おかんのネタ帳

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篠田の花火 その1

2012-05-05 22:42:57 | 湖国日記
「篠田の花火は、見た方がいいですよ~」 
その言葉に誘われて、行かねばと。
たまたまやってきた姉にその話をしたら、

「この時期に花火? ええな~。行く時、言うて~」

姉は自他共に認める花火好きなんです。
毎年、琵琶湖大花火を、あの人混みにもめげずに見に行くぐらいやからね。

でも、篠田の花火はフツウの花火大会とは違うんですよ。
近江八幡の篠田神社で行われる奉納花火。
国選択無形民俗文化財に選択されている、祭事なんですから。


とは言いつつ、夕飯の支度を早めにして、出かけました~。
周辺に駐車場がないらしいので近江八幡駅からタクシーで行こうかと。
でも、タクシーが出払ってたんで、少し待って路線バスに乗りました。
8時20分頃出発。上田まで180円。10分も乗ってなかったかな。
・・・同じような観光客?が10名弱乗ってましたね!

あいにくの小雨模様。
しかも、真っ暗なんで、篠田神社がどんなんかもわかりません。
みんなが歩く方向に向かい、露店がいっぱい並んでるところを横断、
やがて、大勢の人が集まってるらしい境内に。
境内のすぐ向こうに新幹線が通っています。

境内に、太鼓が響き渡ります。
町名が書かれた提灯をつるした大きな太鼓は、
雨よけにビニールがかかってました。
いくつかの太鼓が一斉にたたかれ始めました。

けして広い境内ではないけど、大きな松明が一基あります。
八幡まつりで見た松明と、同じような形ですね。

そして提灯をたくさん付けたもうひとつの松明をかついだ若者たちが、
境内を練りはじめます。

爆竹音がして、ひとすじの光が上空に上がると、
打ち上げ花火の始まりです。



真上にあがるからとにかくでっかくて、カメラに収まりにくい~

「おっきいな~!」

花火好きの姉は、それだけでテンション上げ上げ~!

打ち上げ花火の一つ一つに、
生産地、製作者、提供者の名前がアナウンスされます。
観客が空を見つめている間、もちろん、
花火の下では、若者たちの松明の練りが続いてるんですよ。







こういう場合、どうやって撮影してええかわからへんので、
とりあえず、一眼レフも、ちっちゃいデジカメも、オート撮影してます。
暗いから、押すスイッチもあいまいやからね・・・(汗)

時々間があくんやけど、どうやら、新幹線の通過待ちらしい(苦笑)

生産地名を聞いていると、宮城県など東北がいくつか。
・・・報道によると、被災地の花火業者から購入したのは6発らしい。
中国製もいくつかありましたね。

提供者の名前と同時に、「還暦記念」ていわれてる花火もありました。
さすが、奉納花火ですね~。
全部で、大小の花火が60発が打ち上げられたようです。

打ち上げ花火が終わると、若者たちが担いでいた松明も立ち上げられ、
境内に、2つの松明が並びます。



・・・これがけっこうたいへんそうでしたよ。
長い竹を持った人が何人かかかって支え、各方向をロープで引っ張り、
やっとこさで立ち上げましたから。

さて、次は仕掛け花火です。
点火台から、ビューンと、火花のロケット?がロープを伝って流れて行き、
仕掛け花火に点火されます。



点火すると、一瞬でロケットはまた点火台に戻りましたね!



うまく撮れてないけど・・・スカイツリー、らしいです~



スカイツリーの横にもう一つ、金環日食、らしいです~ (笑)



スマホとかで撮ってる人も、多かったねぇ。
左手に見えてるのが、和火が仕込まれたボードです。

火が鎮火すると、続けて、同じ方向にナイアガラの滝です。





下にいると火の粉をかぶりそうですね。
のいてくださいって、アナウンスもありました。



さて、これが終わると、いよいよ、和火と呼ばれる仕掛け花火です。
これは、毎年、その年の話題になった時事性のあるものが描かれるとか。

これがまた、すごいものでした。
絵柄が浮かび上がるまでに、大がかりな?仕掛けがあるんですね。

「うわぁ~、なんや、これ~? え~っ! どうなってるんや~?」

とにかく、花火好きの姉が、もうやかましいくらいでした。


長くなったんで、続きは明日・・・






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