ知らないことがあり・・・
守山市古高町の大将軍神社で
「華勧請」があるというので見に行ってきました。
「花勧請」とも書かれるけど、華というのは、こういうものです。
この「華勧請」は、栗東市上砥山の、
「山の神祭り」の行事の一つらしいです。
「山の神祭り」は五穀豊穣や山仕事の安全などを祈願するもので、
山の恵みを活用してきた村々に伝えられてきた神事。
金勝山の麓に位置する上砥山と、隣の町の古高と、
どう言う関係があるのかと思いますが、
どうやら、平野部にある古高など旧栗太郡の19の村が、
金勝山の「山の神祭り」の経費を持つ代わりに、
この神事で採られた樒を受け取ることと、
この山林での薪やシバの採取が許されたらしいんですね。
遠いのにね。
・・・車でも、20分ぐらいかかると思う・・・
というか、神事なのに、樒ってね。
神仏混合の名残のようです。
「山の神祭り」は旧正月一日(今年は1月28日)から
七日にかけて行われ、その年の当番の4人が、
初日に「ハナキリ」といって山で樒をとり、
翌日、「ハナクバリ」といって関係する村などに配ります。
古高では、3日目、4日目の二日間で「華」をつくり、
6日目に、神社に飾り付けます。
樒の葉を二葉にして切ります。
長めの縄6本と短めの縄8本を合わせて14本が一つ。
それぞれの縄に、長い方はハナ(樒の葉二枚)を4段に、
白い紙を3段につけ、短いほうは樒を3段、紙を2段つけます。
これを19本、閏年は20本つくり、神社内の楼門に12本、
閏年は13本つけ、中央には竹の輪を取り付けます。
残りは、鳥居、本殿や拝殿などに、一対ずつ取り付けます。
魔除け災難よけにつり下げられるようです。
華づくりから見に行ったのですけど、
餅米のワラを使って縄をなうらしいです。
柔らかくて丈が長いらしい。
作り方を書いてあるのを見せてもらいました。
昭和38年?
キレイな文字で、長さとか数とか書かれてますね。
寸法を合わせて、こういうワラを作ってました~
北の年寄り七人衆と、南の年寄り十人衆が作るらしい。
なので、ほんまに、元気な高齢の方ばかり・・・
この華勧請、11月の新嘗祭には燃やされるそうです。
それまでは、つり下げておくんですね。
ちなみに、上砥山の山の神祭り、調べたらなかなか面白いんですよ。
また、書いてみますね!
守山市古高町の大将軍神社で
「華勧請」があるというので見に行ってきました。
「花勧請」とも書かれるけど、華というのは、こういうものです。
この「華勧請」は、栗東市上砥山の、
「山の神祭り」の行事の一つらしいです。
「山の神祭り」は五穀豊穣や山仕事の安全などを祈願するもので、
山の恵みを活用してきた村々に伝えられてきた神事。
金勝山の麓に位置する上砥山と、隣の町の古高と、
どう言う関係があるのかと思いますが、
どうやら、平野部にある古高など旧栗太郡の19の村が、
金勝山の「山の神祭り」の経費を持つ代わりに、
この神事で採られた樒を受け取ることと、
この山林での薪やシバの採取が許されたらしいんですね。
遠いのにね。
・・・車でも、20分ぐらいかかると思う・・・
というか、神事なのに、樒ってね。
神仏混合の名残のようです。
「山の神祭り」は旧正月一日(今年は1月28日)から
七日にかけて行われ、その年の当番の4人が、
初日に「ハナキリ」といって山で樒をとり、
翌日、「ハナクバリ」といって関係する村などに配ります。
古高では、3日目、4日目の二日間で「華」をつくり、
6日目に、神社に飾り付けます。
樒の葉を二葉にして切ります。
長めの縄6本と短めの縄8本を合わせて14本が一つ。
それぞれの縄に、長い方はハナ(樒の葉二枚)を4段に、
白い紙を3段につけ、短いほうは樒を3段、紙を2段つけます。
これを19本、閏年は20本つくり、神社内の楼門に12本、
閏年は13本つけ、中央には竹の輪を取り付けます。
残りは、鳥居、本殿や拝殿などに、一対ずつ取り付けます。
魔除け災難よけにつり下げられるようです。
華づくりから見に行ったのですけど、
餅米のワラを使って縄をなうらしいです。
柔らかくて丈が長いらしい。
作り方を書いてあるのを見せてもらいました。
昭和38年?
キレイな文字で、長さとか数とか書かれてますね。
寸法を合わせて、こういうワラを作ってました~
北の年寄り七人衆と、南の年寄り十人衆が作るらしい。
なので、ほんまに、元気な高齢の方ばかり・・・
この華勧請、11月の新嘗祭には燃やされるそうです。
それまでは、つり下げておくんですね。
ちなみに、上砥山の山の神祭り、調べたらなかなか面白いんですよ。
また、書いてみますね!