9月に入り、ちょっと秋らしくなって来ましたね。
先週から始まってる学校もあるし、朝の道路も、自転車が多く走ってます~
学校に関係ないやろうに?車も多く走ってるような。
地元の小学校も今日から2学期のようですが、
明日は、台風が来るというニュース!
けっこう大きいらしいし、早いスピードでこの辺を通るらしい。
・・・今日は、太陽がサンサンですけど。
先週末は、義兄の法事がありましたが、
翌日は、大阪まで舞台を観に行ってきました。
「宝塚BOYS」です。
初演は2007年。
あの時も観に行きたかった作品なんですが、
その後も3度再演されて、今回も観にいけないかな・・
なんて思ってたけど、思い切って行ってきました!
2014年に創立100周年を迎えた宝塚歌劇団ですが、
その長い歴史の中に、かつて「男子部」があったそうです。
少女歌劇団に、男もいた!?
第二次世界大戦後、宝塚歌劇団の社長である小林一二三は、
舞台に出演させることを目的として「男子部」を作ろうと、
1期から4期に渡って男性を募集、
多くの男性が集まり、25人が合格。
彼らは、明日のスターを夢見てレッスンに励みました。
でも、少女歌劇団に男性を入れることには、
歌劇団の女性や周囲の抵抗があったようで、
彼らは稽古を重ねても、馬の足をしたり、コーラスをしたり、
他の舞台に出たりと、彼らが憧れた、
メインステージ、宝塚大劇場に立つことは一度もなく、
発足して9年後、「男子部」は解散しました。
その事実を知ったジャーナリストの辻則彦さんが取材し、
「男たちの宝塚~夢を追った研究生の半世紀」を発表。
それを原案として、この舞台が作られたのですね。
パンフに「男子部の夢はこの舞台に引き継がれた」という、
辻さんの寄稿があります。
それを読むと、この舞台の初演の時(2007年)、
取材を経て知り合った男子部の方が6人、
舞台を観に来られたそうです。
現在、ご健在なのは3人だけだそうですが、
今回も、観に来られたんでしょうか。
キャストを変えながら再演を重ね、今回は5度目の公演。
演出は鈴木裕美さんです。
・・・鈴木さんの演出の舞台は、以前、
「野に咲く花のように」を観ましたが、
細やかな演出をされるようですね。
パンフに、山西さんと愛華さんのトークが掲載されてますが、
「(鈴木)裕美さんは、役柄の設定は提示するけど、
あとはどうぞやって下さい、なんです。
そして、俳優から出てきたものをすくいあげていくんです」
山西さんはおっしゃってます。愛華さんは
「きちんと相手と向き合うことで、自分の中に、
今まで経験したことがない感情が生まれる、
裕美さんがそう話しをされたけど、その通りだと思います」
10月~11月に観に行こうと思っている舞台「二十日鼠と人間」も、
鈴木裕美さんの舞台なので、すっごく楽しみです~
今回出演の、男子部7人、知ってる若手俳優は、
CUBE所属の川原くんぐらいで、他は全く知らない俳優さん。
彼らを見守る歌劇団の社員の池田を、山西惇さん。
「相棒」のヒマ課長で知られてるあの方です!
何度も舞台で拝見させていただいてますよ~
彼らを見守るまかないのオバチャンに元タカラヅカの愛華みれさん。
山西さんも愛華さんも、今回から出演です。
大阪が大千穐楽やったので、カーテンコールで、
キャスト9人から、お一人ずつ挨拶がありました。
若い俳優さんたちは、みんな涙、涙で、
演出の裕美さんのことを話し、山西さんや愛華さん、
スタッフや観客に感謝の言葉を述べてました。
自分にとって、ターニングポイントになる作品だ、
宝物になる作品だとか、みなさん、そういうことを言うてましたね。
その様子を両端から笑顔で見ている山西さんと愛華さん。
山西さんは、挨拶でおっしゃってました。
「若いものたちが、最初のうちはもう、自分のことで精一杯で、
人のセリフが全く聞こえてなかったんですけどね、
それがだんだん、聞けるようになってきて、
ほんとに、若いって、素晴らしい!
ただ、まぁ、ボクら(愛華さんと)の稽古の時間も、もっとくれ~
とは、思ってましたけどね(笑)
できましたら皆さん、このメンバーでまた、この作品が上演できるように
それは、皆さんにかかってますんで、SNSとかで、よろしくお願いします」
キャストの笑いを誘いつつ、先輩らしいお話しでした。
愛華さんは、元タカラヅジェンヌらしく、
「もう一度、宝塚のことを学び直してるみたいでした。
忘れていたことを思い出したりして、私も、
もう一度、青春してるみたいな気持ちでした」
山西さん演じる池田が珠玉の言葉を言います。
「人生に無駄はないんだ」
宝塚男子部として、あの大劇場のステージで演じたかった彼ら、
解散の時に、結核で入院中の病院を抜け出してきた太田川が、
「戦争でも(片肺で)お国の役には立てへんかった!
自分は、なんのために生きてきたんや~」
というようなことを言うんですけど(正確やないかもですが)
涙が出てきましたね。
切ない男たちの青春グラフィティ。
ラストに、たっぷり、宝塚さながらのレビューが用意されてました。
みんなカッコ良かった~
男子と思えない?
まさに、タカラヅカ!っていうレビューです。
ファイナルは、華やかに羽をはおった彼らの、
♪スミレの花咲く頃、でした。
それを見て、なぜか、涙がこぼれましたね。
清く、正しく、美しく!
