おかんのネタ帳

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怪談ばなし 第2夜

2018-09-27 11:56:26 | 演劇・舞台
先週、大雨の中、大庄家諏訪屋敷へ行ってきました。
「怪談ばなし 第2夜」、旭堂南青さんの講談です。

先月に続く第2夜、時間は1時間ほど早めでしたね。
大雨のせいか、前回よりは少なめ、30人あまりかな。



雰囲気はバッチリです!



この日の講談は、「四谷怪談」の序章。
お岩誕生のくだり、です。

お岩さんが生まれる前の凄惨な事件の話で、
そのお話の最後で、お岩さんが「オギャー」と生まれるのです。

そんなお話しがあったんですね!

凄惨な話なので、ほんま、コワイです~
前回の「江島屋怪談」よりも、コワイ・・・

谷又左衛門という御家人の一人娘の、つな、
下男の伝助と恋仲になるも、又左衛門に反対されて駆け落ち。
伝助は松平安芸守の足軽部屋に飯炊きの職を得て落ち着き、
やがて、つなは身ごもる。

安芸守が参勤交代で帰国したあと、
一人足軽部屋に残っていたのが高田大八郎。
かなり悪いヤツで、博打でつくった借金があります。

何も知らずに、飯炊きに出向いた伝助は、2階にある死体を発見。
大八郎が借金を取り立てに来た男を殺害したのだ。

「見られたからには・・」と大八郎に脅され、
三両で死体の始末を引き受けさせられる伝助。

死体を赤合羽に包んでかつぎ出すものの始末もできず、
気の弱い伝助は、あろうことが家に死体を持って帰ってしまう。

その死体に気付いたつなは、驚きのあまり子どもを産み落とす・・・
その子が後の、お岩なんやとか。

一方の、高田大八郎、悪いヤツですが、
蓄電して名前を変えて結婚。生まれた子どもが、
後の、田宮伊右衛門、なんですって。

いやー、南青さん、上手いですね。
上方の話ではないので標準語での語りですけど、





開始前、表に出て建物の写真を撮ってたら、南青さんにばったり。

「また来てくれて、ありがとうございます」のお言葉。

そして、そうそう・・と言いながら、
控え室から、これをもってきてくださいました。



先月、襲名のお祝いに地元のお酒を差し上げたので、
その返礼ということかな。
この秋、真打ちとなり「南龍」を襲名されるんです。

ありがたや、ありがたや~~

ちなみに、ファンクラブの南青さんを「囲む会」では、
襲名に合わせてグッズを製作したらしいです。
巾着とか、トートバック、扇子・・・とか。

襲名公演が、11月10日(土)のお昼にあるんやけど、
どうしようかな~~ 行けなくもないけど・・・
その日は森ノ宮ピロティで、
(私が応援する彼の!)あの舞台もやってるんですよね~
・・この日のチケットは取れてないけど・・・。

終演後は祝賀パーティもされるようです。

だんだん、大きな講談師にならはるなぁ~

初めてお目にかっかったのは8年ぐらい前、かな。
東門院の観音様の日、「まほろば茶論」でした。
ちょうど、主催者の取材をしてて。

その後、伊賀上野で講談があった時も行きましたね。

大阪へは、なかなか行くチャンスがないねんけど、
(他の落語会とか舞台では行くんやけど~ 苦笑)
案内人が南青さんという、戎橋商店街のクルーズに申し込んだら当選して!
友だちと一緒に乗り込んだら、すっごく、びっくりされましたっけ(笑)

あれは、もう、一昨年ですかね~??

時が経つのは早い~