おかんのネタ帳

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長浜曳山祭

2017-04-20 23:13:42 | 湖国日記
アップする記事が追いついてません~
先週の土曜日は、長浜まで行ってきました。
そう、15日は、曳山祭のいわゆる本宮の日ですからね。

子ども歌舞伎が奉納されるのは四山。
昨年、ユネスコ文化遺産に選択されたこともあり、
夕方の御旅所には、十三基全部が揃うそうです。
・・・残念ながら、その時間まではいられず。

着いたときに雨が降り出したので、
アーケードのある大手門通りで披露する、
今年一番クジをひいた、諫皷山(かんこざん)。



出し物は「花祭長浜城(歌劇フィガロの結婚より)」
サブタイトルもすごいけど(苦笑)
女好きな秀吉とねね、近習福江五郎が見初める腰元の鈴絵、
五郎に気のある年増の局葉山。
それぞれのやりとりが、今風というか、面白くて、
大勢の観衆から笑い声が~~
女形の子どもたちの美しさも相まって盛り上がりました。



五郎と鈴絵。



中央が豊臣秀吉。
五郎が見初めた鈴絵が気に入ってるらしい。
一番クジを引いた山なので、三番叟の披露から始まりました。



なんと言っても、キレイで、声もかわいい鈴絵ちゃん(右)
11歳の男の子やけど、色気もあるんですよね。
ねね様が好きという小姓の数馬(左)を演じる子は8歳。
名字が同じなので、どうやら、二人は兄弟かも?



女性好きな?秀吉がねねに戒められますが、最後に、

「長浜は今日は祭りじゃ、ユネスコ無形文化遺産に登録されたこともめでたい」

というようなことを言って、さらに場を盛り上げ、
みんなで踊って、という大円団でした。



青海山(せいかいざん)北町組
雨も上がって、天満宮までいくと、最後の山が奉納していました。
「伊勢音頭恋寝刀 油屋」 というお話。



後半の方しか見ていないのですが、
子ども役者が生き生きと演じていましたね。



福岡貢と油屋のお紺。

青海山が終わると、急いで大手道通りへ。
月宮殿(田町組)が、歌舞伎を披露していました。
出し物は、「本朝廿四孝十種香の場 奥庭狐火の場」。



花作り蓑作実は武田四郎勝頼と、八重垣姫。
お天気が良くなり、西日がまぶしそうでしたね。



これはラストの方です。
八重垣姫が兜を手にして狐の姿に変わったところ。
恋しい勝頼を救おうと、狐になって湖を駆けていくんですね。

もう一つの山を、見る時間がなくて~
良かったらしいですよ。
春日山(本町組)の「紅葉狩」。
キレイやったそうです~ う~ん、残念。

そういえば、雨が降ったときのアーケードで、
外人さんたちが曳山をひいていましたね。



ユネスコ無形文化遺産に登録されるだけあって、
グローバルですよね。

ちなみに、ユネスコ・・に登録されたのは
国内三十三の、「山・鉾・屋台行事」。
一番多いのは東海地方のようですね。あと、北陸。

姫路あたりにもあるけど、選ばれてないですね。
もちろん、県内では長浜だけ。

記念して、15日の夕方、御旅所には13基が勢揃いしたとか。
見たかったなぁ~

また、来年。
時間があれば、宵宮の夕渡りとか、本宮の朝渡り、
太刀渡り、翁招き、それに、戻り山も、見てみたいもんです。

祭りはいいですねぇ。