少女歌劇に憧れた男子が、ほんまにいたんや~
先週から始まってる学校もあるし、朝の道路も、自転車が多く走ってます~
学校に関係ないやろうに?車も多く走ってるような。
地元の小学校も今日から2学期のようですが、
明日は、台風が来るというニュース!
けっこう大きいらしいし、早いスピードでこの辺を通るらしい。
・・・今日は、太陽がサンサンですけど。
先週末は、義兄の法事がありましたが、
翌日は、大阪まで舞台を観に行ってきました。
「宝塚BOYS」です。
初演は2007年。
あの時も観に行きたかった作品なんですが、
その後も3度再演されて、今回も観にいけないかな・・
なんて思ってたけど、思い切って行ってきました!
2014年に創立100周年を迎えた宝塚歌劇団ですが、
その長い歴史の中に、かつて「男子部」があったそうです。
少女歌劇団に、男もいた!?
第二次世界大戦後、宝塚歌劇団の社長である小林一二三は、
舞台に出演させることを目的として「男子部」を作ろうと、
1期から4期に渡って男性を募集、
多くの男性が集まり、25人が合格。
彼らは、明日のスターを夢見てレッスンに励みました。
でも、少女歌劇団に男性を入れることには、
歌劇団の女性や周囲の抵抗があったようで、
彼らは稽古を重ねても、馬の足をしたり、コーラスをしたり、
他の舞台に出たりと、彼らが憧れた、
メインステージ、宝塚大劇場に立つことは一度もなく、
発足して9年後、「男子部」は解散しました。
その事実を知ったジャーナリストの辻則彦さんが取材し、
「男たちの宝塚~夢を追った研究生の半世紀」を発表。
それを原案として、この舞台が作られたのですね。
パンフに「男子部の夢はこの舞台に引き継がれた」という、
辻さんの寄稿があります。
それを読むと、この舞台の初演の時(2007年)、
取材を経て知り合った男子部の方が6人、
舞台を観に来られたそうです。
現在、ご健在なのは3人だけだそうですが、
今回も、観に来られたんでしょうか。
キャストを変えながら再演を重ね、今回は5度目の公演。
演出は鈴木裕美さんです。
・・・鈴木さんの演出の舞台は、以前、
「野に咲く花のように」を観ましたが、
細やかな演出をされるようですね。
パンフに、山西さんと愛華さんのトークが掲載されてますが、
「(鈴木)裕美さんは、役柄の設定は提示するけど、
あとはどうぞやって下さい、なんです。
そして、俳優から出てきたものをすくいあげていくんです」
山西さんはおっしゃってます。愛華さんは
「きちんと相手と向き合うことで、自分の中に、
今まで経験したことがない感情が生まれる、
裕美さんがそう話しをされたけど、その通りだと思います」
10月~11月に観に行こうと思っている舞台「二十日鼠と人間」も、
鈴木裕美さんの舞台なので、すっごく楽しみです~
今回出演の、男子部7人、知ってる若手俳優は、
CUBE所属の川原くんぐらいで、他は全く知らない俳優さん。
彼らを見守る歌劇団の社員の池田を、山西惇さん。
「相棒」のヒマ課長で知られてるあの方です!
何度も舞台で拝見させていただいてますよ~
彼らを見守るまかないのオバチャンに元タカラヅカの愛華みれさん。
山西さんも愛華さんも、今回から出演です。
大阪が大千穐楽やったので、カーテンコールで、
キャスト9人から、お一人ずつ挨拶がありました。
若い俳優さんたちは、みんな涙、涙で、
演出の裕美さんのことを話し、山西さんや愛華さん、
スタッフや観客に感謝の言葉を述べてました。
自分にとって、ターニングポイントになる作品だ、
宝物になる作品だとか、みなさん、そういうことを言うてましたね。
その様子を両端から笑顔で見ている山西さんと愛華さん。
山西さんは、挨拶でおっしゃってました。
「若いものたちが、最初のうちはもう、自分のことで精一杯で、
人のセリフが全く聞こえてなかったんですけどね、
それがだんだん、聞けるようになってきて、
ほんとに、若いって、素晴らしい!
ただ、まぁ、ボクら(愛華さんと)の稽古の時間も、もっとくれ~
とは、思ってましたけどね(笑)
できましたら皆さん、このメンバーでまた、この作品が上演できるように
それは、皆さんにかかってますんで、SNSとかで、よろしくお願いします」
キャストの笑いを誘いつつ、先輩らしいお話しでした。
愛華さんは、元タカラヅジェンヌらしく、
「もう一度、宝塚のことを学び直してるみたいでした。
忘れていたことを思い出したりして、私も、
もう一度、青春してるみたいな気持ちでした」
山西さん演じる池田が珠玉の言葉を言います。
「人生に無駄はないんだ」
宝塚男子部として、あの大劇場のステージで演じたかった彼ら、
解散の時に、結核で入院中の病院を抜け出してきた太田川が、
「戦争でも(片肺で)お国の役には立てへんかった!
自分は、なんのために生きてきたんや~」
というようなことを言うんですけど(正確やないかもですが)
涙が出てきましたね。
切ない男たちの青春グラフィティ。
ラストに、たっぷり、宝塚さながらのレビューが用意されてました。
みんなカッコ良かった~
男子と思えない?
まさに、タカラヅカ!っていうレビューです。
ファイナルは、華やかに羽をはおった彼らの、
♪スミレの花咲く頃、でした。
それを見て、なぜか、涙がこぼれましたね。
清く、正しく、美しく!
少女歌劇に憧れた男子が、ほんまにいたんや~
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