おかんのネタ帳

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コロナ禍のドラマ

2020-12-18 23:39:50 | ドラマ
最近、私がハマってるドラマが、読売TV系の「#リモラブ~普通の恋は邪道」です。
いわゆる、ラブコメなんですけど、これが今の、コロナ禍を逆手にとった?ドラマなんですね。

何と言っても、俳優さんたちがマスクで演技しているんですよ。
10月に始まったのですが、確かに最初は、観ているこっちが息苦しく、
役者さんの顔の半分がマスクで隠れてるので、もどかしくてたまりませんでした。

目の表情だけで演技する方もたいへんやったやろうな~と思うけど、
それでも、目の表情だけでけっこう伝わるんやな~とも思いました。

それに、だんだん慣れてくるんですよ。
だって、私たちの日常がまさに、あの通りなんですから。
コンビニに行ってもスーパーに行っても、レジは透明のシールで覆われてるし、
おそらく企業のオフィスも、皆さんマスク必須でお仕事をされてるでしょうしね。

さすがにドラマなので、時々、俳優さんたちがマスクを外してくれます。
家にいるシーンとか、食べているシーンとか。
とはいえ撮影中は、マスクにフェイスシールドで大変らしいですけどね。

そして何より、コロナを批判したり、悲観したりというドラマではなく、
あくまで、ラブ&コメディなお話になってるのが良いなと思います。
笑えるし、楽しませてもらってますよ。

このドラマ、脚本が水橋先生なんですよ。
そう、『スカーレット』を書いた脚本家さん。
元演劇少女で、上京して脚本家を目指した方!(先日書きましたね!)

その水橋さんが、出身地である金沢に貢献しようと寄稿しているのが『北國文華』という書籍。



『#リモラブ』のことを書いてるというので購入しました。

以前にも、この本をお取り寄せしたことがあります。
『スカーレット』を書き終えた後の感想を水橋さんが寄稿された時ですね。
その記事で印象的やったのは、脚本家として先輩の岡田恵和さんのラジオ番組に出た時の話。
(岡田さんは、朝ドラでは『ちゅらさん』『おひさま』『ひよっこ』を書かれました!)

ラジオ出演の前に、岡田さんとメールでやりとりされてたようで、
まだ『スカーレット』の放送が始まったばかりのころ(八郎が登場してないころ)
「八郎と言う役が視聴者に愛されて、岡田さんのラジオに松下洸平さんを連れて行くのが夢です」
そうメールしたんですって。

岡田さんが朝ドラ『ひよっこ』で、ヒロインの相手役の磯村優斗さんを売れっ子にしたように、
水橋さんも、洸平くんが活躍しますようにと願ってたんですね。
岡田さんも、その願いを叶えましょうって、おっしゃったらしいのですが、
結果、水橋さんの願いの上をいったというか、
洸平くんは単独で岡田さんのラジオに出演しました!
(今となっては、磯村くん以上の人気やないのん~??)

そんなエピソードを書かれてたので、今回も期待しました!
だって、『#リモラブ』には洸平くんが出演してるし、どう考えても、
洸平くんに当てて書いてるようなヒロインの相手役「青林」なんですもん~(笑)

タイトル「コロナ時代に書く『いま』 ドラマ『#リモラブ』執筆奮闘記」

波留さんをヒロインにドラマを書きませんか?という話があったのは、
『スカーレット』を執筆する前だったそうです。
(ドラマの企画って、早くから出るんですね~)
現実味を帯びたのが、『スカーレット」の放送が始まった頃で、
旧知のプロデューサーさんが大阪に籠っていた水橋さんを陣中見舞い。
その時に、相手役を誰にするかと言う話になり、水橋さんは「八郎」を紹介したらしいです。
まだ、『スカーレット』に登場する前で、プロデューサーさんはネット検索して、
「なんか昭和っぽい人ですね・・・」と言ったとか(苦笑)

「いいですよこの役者さん。すごくいいと思います。放送されたら必ず注目されますよ。
ブレイクしますよ、絶対に」

大阪で『スカーレット』を描いていた水橋さん。
当時はスカーレット一色だったから、力説したのも当然だと(笑)
・・・なんなら、照子も信作もいい俳優さんだと、べたホメしてたらしい~~

これから「八郎」が認知されるかどうかもわからない、
演じる洸平くんも、まだ海のものとも山のものともわからなかったのに。
この時、波留さん演じるヒロインの相手役に、洸平くんが抜擢されたんですって。

すごいな~~~ 水橋さんも、プロデューサーさんも!

そして、ドラマの企画が動き始めたのが今年の3月。
波留さん主演。今を生きる20代後半の女性の明るいラブコメディ。
でも、具体的に内容を決める段階で新型コロナが・・・

エンタメ界に激震でしたよね。
ドラマがつくれるかどうかさえ分からないような状況。
今を生きるのだから、コロナを避けては通れない・・・
みんなマスクをしてる、蜜を避けなけらばいけない、。
今の生活様式は以前とは違うよね・・・

もう作れないかもしれないという思いの中、プロデューサーさんが言うたそうです。

テレビドラマをなくしちゃいけないんですよ。
やらなきゃいけないんですよ。スタッフのためにも。

スタッフは撮影がないと食べていけなくなる。
自粛期間が長引けば長引くほど人々は閉塞感にさいなまれる。
そんな人々の心をほんの少しでもあたためるのが、テレビドラマだと。

コロナが収束しない今、その世界線で描くラブコメがこうして出来上がったんやそうです。

今季の他のドラマでも、さらっとコロナ後だという感じで始まったのもあります。
毎週見てる「姉ちゃんの恋人」もそうです。
1話で、新型ウイルスで・・という台詞とマスク姿が出てきたけど、その後は、触れず。
マスクはしてないし、飲み会はしてるし、くっついてるし、最終回ではキスも・・・(汗)

・・・とくに、お弁当屋さんのシーンは、コロナでなくてもマスクして欲しいところ。
マスクなしで台詞を言いながらお弁当を作るって・・・ちょっと違和感でしたね(汗)
・・・それでも泣けるドラマやけど~
(脚本が岡田恵和さんやん~~)

スタッフでも感染者が出たら撮影はストップするし、
高齢の役者さんはリスクが高いから使えないとか、本当に現場は大変そうです。

現場で脚本が書き直されることもあるようですね。

コロナ禍で、SNSで知り合った男女。
よもやま話で意気投合し、お互いを意識し始める。
やがてお互いが誰なのかを知り、生身で付き合うことに。
そうすると、お互いに言いたいことが言えなかったり、誤解したり、邪推したり。
近くなったのに、遠いところで悶々としたり・・・

SNSでの会話がナレーションのように語られるのも良い感じで。
波留ちゃん演じる上から目線な美々さんの心の声が、また楽しいのです。
波留さんのコメディエンヌぶり!(笑)

そして、洸平くん演じる誠実で鈍感な「受け止め男子」が、なんともまどろっこしくて。
優しいねんけど、頑固なところがあって、昭和感満載(笑)
・・・だから、当て書きされてるみたいで。

ラブコメやけど、毎週、いろんな感情をいただいてます。
ツッコミながら楽しんでます。

で、意外に? ダンナも一緒に見てるんですよ~~~(泣)

ドラマ見てニンマリしてる顔を、見られたくないですやん!!

ラブコメやで? サスペンスちゃうで?
10時からのドラマやで? 
歯磨きして・・・そうそう、もう、寝るのね~~~って思ったら、
磨いてから、また椅子に座るし!

もうええから、はよ寝て~~!

毎週、心の中で叫ぶ私。

そう言いながら、来週がいよいよ最終回!

一昨日(9話)の終わり方がね。
二人の気持ちがすれ違ってしまって~~(涙)
最終回前に、どうなるんよ~~

そしたら、久しぶりに水橋さんがインスタを更新。

#スカーレットファンの皆さん
#大丈夫です

ほんまに~?! 

ありがとうございます!(苦笑) 



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